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【硬式野球】Team Clark(早法立)が逆転勝利!安達&吉鶴が無失点リレー 大島公一監督は三塁コーチャーとして存在感を発揮

北海道ベースボールウィーク2024
2024年9月1日(日)
エスコンフィールドHOKKAIDO

北海道ベースボールウィーク3日目、Team Clark(早・法・立)とTeam Penhallow(明・慶・東)の東京六大学オールスターゲームの一戦は5対3でTeam Clarkが勝利を収めた。

大島公一監督らと笑顔をみせる選手達

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
Penhallow 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 10 2
Clark 3 0 0 0 0 0 2 0 0 5 7 0

(Penhallow)山田(明大)、木暮(慶大)、渡辺(東大)、●渡辺和(慶大)、髙須(明大)ー小島河(明大)、杉浦(東大)
(Clark)伊藤樹(早大)、鹿田(早大)、安達、吉鶴、○吉野(立大)、小畠(立大)ー印出(早大)、𠮷安
【本塁打】
Penhallow:なし
Clark:1回・印出3ラン(山田)

戦評

8月30日から開催中の北海道ベースボールウィーク2024。3日目には「東京六大学野球連盟オールスターゲーム2024」が行われた。法大の選手も6名がゲームに出場した。

まず3番手として登板した安達壮汰(営4=桐光学園)は2回を投げて被安打1、無失点。低めを攻め、キレのあるボールで2つの三振を奪った。続いてマウンドに上がったのは吉鶴翔瑛(営4=木更津総合)。前日に続き登板した吉鶴は、打者4人を相手にし、2つの三振を奪う安定した投球を見せた。

安達壮汰

吉鶴翔瑛

 

野手では中津大和(営4=小松大谷)、武川廉(人4=滋賀学園)、昨日先制タイムリーを放った松下歩叶(営3=桐蔭学園)がスタメン出場し、途中からは代打で𠮷安遼哉(法4=大阪桐蔭)も出場。野手陣で本日目立った活躍をした選手はいなかったが、法大の6選手がエスコンフィールドHOKKAIDOを駆け回った。

武川廉

中津大和

𠮷安遼哉

さらに大島公一監督は三塁コーチャーとして活躍。試合前にはバッティングピッチャーやノッカーを務めるなどオールスターならではの光景も見られた。

大島公一監督

試合は、Team Clark先発の伊藤樹(早大3年=仙台育英)が初回に3点を失うも、その裏印出太一(早大4年=中京大中京)の3ランホームランで同点に追いついた。7回に相手のミスで2点を追加し、投手陣の踏ん張りで早大、法大、立大のTeam Clarkが勝利を収めた。選手達はエスコンフィールドHOKKAIDOでの全試合日程を終えたが、息つく暇もなく2週間後に開幕する秋リーグに向けて練習を続ける。

インタビュー

𠮷安遼哉 主将

ーーエスコンFでプレーしてみて
テレビで見てた場所だったんで、入った時の感動はすごかったです。

ーー普段は敵の選手と同じチームになってみて
いつもは手強い敵なんですけど、やっぱり味方にいれば頼りになる選手ばっかりですごい楽しかったです。

ーー今日のチームの雰囲気は
すごいよかったですね。試合に出てない人が特に盛り上げてくれて、すごい楽しい雰囲気で疲れを感じなかったです。

ーー大島監督は三塁コーチャーでした
自分が打って思っいっきり腕を回させたかったんですけど(打てなくて)残念です。

ーー他大学の選手のボールを受けてみて印象的な投手は
今日じゃないんですけど、昨日ブルペンで外丸(東眞、慶大3年)を受けて、変化球の精度がすごくて勝つ投手だなっていうのを感じたので、そういうところを帰って共有したいなと思います。

ーー秋にはまた対戦があると思いますが
まあまあ相性がいいので、しっかりいいところで1本出したいなと思います。

ーーこの夏はアクシデントもあり一時期試合に出れていなかったが現在の状態は
1、2週間前くらい前復帰して、徐々にチームも勝ててきてるんで、負けてもしっかり収穫を得ながらリーグ戦にいい雰囲気で臨みたいなと思います。

安達壮汰 投手

ーーオールスターに選ばれた気持ちは
まさか自分がっていう気持ちです。リーグ戦に投げるかわかんない状態から始まったので。まさかオールスターに選ばれるなんて思ってなかったです。夢みたいです。

ーー高校の同級生・直井宏路選手(明大4年)との対戦は
対戦相手っていうのはわかってたので、どこかで対戦があるといいなって話してました。自分は投げるイニングがわかってて、直井と対戦できてよかったです。

ーーエスコンFのマウンドは
キャッチャーへの目線というよりかは、後ろを向いた時の景色が他の球場と違いました。

ーー今後の意気込みを
レベルの高い選手とプレー出来たので、それを秋のリーグ戦につなげたいです。

武川廉 内野手

ーー現在のコンディションは
リーグ戦に向けて、チームとしてしっかり勝てるように、 その役割を果たせるようにっていうところを目指してやっています。

ーー2年連続のオールスター選出でしたが
上手な選手が集まっているので、その中で2年連続もオールスターに出させてもらうっていうのことはすごく光栄なことですし、その中でも自分が他の選手とどういうところが劣ってるとか、どういうところを伸ばしていこうっていうのを客観視できるいい機会になったのかなと思います。

ーー他大の仲良い選手は
慶大の清原正吾選手には仲良くしてもらってて、このオールスターがきっかけで仲良くなった選手の1人です。私生活のことであったり、オフの使い方であったり。すごい選手なので、いい勉強になったと思います。

ーーエスコンFの印象は
1番新しい球場ですし、他の球場、日本にはないような球場のイメージだったので、実際に来てその広さであったり、 そのグラウンドの景色っていうのは、神宮とかであったり、他の球場とは全然違いました。ホームのロッカーとか、そういうところの規模が他とは違うと感じました。

ーー三塁ランナーコーチに大島監督がいたが何かコミュニケーションは
自分がサード回った時に、「ホームまで行けたんじゃないか」っていうのが、ベンチから出てたんですけど大島さんが止めてたんで、(大島さんが)「俺が悪い」みたいな、そういう感じの会話は交わしました。

ーー秋リーグに向けてひとこと
最後、4年生として集大成のリーグですし自分はもう最後なんで、 悔いのないように自分の力を最後まで出し切るっていうところにこれからも全力で取り組んでいきたいなと思っています。

中津大和 外野手

ーーエスコンFでプレーしてみて
めっちゃ綺麗な球場で、プロも使ってる球場でできたので とても自分の中で楽しかったです。

ーー六大学オールスターに選ばれた心境
自分の結果でも選ばれたので、そこは素直に認めて、また今日の経験を活かして頑張っていきたいと思います。

ーー前日のプロとの試合ですごいと思った選手は
プロ側やっぱりやっぱ全員ちょっとすごかったなと。体格もデカかったし、すごいなって思います。

ーーオールスターを通して絡んだ選手は
山縣(秀、早大4年)です。ショートの繋がりもありますし、いっぱい喋りました。

ーー守備で今日意識したことは
球場がやっぱりエスコンなので、いち早く慣れることを意識してやりました。風とか色々あったんですけど、 その中で自分で色々対応しました。

(取材、写真:矢吹大輔、盛岡惟吹、中山達喜、山口晴暉)

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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