• HOME
  • 記事
  • バスケ
  • 【バスケ】オーバータイムにもつれる激闘を繰り広げるも勝利ならず…/ 第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 第14節 対上武大学

【バスケ】オーバータイムにもつれる激闘を繰り広げるも勝利ならず…/ 第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 第14節 対上武大学

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 2巡目(2部)
2024年10月12日(土)対上武大@立教大学新座キャンパス
第14節の相手は上武大学。第3Qまで法大はリードを守るも、最終Qで相手の猛攻に遭い78-78と一気に点差を詰められ、試合のゆくえはオーバータイムへ。最後まで熱戦が繰り広げられたが、僅かに及ばず3連敗となった。

▲笑顔で言葉を交わす#0 杉信

試合結果

トータル試合結果

91
法政大学
21 1Q 11 93
上武大学
22 2Q 25
24 3Q 16
11 4Q 26
   13 OT  15  

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#7 本山 遼樹 PG 福大大濠 17 7 3
#18 八重沢 連 PF 八王子学園八王子 9 6 1
#23 堤 玲太 SF 九州学院 0 1 0
#25 鍋田 憲伸 PG 福大大濠 18 6 3
#75 柳田 大斗 C 國學院久我山 2 4 0

試合経過・日程(1巡目)

日付 対戦相手 結果
12 10/5 国士舘大 65-76 LOSE
13 10/6 青山学院大 62-83 LOSE
14 10/12 上武大 91-93 LOSE
15 10/13 埼玉工業大
16 10/14 東洋大
17 10/19 早稲田大
18 10/20 江戸川大
19 10/26 順天堂大
20 10/27 明星大
21 11/2 立教大
22 11/3 駒澤大

戦評

試合は上武大ボールからスタート。法大は試合開始直後から3Pのチャンスを多く作るも決まらず。そんな中、#7 本山がドライブでしっかりとレイアップを決めて、これが法大初得点となる。1Q残り6分としたところで変わって入った#0 杉信が力強くインサイドに切れ込みファウルをもらう。フリースローもしっかりと沈めた。どちらも流れを掴みきれない中、ここで#8 石田が2本連続で3Pを決め、法大の流れへと引き込んでいく。スクリーンを多用した攻撃でずれを生み、インサイド、アウトサイド満遍なく点数を重ねていく。1Q終盤に#25 鍋田がしっかりと3P決め、21-11と法大が10点リードで第2Qへ。

第2Q開始直後、上武大#35シソコにゴール下で連続得点を許してしまう。一方、法大は相手のファールでフリースローをもらう場面もあったが、思うように点数に繋げられない。そんな中でも、#7本山の3Pや#75 柳田のゴール下での得点によってなんとか10点差を保つ。しかし、上武大#1 髙橋を中心に展開された速いオフェンスに対応が遅れ21-27と一時6点差まで迫られる。ここで法大はタイムアウトを要求。タイムアウト明け、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで#0 杉信が落ち着いて3Pを決めることに成功。その後、法大も早いペースでのオフェンスを展開していく。#14 佐藤がドライブからファールをもらったのちフリースローで得点し、34-24と再び10点差に。法大は1Qから継続して粘り強いディフェンスを実行しており、上武大の思うように得点を許さない。その後も、#23 堤の力強いブロックや、#21 藤平のミドルレンジでのジャンプシュートなど良いプレーが光り、第2Qを43-36で終える。

▲福大大濠高出身のルーキー・#24 三輪

第3Q開始直後から#18 八重沢、#25 鍋田のスリーポイントシュートが決まり、勢いづく。その後も徹底的なディフェンスで相手のミスを誘う。ここで上武大はタイムアウトを要求。タイムアウト明け後も#7 本山がディフェンスに囲まれながらも力強いシュートで得点するなど徐々に差を広げていく。 3Q終了間際、 #8 石田のスティールからの速攻、スリーポイントシュートで完全に法政がゲームの主導権を握る。67-52と点差を15に広げ、第3Qが終了する。

第3Qのまま法政リードで試合が進むと思われた第4Q。しかし、開始早々相手#77 エポマのゴール下、#8 大澤のスリーポイントで2連続得点を許す。流れを断ち切ろうとしたが、相手の#8 大澤 #12 藤森にスリーポイント決められ点差が一気に4に縮まる。その後焦りからか、パスミスなど法大のオフェンスが一時乱れる。流れが相手に行きつつも、法大は相手にプレッシャーをかけるディフェンス、的確なパスまわしで#25 鍋田につなぎスリーポイントを決める。第4Q終了まで残り約1分、相手#77 エポマにゴール下で得点され、ここで75-75の同点に。その後も相手の#20 深谷のフリースローが2本決まり、ついに逆転を許してしまう。法大のタイムアウト明け、#7 本山のフリースローが1本決まり76-77。残り14秒。この1分で法大は3度目のタイムアウトをとり、逆転を狙う。相手にフリースローで得点され76-78となり緊張感が漂う中、最後は#25 鍋田がフリースローを2本確実に決めきり、78-78。両者粘り強い戦いで試合はオーバータイムへともつれる。

OTはまさに互角と言える戦いであった。上武大学の#36 小川のスリーポイントシュートで先制され、78-81とリードをされるも、法大も#0 杉信がレイアップを決めて応戦し、すぐに1点差に詰め寄る。両チームともに得点を重ねつつも、個人ファウルが増え、特に#0 杉信は個人ファウル4つ目で交代を余儀なくされた。試合がさらに進む中、#10 坂本が重要なスリーポイントを沈め、83-83と同点に追いつく。しかし、相手のフリースローやスリーポイントで83-88と差を広げられてしまう。ここで法大はタイムアウトを取り、反撃のチャンスを模索する。その後も両者の激闘は続き、終盤#7 本山がスリーポイントで91-93と2点差に追いつくも、試合はここで終了。法大は連敗を脱することができなかった。

(取材・記事:寺地愛歩、宮澤優里、髙瀬真帆)

写真提供=法政大学体育会男子バスケットボール部

▲#75 柳田

※今試合の選手インタビューはございません。

関連記事一覧