【バスケ】法大、第2戦で白星!昇格の行方は第3戦へ…/ 第100回関東大学バスケットボールリーグ戦 1部入れ替え戦 (第2戦)対明治大学
第99回関東大学バスケットボール1部2部入れ替え戦
2023年11月6日(水)対明治大@エスフォルタアリーナ八王子
2戦先勝方式を採用する入れ替え戦。初戦を惜しくも落とした法大は、この第2戦で勝利することが1部昇格の望みを繋ぐ絶対条件である。悲願の1部昇格へ、負けられない戦いが始まる!
▲#0 杉信イフェアニ
試合結果
73 法政大学 |
10 | 1Q | 19 | 57 明治大学 |
---|---|---|---|---|
28 | 2Q | 18 | ||
11 | 3Q | 12 | ||
24 | 4Q | 8 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#7 本山 遼樹(法3) | PG | 福大大濠 | 28 | 5 | 2 |
#18 八重沢 連(法2) | PF | 八王子学園八王子 | 0 | 3 | 0 |
#23 堤 玲太(文4) | SF | 九州学院 | 3 | 2 | 1 |
#25 鍋田 憲伸(法2) | PG | 福大大濠 | 24 | 5 | 2 |
#75 柳田 大斗 (営3) | C | 國學院久我山 | 4 | 3 | 0 |
法政大学ベンチ入り選手
選手名 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|
#0 杉信 イフェアニ(文3) | PG | 洛南 | 4 | 1 | 2 |
#8 石田 泰三(法4) | SF | 北陸学院 | 0 | 4 | 1 |
#10 坂本 温人 (現3) | PF | 法政第二 | 3 | 2 | 1 |
#12 北村 雄太朗 (法4) | PF | 光泉カトリック | ー | ー | ー |
#13 宇津木 雅樹 (法4) | SG | 國學院久我山 | ー | ー | ー |
#14 佐藤 正樹 (社3) | SF | 法政第二 | ー | ー | ー |
#19 境 碧空 (法1) | SG | 法政第二 | ー | ー | ー |
#21 藤平 皓成(営4) | PF | 正智深谷 | 5 | 4 | 1 |
#22 髙田 良太 (現1) | PG | 立花学園 | ー | ー | ー |
#32 菅野 汰樹 (人環2) | PG | 法政第二 | 2 | 2 | 0 |
試合経過
戦 | 日付 | 対戦相手 | 結果 |
---|---|---|---|
1 | 11/5 | 明治大学 | 53-63 LOSE… |
2 | 11/6 | 明治大学 | 73-57 WIN! |
3 | 11/7 | 明治大学 | ー |
戦評
第1Q。試合開始直後から明大が攻撃の主導権を握り、#60武藤の得点力が目立った。法大もフリースローで得点を返すものの、明大のディフェンスの堅さと効率的な攻撃に苦しむ展開が続く。終盤にかけて#32 菅野汰樹(人環2)や#75 柳田大斗(営3)がフリースローを着実に決め点差を縮めたが、10-19と明大にリードを許し第1Qが終了。
9点ビハインドで迎えた第2Q。開始30秒、#7本山遼樹(法3)がレイアップを決めると、続けて3Pを沈め点差を詰める。この直後相手に3Pを返されてしまうも、#21藤平皓成(経営4)がディフェンスに阻まれ体をぶつけられながらゴール下からのシュートを決める。少しずつ法大の流れになってきた第2Q残り5分、#25鍋田憲伸(法2)がコートイン直後に逆転となる3Pを決め、さらに明大からオフェンスファールを取ると会場は大いに沸いた。その後明大に得点を決められるも、#7本山がこのQで3本目となる3Pを沈め、#25鍋田はしっかりとフリースローを決め切り、シーソーゲームな試合展開に。第2Qも残り50秒、33-34で1点を追う法大は#25鍋田がカットからの速攻で得点を決め逆転するも、その直後相手に3Pを決められ2点ビハインドで最後のワンプレーへ。なんとかこのQで逆転したい法大。素早いパス回しからボールは#10坂本温人(現福3)の元へ。残り3.6秒、#10坂本の放った3Pは美しい弧を描きリングへと吸い込まれゴール。会場は歓声の渦を巻き、38-37と法大が1点リードで折り返しを迎える。
▲#25 鍋田憲伸
第3Qは法大の堅いディフェンスが光る場面が多く見られた。#75柳田のダイナミックなブロックや#10坂本、#25 鍋田のスティールなどで明大に簡単に得点を許さない。第3Q残り3分の場面で、明大の#60武藤にバスケットカウントを決められた法大は、42-47と5点ビハインドとし後半1回目のタイムアウトを選択。タイムアウト中のベンチでは#7 本山が積極的に声をかけ、仲間を鼓舞する姿も見られた。その本山がタイムアウト明けすぐ、ディフェンスの間を縫うドリブルからフローターを決める。そして残り30秒の場面で、#25 鍋田が同点となる3Pを決め、49-49で第3Qが終了した。
明大ボールからスタートした第4Qは先制点を許してしまうが、#10 坂本のアシストから#7本山のレイアップですかさず追いつく。#8 石田はこの試合無得点に終わったものの、ディフェンスやリバウンド、スタッツには残らない気迫あふれるプレイで4年生としてチームを引っ張る。その後は得点を重ねられない時間が続くも、ディフェンスで粘り、リードを守る。試合時間残り2分半の場面で、#7 本山が3Pを沈め、58-51で明大にタイムアウトを取らせる。タイムアウト明けは、両チーム入れ替え戦にかける思いがぶつかり合い、激しい展開となる。#7 本山がアンライクスポーツマンファウルを受け、フリースローを落ち着いて2本決める。さらに#7 本山はその後この日6本目の3Pを決め、点差を広げる。残り1分半でまたしてもアンライクスポーツマンファウルを受け、#25 鍋田がフリースローを2本決めて65-54とする。#0 杉信のレイアップが決定打となり、明大はタイムアウトを選択。タイムアウト明け、ファウルゲームを仕掛けられるものの、フリースローを着実に決め切り73-57で入れ替え戦第2戦を制し、明日の第3戦へと繋げた!
(取材・記事:髙瀬真帆、真中咲輝、紺野真帆)
写真提供=法政大学体育会男子バスケットボール部