【陸上競技】「後輩よ負けるな!」箱根復路の逆襲へ OB7名が魂の激励
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走
2025年1月2日(木)〜1月3日(金)
【往路結果速報 16位(5時間31分25秒)】
1月2日、第101回箱根駅伝往路順位はまさかの16位。総合5位を目標に掲げたが、シード圏にすら3分31秒の差をつけられた。1〜5区で区間順位1桁は0名と厳しい現実に直面している。
しかし217㌔メートル超のロングランはまだ折り返し。法大の強みは苦しい展開からの粘り強さだ。我々は総合6位獲得の100回大会、同7位の99回大会でオレンジエクスプレスの執念を目撃している。
法政大学陸上競技部の真価は今日、ここからだ。数時間後に迫る復路の逆襲に向け、直近2年のOB選手7名に激励メッセージをいただいた。
細迫海気(令5年度卒)
法政大学を応援してくださる皆さま、 そしてチームのみなさんへ。
過去3度、箱根駅伝にて 5区を走らせていただきました細迫海気です。
この2日間の為に皆さんはこの1年間本気で 準備をしてきたと思います。 私も実際に競技を引退して1年、皆さんの成長と 積み重ねてきた努力を肌で感じてきました。 私がこれまで見てきた法政大学は 復路に強いチームでした。 今年のチームもそうであると信じています。
まだ選手、チームスタッフ同様 我々もまだ諦めていません。 私含め、宗像世代は現地に散らばり沿道から 声援を送っています!頑張ってください!

当企画の立役者・細迫氏㊧。今大会往路では世羅高校時代からの後輩4区・花岡の給水担当を務めた。(写真は弊会OG提供)

昨年5区出走、細迫の往路ゴールシーン。区間8位の走りでチームを勢い付けた
宗像直輝(令5年度卒)
現地で応援しています!!!

昨年10区を走った元主将・宗像。猛スパートで総合6位を死守した
稲毛崇斗(令5年度卒)
僕は昨年まで一番近くで、みんなの努力、粘り強さ、そして仲間を思う気持ちをずっと見てきました。その姿は今では僕にとっての誇りです。
みんななら必ずやり遂げられる!頑張れオレンジエクスプレス!

往路の応援に駆け付けた稲毛㊨(写真は本人提供)

昨年9区を走った稲毛。区間6位と、復路のエース区間で最高の仕事をした
高須賀大勢(令5年度卒)
チーム法政全員でぶつかればきっとやれます!頑張ってください!応援しています🐰

一昨年10区を走った高須賀。同区間の法大記録は現在も高須賀が保持する
松永怜(令5年度卒、現JR東日本)

松永のメッセージ原文。「縦読みが重要」だそう
おくすることなく
れんしゅうの日々を思い出して
じゅうぶん走り込んで来たから
えんどうの皆の応援を追い風に
くるしい展開諦めず前を追えば
すぐシードラインは見えるはず
プライドを胸に
れいせいに、でも情熱を持って
すすめ!前を追え!えこぴょん

昨年2区を走った松永。定点記録では元東国大・ヴィンセント級の『松永ワープ』を披露した
内田隼太(令4年度卒、現トヨタ自動車)

内田からの直筆メッセージ(左はえこぴょん)

一昨年2区を走った内田。法政二高出身、生粋の「法政男」が区間8位の力走
中園慎太朗(令4年度卒、現埼玉医科大AC)

中園からの直筆メッセージ

一昨年9区を走った中園。今年のニューイヤー駅伝では埼玉医科大の6区を担った
偉大なOBらが教えてくれた箱根路のロマン、法大の強さを思い出していただけただろうか。
さあ坪田史上最強、最高の復路へ!
(企画:嘉藤大太)
取材協力:法大陸上競技部OB・細迫海気、宗像直輝、稲毛崇斗、高須賀大勢、松永怜、内田隼太、中園慎太朗。ご協力いただきましたOB選手の皆さまに心より御礼申し上げます。