下級生が中心となり臨む富士宮駅伝。この駅伝から法大のエースへと成長したランナーも多く、次期エースへの登竜門となっている。出走した6人全員が、先週の神奈川マラソンから連戦となる中、箱根駅伝出場校の中大、駒大、神大を相手に力走。この経験を糧に残りのロードシーズン、そして来シーズンへ弾みをつけていく。
下級生が中心となり臨む富士宮駅伝。この駅伝から法大のエースへと成長したランナーも多く、次期エースへの登竜門となっている。出走した6人全員が、先週の神奈川マラソンから連戦となる中、箱根駅伝出場校の中大、駒大、神大を相手に力走。この経験を糧に残りのロードシーズン、そして来シーズンへ弾みをつけていく。
総合順位 | 大学名 | タイム |
---|---|---|
4位 | 法政大学 | 1時間40分27秒 |
区間 | 区間順位 | 選手名 | タイム |
---|---|---|---|
1区 | 3位 | 平山櫂吏(社1) | 16分41秒 |
2区 | 4位 | 深田健斗(経1) | 15分01秒 |
3区 | 4位 | 原口照規(法3) | 18分08秒 |
4区 | 7位 | 加庭翔太(社1) | 20分01秒 |
5区 | 3位 | 加藤優弥(社2) | 14分45秒 |
6区 | 5位 | 池永航(スポ1) | 15分51秒 |
―今日のレースを振り返って
大学に入って初めての駅伝で、初めての下り区間だったんですけど、みんなと走れて楽しかったです。
―下りに対する恐怖心やブレーキをかけてしまうことはなかったか
凍結はなかったんですけど、前の駒大に抜かれてから走りが全然違くて、まだまだなんだなと思いました。(具体的には)下りに対する恐怖心ですね。練習を積んでいかないといけないと思いました。
―今年1年間は大学の距離への対応に苦労されたと思うが、その点は
自分が持ちタイム1番下で入ってきて、夏合宿ではA合宿に一度も入れなくてずっとB合宿だったので、次こそは箱根のメンバーに絡んでいきたいと思います。
―2年生となりトラックシーズンが始まる、トラックでの目標は
5000mで同期に追いつくために14分30秒をきって20秒台、10秒台を目指していきたいです。
―後輩が来年から入ってくる、今後の意気込みを
背中で引っ張れる先輩となり、箱根の予選会や全日本の予選会でチームに貢献できるようにがんばります。
(取材:松下天)
大学駅伝デビューの加庭。ここから逆襲の1年となるか。
―ご自身の走りを振り返って
連戦ということで、試合に特に合わせることなく、練習も落とすことなく、このまま走り込んでいこうと思っていたので、その中ではある程度まとめることができたと思います。
―レースでは単独走となったが
前がなかなか見えなくてきつかったんですけど、最後まで前を追う気持ちを持って、走れたと思います
―起伏のあるコース、感じたことは
(最初の1kmの)登りは上手く登れたんですけど、下りでスピードの練習をしていないのもあって、切り替えることができなかったです。
―冬季練習はどのような練習を
スピード練習は特にはやらずに、距離積みをしていました。ハーフに向けて長い距離を走っていました。
―その成果が神奈川ハーフで
神奈川ハーフでは自己ベスト(1時間03分50秒)でまとめることができたんですけど、実は神奈川ハーフを軸に立ててはいなくて。(3月の)立川でしっかり記録を狙う中でのペース走として出た大会だったので、良いタイムを出せてよかったです。
―来シーズンに向けて
自分が主力として箱根を走りたいと思っていて、そのためにもまずは予選会から主力の1人になれるようにがんばりたいです。
(取材:松下天)
神奈川マラソン自己ベストの加藤優。立川ハーフでの記録にも注目だ。
―今回のレースを振り返って
最悪でした。全然体が動かなくて。言い訳になってしまうんですけど、足の状態が良くなくて、チームの足を引っ張る形になりました。
―後ろから神奈川大学(B)が迫ってきていたが
とにかく後ろは気にせず、前を追うことを意識して走ったんですけど、思った以上に前が離れていました。
―入学して1年間が経った、成長したと思う点は
少しスタミナがついたかなと。1年間、故障はしなかったんですけど結果がついてこなくて、悔しい1年でした。
―来年からは後輩が入ってくる、どのような先輩に
しっかり私生活はもちろん、走りで見せていきたいなと。今、平山と福田(大馳)が結果を残しているので、2年生全体でチームを盛り上げていきたいです。
(取材:松下天)
悔しい走りとなった池永。この悔しさを糧に成長していく。