【バスケットボール】第19回東京六大学バスケットボールリーグ戦 対立大 終始リードを保ちリーグ最終戦白星!#75 柳田がリバウンド王、#32 菅野がチームMVP賞を獲得!
▼試合結果
⚪️法大 92{26-12、22-19、23-15、21-9}55 立大⚫️
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)、#14 佐藤正樹(社4=法政第二)、#32 菅野汰樹(人環3=法政第二)、#55 佐渡樹也(法2=中部第一)、#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)
戦評
第1Q。序盤は#7 本山が圧巻のプレーで会場を盛り上げる。まずは仲間からのパスを受け3ポイントを決めると、直後にはバスケットカウントでフリースローを獲得。フリースローは外れるも、仲間のリバウンドからすかさず3ポイントを決め、その後も続けて3ポイントを沈める。実に#7 本山はこのQだけで11得点を決める活躍を見せ、立ち上がりからチームに勢いをもたらした。その後も#75 柳田 、#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)、#96 松本 太希(社2=法政第二)、#31 西海土 成嘉(法1=北陸学院)が立て続けに得点。下級生の活躍も目立った第1Qは、26-12と14点リードで終える。
第2Q。#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)のゴール下へのパスを#14 佐藤が受け得点すると、法大は激しいディフェンスで相手のオフェンスを抑え、#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附属)が美しい弧を描く3ポイントを射抜く。#91 オディギェ の勢いはその後も止まらず、再び3ポイントを決めると、チームは盛り上がりは最高潮に。さらには#25 鍋田 憲伸(法2=福大大濠)の華麗なアンダーパスから#32 菅野 がシュートを沈めバスケットカウント。その後も立大の攻撃を防ぎ、終盤には#75 柳田 の豪快なダンクシュートも見られ、48ー31で第2Qを終えた。
19点リードで迎えた第3Qでは、#7 本山 がスティールでボールを奪うなど、法大は積極的なディフェンスで流れに持ち込む。中盤には、#25 鍋田がドライブで得点を重ね、#12 伊藤が相手ボールをカットすると、すかさず#32 菅野 が得点を決めるなど、一度も相手に流れを渡すことなく、71-46で立大との点差をさらに広げた。
25点の大量リードで迎えた第4Q。法大は素早いパス回しによるオフェンスで、立大のディフェンスを崩し得点を重ねる。#22 髙田 良太(現2=立花学園)のゴール下へのパスを、#37 石井 友人(文2=國學院久我山)が得点。試合時間残り5分には、法大の激しいディフェンスにより、立大のショットクロックを使い切らせる場面も見られた。その後は#22 髙田 が相手のボールをスティール、#99 小林 祐(文1=洛南)の豪快なブロックが炸裂。終盤には#77 住吉 大和(営3=中部第一)の3ポイントも決まり試合終了。六大学リーグ最終戦は、92ー55と素晴らしい成績で勝利を収めた!
試合後に行われた閉会式では、#75 柳田がリバウンド王、#32 菅野がチームMVP賞に選出された。今年度より着任した國吉アシスタントコーチに、#32 菅野のチームMVPの選出理由を伺った。
國吉 柾高アシスタントコーチ
#32 菅野については、私とヘッドコーチの佐藤、学生コーチの鈴木の総意で決定しました。
選出理由としては、攻守に渡る縁の下の力持ちとしての動きが非常に良かったためです。オフェンスでは、ロールプレイヤーとしてボールの保持時間は短いながらも相手のディフェンスの状況を判断し、イージーなスコアを作りだしていました。
チームオフェンスの潤滑油のような存在であり、決めどころでしっかりと決めてくれる安定感が六大学リーグ通して非常に良かったです。
ディフェンスでは、チーム1気遣いができることが評価できました。色々な場所で起こることを先読みして、イージーなスコアになってしまいそうな部分をしっかりとカバーし、チームディフェンスのコアの存在であったと感じています。
また、オンボールディフェンスでも相手にプレッシャーをかけ続けらる脚力も魅力的でした。オンボールでは、自慢の足と筋肉を使ったフィジカルなディフェンスを、オフボールでは、読みと気遣いで未然にイージーなスコアを防ぐ部分を評価しました。
このように、オフェンス・ディフェンスともに強烈な数字的なインパクトで、なくなくてはならない存在であったことがMVPの選出理由です。
▲國吉アシスタントコーチ
選手インタビュー
#77 住吉 大和(営3=中部第一)
ー六大学リーグを振り返って
個人としては、今課題とされているディフェンスの面でどれだけ表現できるかもそうですし、ディフェンスをやりつつ3ポイントっていう、自分の武器を高確率で決められるかっていうのを意識してやっていました。チームとしては怪我人が多い中で、今後の試合のローテンションの層を厚くするために、誰が上がるのかっていうのを意識した中で、声という部分を今はチームの課題として出されているので。そこをチームの共通認識として表現しようっていうのを課題としていて、そこをこの六大学リーグでどれだけできるのかを意識していました。
ーこのリーグで見つかった課題点
個人だと、疲れてきた時に声が出せていないところと、ワンプレーだけではなく、出ている時間を通して常に声を出し続けるところが課題として見つけれたのかなってところですね。チームとしては相手がいい流れになっている時に、ベンチも含めて自分たちでどう流れを切れるか、悪い流れを切れるかというのもそうですし、士気が下がらないように声掛けをするという課題が見つかったので、そこを改善していけたらと思います。
ー本日の試合で意識していたこと
出ているメンバーが後輩だったので、自分が引っ張るという意識を持っていて。試合が止まった時には、ハドルを組んで声をかけるのもそうだし、後輩がミスした時にどれだけ声をかけてフォローするかってところを意識していました。あとは自分も結果を残せるように全力でプレーできたんじゃないかなと思います。
ースプリングトーナメントに向けて意気込み
まだベンチに入れるかも決まってないんですけど、もしベンチに入って試合に絡めるようになった時は、今までに見つかった課題、同じミスを繰り返さないように、自分がチームにいい流れを持って来れるようなプレーが出来ればいいなと思います。
ーファンの皆様へ一言
いつも会場に足を運んでくださって感謝しています。ファンの人たちがいるからこそ自分たちも頑張れると思うし、保護者の方だったり、ファンの方だったり、支えてくれる人の思いがあるから自分たちもいつもバスケをやれていると思うので、感謝しています。
▲#77 住吉
#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附属)
ー個人のプレーを振り返って
前半はルーズボールとかリバウンドがあまり取れていなく、チーム全体で後半はもっと気持ちを入れてやろうと言われ、もう一回出てルーズボールやリバウンドで活躍できたのはよかったと思います。
ー六大学リーグを振り返って
一日目の早稲田戦を落としてしまったんですけど、そこから全体で気持ち入れてやろうってなって。そこから出だしのスタメン陣は良かったんですけど、スタメンじゃない人たちがもっと声を出さなきゃいけないのに全然できていなかったので、そこを残りの試合で修正できたのかなと思っています。
ースプリングトーナメントへの意気込み
まだ一年生なので、試合に出るかわからないですけど、出たらルーズボールとかリバウンドとか自分のいいところをしっかり出して頑張りたいと思います。
ーファンの皆様へ一言
これから法政で頑張って活躍するので応援よろしくお願いします。
▲#91 オディギェ プレシャス 恵