【硬式野球】堅実な守備とシュアなバッティングが光る中村騎士の目標は打率3割 打ち込みを経て改良されたスイングにも注目 (春季リーグ戦直前インタビュー⑫)
中村 騎士 選手
ーー現在のコンディションは
だいぶ試合も多くて疲れも溜まってるんですけど、その中でも自分でベストなパフォーマンスができるように意識して生活出来ていると思います。
ーーキャンプを振り返って
野球に打ち込む時間が多かったので技術面もそうですし練習量を多くできたことが自分の中で1番プラスになったかなと思います。
ーーキャンプでは大島監督からどのような指導を受けたか
特にバッティングの部分で自分はポイントが前になるってことがよくあったのでティーバッテングで指導してもらいそれを矯正できるように練習していました。
ーーオープン戦を振り返って
守備は自分の中ではできてると思ってるんですけどバッティングの部分で課題が多く見つかったので調整をしてきました。
ーー具体的にバッティングの課題とは
150kmを超えるピッチャーと戦った時に自分のスイングができてなかったり、打ち損じも多いのでリーグ戦までになくしていきたいと思います。
ーーオフシーズンで主に取り組んできたことは
ウエイトはほぼ毎日やっていましたが冬は守備を重点的にしていて、オープン戦が近づくにつれてバッティングの部分も少しずつ取り組んできた感じです。
ーー今シーズンにおけるアピールポイントは
安定した守備力っていうのは自分の持ち味であって、オープン戦も今のところノーエラーでこれているのでそれは自分で自信を持っていることなのでそこが自分のアピールポイントかなって思います。
ーー昨秋の熊谷陸(人2=花巻東)選手の活躍については
試合で勝つことが1番だったので、あれだけ打ってチームの勝ちに貢献していたのですごいなと思っていたんですけど、やっぱり自分がでて勝ちたい気持ちはあったので負けたくないっていう気持ちは強いです。
ーー対戦したい投手は
安田(虎汰郎、早大2年=日大三)です。
ーーその理由は
春のリーグ戦終わってからインスタとかで仲良くなったからですかね。東都の試合もたまに一緒に見に行ったりしてます。
ーー理想としている選手は
吉川選手(尚輝、読売ジャイアンツ)です。守備も上手くて、勝負強い打撃であったりチャンスメイクする部分を自分も参考にしたいと思っています。
ーー主にセカンドを守られることが多いですが他のポジションへの挑戦は
してみたい気持ちもあるんですけどセカンドを守ることが多いです。
ーーしてみたいポジションとは
サードですね。楽しそうなんで(笑)
ーー好守が光るプレーが多いですが守備において意識していることは
バッターを見て自分のポジションの所にどういう打球がくるかということを予測というか準備をしてるからこそイレギュラーな打球にも対応出来ているかなと思います。
ーー今季優勝するためには何が必要か
接戦の試合で勝つことがこのチームでいちばん大切なことだと思うのでひとつのミスだったりをなくしてワンチャンスをものにできるチームになれれば優勝に近づくと思います。
ーー今年は新一年生がオープン戦から躍動していますが
高校の時とは違い1試合終えても次の試合がまたあり、ミスした時も切り替えるなどのメンタルの切り替えは大事だと思うのでそこを意識してもらいながら一緒に頑張って行きたいです。
ーーこれから内野手の中心を担う選手となっていく上で大切なことは
練習の時から秀悟(今泉、キャ2=石見智翠館)とかは最近内野始めて分からないこと多いと思うので自分の意見を参考にしてもらったりだとか、内野全員で指摘しあいながらプレーしていければいいかなと思います。
ーーリーグ戦での個人的な目標は
まずはノーエラーで行くことと、3割くらいは打ちたいと思います。
ーーリーグ戦でのチームとしての目標は
チームはリーグ優勝、日本一というのは全員で言ってることなので達成したいと思います。
ーーリーグ戦に向けての意気込みを
リーグ優勝できるように自分に与えられた役割をこなしてチームに貢献したいと思います。
(取材:田部凌誠)
中村 騎士(なかむら・ないと)
経営学部1年・2005年7月29日生まれ
愛知県出身・東邦
171cm 72kg・右投右打
『1年時春季リーグより経験を積んできた堅実な守備が売りの内野手。冬場の期間では主にスイング面の改良に着手した。打撃面は低く鋭い当たりを飛ばす短距離ヒッタータイプで、ライト戦に飛んだ際は快足を飛ばし二塁を陥れる。』
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
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