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【硬式野球】俊足巧打の4年生外野手・浜岡陸は相手の嫌がる選手を目指す いぶし銀の活躍で法大を優勝へ導けるか (春季リーグ戦直前インタビュー⑮)

浜岡 陸 選手

ーー昨秋のリーグ戦を振り返って
けがもしていてあまり試合に出られなかったですが、何試合か出させてもらって4年生につながるシーズンだったと思います。

ーー主に代打での出場だったが難しさは感じていたか
六大学のピッチャーのレベルは高いというのを改めて感じました。

ーー秋のリーグ戦で感じた課題は
走攻守全てですね。体力も筋力も全部足りないと感じました。

ーーけがをしている間に、同期の松下(営4=桐蔭学園)選手がベストナインを取るなどしていたが、焦りはあったか
去年の2月にけがをしてしまいましたが、焦りは全くなかったですね。自分自身は(松下選手がベストナインを取ったことが)すごくうれしかったです。

ーー新体制になってチームに変化はあるか
法大は毎年甘いので、そういった所を松下が厳しく言ってくれています。とてもいい雰囲気でプレーできていると思います。

ーー外野手になったのは大学2年生からか
そうですね。(外野守備に不安はないか)毎日不安だらけです。ずっと飛んでくるなと思いながら守ってます笑。基本的に自分は守備が苦手なので、ずっと不安ですね。

ーー外野手に転向する際、受け入れられたか
喜んで外野手になりました。高校のときからずっと外野はやりたかったですね。たまたま大島さんから外野にいかないかと言われて、外野手になった感じです。

ーーオフシーズンは個人としてどのようなことを意識して過ごしたか
4年生になって自分のことだけではなく、チームのことも考えるようになりました。とにかく4年間で1度は優勝したいという思いで練習していました。あとは筋トレを頑張りました。昨秋のリーグ戦で筋力不足を痛感したので、重点的にはやりました。

ーーオープン戦での調子は
ぼちぼちですね。良いときもあれば、悪いときもある感じです。

ーーオープン戦で主に打っている打順は
3番か6番が多いです。(ポジションは)レフト守ってます。レフト以外できないので笑。足の速い下級生がたくさんいるので、センターとかは任せてます。

ーーご自身の強みは
進塁打を打ったり四死球を奪ったり、野球における仕事をしっかりできて、器用なバッティングができるところです。あとはバントも得意です。

ーー今春、法大で期待している選手
中村騎士(営2=東邦)ですね。守備がすごく上手くて、いつも守備を見ていてびっくりしています。あれはもうプロレベルですね。

ーー新入生の印象は
生意気な選手が多いですね笑。やっぱり時代を感じますね。(多くの1年生がオープン戦に出場しているが)それもあって仲良くなる機会が多いですね。

ーー高校の同期である東北福祉大の堀越啓太(4年)選手がプロから注目されているが、意識しているか
意識はしてないですけど、活躍は見てます。元々プライベートでも仲が良いので、ずっと気にしてはいます。(この前の東北福祉大とのオープン戦で対戦はあったか)投げなかったので、対戦はなかったですね。でも話はたくさんしました。

ーー高校の同期では味谷大誠(現中日ドラゴンズ)選手もプロの舞台にいるが
同期の活躍を見たりはしますね。刺激になってます。

ーー対戦したい投手は
伊藤樹(早大4年=仙台育英)ですね。良いピッチャーと言われているので、対戦してみたいです。

ーー目標とする選手像やプロ野球選手はいるか
大島公一監督ですね。すごい選手のことを思ってくれているので、監督としても大人としても尊敬しています。

ーー春のリーグ戦でのチームの目標
絶対優勝します。

ーー春のリーグ戦での個人の目標
優勝に貢献できるプレーをします。数字より記録に残らない四球や進塁打を大事にして、相手にとって嫌な選手になりたいです。あとは松下だったり、熊谷(陸、人2=花巻東)といったすごい選手が返してくれると思うので、自分はそのような役割に徹したいと思います。

ーーファンの皆さんに一言
絶対優勝します。応援よろしくお願いします。

(取材:松野要)

浜岡陸(はまおか・りく)
法学部4年 2003年4月24日生まれ
兵庫県出身・花咲徳栄
175㎝73㎏・右投左打
『高校時代は遊撃手。法大では2年秋に外野手としてリーグ戦初出場を果たした。俊足を生かしたスピーディな守備、走塁に加え、高いミート力を活かし安打を量産する好打者。今期は四球やバントなど、相手が嫌がるプレーに徹し、チームの勝利を最優先に考える姿勢を見せる。』

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

【秋季リーグ直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】

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