【ラグビー】関東大学春季交流大会 対青学大 12トライを奪い今季初勝利!

関東大学春季交流大会
対青学大
2024年6月1日
青山学院大学緑が丘グラウンド

芦川海琉(4)

前半開始から3連続トライで始まり、リードを保ったまま計12トライを挙げ、今季初勝利となった。

試合結果

トータル試合結果

76
法大
47 前半 19 26
 青学大
29 後半 7

 

ポイント詳細

7/5 3/1
6/2 G 2/1
0/0 PT 0/0
0/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:福本亘2、福本耀3、小山田、三浦、嶋崎、炭竈、鈴木、北村、芦川  G:田中7、鈴木1

※得点は法大のみ記載

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学年 出身校
1 PR 守安史成 3 桐蔭学園
2 HO 花澤祐太 2 法政二
3 PR 澤村勇介 3 尾道
4 LO 三浦幹太 3 秋田中央
5 LO 山内滉太 3 昌平
6 FL 嶋崎汰星 4 法政二
7 FL 大沢空 2 秋田工業
8 NO.8 宮下晃毅 4 報徳学園
9 SH 小山田裕悟 4 桐蔭学園
10 SO 佐川一眞 2 専大松戸
11 WTB 福本亘 1 報徳学園
12 CTB 田中大誠 4 國學院栃木
13 CTB 炭竈柚斗 3 報徳学園
14 WTB 渡辺圭祐 2 中部大春日丘
15 FB 福本耀 2 報徳学園
16 Re 木本慶祐 2 尾道
17 Re 小野寺正太郎 3 目黒学院
18 Re 小笠原吉宗 4 大津緑洋
19 Re 森将太郎 1 國學院久我山
20 Re 弓良堅斗 3 桐蔭学園
21 Re 小林利仁 1 昌平
22 Re 鈴木颯太 3 秋田工業
23 Re 芦川海琉 4 法政二
24 Re 北村優 3 國學院栃木
25 Re 森田翔大 4 桐蔭学園
26 Re 立山一希 3 静岡聖光

 

戦評

前節の筑波大戦、後半スコアでは勝つことが出来たが、前半での点差に追いつくことが出来ず敗戦を喫した。
今節の青学大戦では、昨季チームの主軸として活躍したCTB炭竈柚斗(3)が復帰し、今季15人制で初先発となった。そのためWTBには福本亘(1)と渡辺圭祐(2)、これまでCTB/WTBとして起用されてきた福本耀(2)がFBとして先発し、今季初勝利を狙う。

前半開始から、青学大にキックで攻め込まれ自陣でのプレーを強いられた。そんな中、前半9分に青学大のラインアウトから展開されたボールを福本亘がインターセプトし、中央へトライ。前半18分にはマイボールラインアウトから展開していき、ラックからSH小山田裕悟(4)が作ったスペースに走り込んできた福本耀がトライ。続く22分にも敵陣深くからのラインアウトで福本耀がトライ。3連続トライで21点リードとなった。26分には青学大にトライを奪われるも、27分にラインアウトから福本耀がトライ。この試合で3トライを挙げた。30分にはキックオフからLO三浦幹太(3)が右サイドを駆け上がり、フォローに走っていた小山田へとパスが繋がりトライ。33分にはキック合戦からのこぼれ球を全員でチェイスし、ゴール前でターンオーバー。ラックからボールを持ち出した三浦がトライ、ゴール成功でリードを広げていった。その後、青学大にトライを返される。

FL嶋崎汰星(4)

FL嶋崎汰星(4)

前半終了間際の40分にFL嶋崎汰星(4)がキックをチャージし、そのままトライ。嶋崎はこのトライで慶大戦、筑波大戦に続く三試合連続トライとなった。前半は47-19と28点リードで前半を折り返した。

 

後半最初の得点も法大だった。ラインアウトからこの試合で復帰した炭竈柚斗がトライ。後半10分に青学大にトライを取られるも、25分には福本亘、38分鈴木颯太(3)、39分北村優(3)、44分芦川海琉(4)と4連続トライを奪った。試合が終わってみれば法大は合計12トライを奪い、76-26、今季初勝利となった。

インタビュー

田中大誠 ゲームキャプテン (4年、CTB、國學院栃木)

ーー今日の試合を振り返って
これまでの試合は入りが良くて、でもその後のミスで点を取られて、ずるずる良くない流れが続いていました。今日の試合は良くないミスで点を取られる場面がありましたが、その後に集中力を切らさず自分たちのペースに持っていく事が出来たので良かったなと思います。

ーー次戦に向けて
セットプレーからの動きはずっと練習していたので、アタックの面は良かったです。ディフェンスは自分たちのミスで3トライ取られてしまっているので、気を引き締め直して、全員で統一感・一体感を持って練習に取り組み、次戦も勝ちたいと思います。

CTB田中大誠(4)

炭竈柚斗(3年、CTB、報徳学園)

ーー今日の試合を振り返って
周りとコミュニケーションが取れて、オフェンスとディフェンスが良い感じにできました。あとは、自分自身の強いプレーである縦に抜けるプレーがしっかり見せられて、それがチームの前進に繋げられたと思っています。

ーー反省点を挙げるならば
ディフェンスの部分で少しコネクトが悪くて外が2枚余っているなど、危ない部分が多かったなと思います。相手のミスで自分たちの得点になる機会がありましたが、次はしっかりと自分たちの強みを生かして得点を取れるようにしていきたいです。

ーーセブンズ以来の試合は
きつかったですね(笑)。でもやっぱりラグビーが好きなので。楽しさの方が勝ったかなと思います。

ーーこれまでの試合をベンチで観ていて
あまりこれまでと変わらないとは思ってましたけど、BKのアタックが前に出れていない部分があったので。それで強いプレーを使わずボールを外に回していたので、しっかり最初に強いプレーを使って相手を引き付ける。コーチから「アコーディオンみたいな」と言われているんですけど、縮めて相手が寄ってきたら開くイメージで、それを繰り返すと点数を取れるという。それが出来たらなと思っていました。

ーーBKのアタックについて
空いているスペースにボールを運べたということが良かったですね。強いプレーでも、外に回すプレーでも、決め打ちじゃなくて外が空いてるから外に回すみたいな。外にスペースがなくて中にスペースが少しあるからそこを狙ってボールを運ぶというのことが出来たのが良かったと思います。

CTB炭竈柚斗(3)

福本耀(2年、FB、報徳学園)

ーー今日の試合を振り返って
流れ的にもほしいところや練習してきたところでトライが取れたので、アタックについてはチーム全体を通して良い所が多かったかなと思います。

ーー自身の活躍について
今日はFBでプレーするのが結構久しぶりで、高校でも大学でもしばらくやっていなかったので、公式戦でも初めてだったんですけど、ちょっとミスが多かったですかね。自分ができるところはできた、やらないといけないところはやれた部分が多かったんですけど、パスミスや小さいミス、ポジショニングのミスがあって失点に絡んでしまったのは反省点かなと思います。

ーーアタックの手応えについて
今日は結構個々で強いキャリーができて、しっかり外に回してトライを取れたのが大きかったかなと思います。

ーー兄弟での先発出場について
嬉しいですね(笑)。試合に出れて、一緒に試合に出場する機会も最近増えてきていて、以前は一緒に出場する機会が少なかったので、そういう面では嬉しいと思います。

左:FB福本耀(2) 右:WTB福本亘(1)

(記事:北川築来、インタビュー:堀川風和里、撮影:朝長亜依)

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