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【ハンド】第9戦 青山学院大 層の厚さを見せつけ入替戦へ向け弾みをつけた!  2025年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 

ハンドボール

2025年9月28日(日)
慶應義塾大学日吉キャンパス

前文

前戦の勝利で優勝を決め中迎える最終戦。相手は春季リーグ1位の青山学院大学。法大は普段とは異なったメンバー中心の戦いとなるが昨季引き分けに終わったリベンジを果たしたいところだ。試合は開始から法大のミスが相次ぎ相手に流れを渡してしまうとそこから少しずつ点差を離され10ー14と4点追いかける形で前半を終える。しかし、後半からミスを修正して実力を発揮し始めると相次いで連続得点が生まれ相手を圧倒して試合終了。33ー24で勝利し、リーグ戦最終戦を勝利で締めくくって見せた。

試合結果

トータル試合結果

33
法政大学
10 前半 14 24
青山学院大学
23 後半 10

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月31日(日) 上武大学 ⚫︎32-33 駿河台大学
2    9月6日(土) 都立大学 ⚪︎34-29 駿河台大学
3 7日(日) 国際武道大学 ⚪︎34-21 駿河台大学
4      13日(土) 駿河台大学 ⚪︎34-32 明星大学
5  14日(日) 文教大学 ⚪︎47-27 明星大学
6   20日(土) 慶應大学 ⚪︎33-30 慶應日吉
7   21日(日) 関東学院大学 ⚪︎36-22 駿河台大学
8     27日(土) 明星大学 ⚪︎37-28 駿河台大学
9    28日(日) 青山学院大学 ⚪︎33-24 慶應日吉

個人得点

加崎 …10点
伊東  …4点
瀧川 …4点
林 …2点
田原 …2点
山本 …2点
阿部 …2点
間 …2点
中村銀 …1点
田中 …1点
竹本 …1点
溝 …1点
山崎 …1点


前戦で優勝を決めたこともあり、あまり見慣れないメンバー中心で挑んだこの一戦。開始からつまづくかとも思われたがその心配を振り払うようにわずか36秒で#2加崎條一郎(社2)がチーム初ゴールを決めると、それに続くように2分には#22間和志(文4) がパスカットからのそのままゴールを決めて見せる。しかし、青学もこのままでは引き下がらない。法大のディフェンスのミスをつかれるとそこから流れにのせてしまい、前半折り返しの15分で3点差をつけられてしまう。このまま終わる訳には行かない法大は#14田原颯大(社1)が16分に7メートルスローを獲得すると大怪我から復帰した#53山崎翼(社2)が見事それを決めてみせチームの士気が上がり始める。そこからは終盤の25分に#15山本航司(スポ3)が点を決めるなど点は入るも点差が動かない展開が続きそのまま前半終了。10ー14と4点のビハインドで後半へ向かうこととなる。 後半は開始から#15山本 がゴールを決めてみせ流れをひきよせるとそのまま勢いに乗り#18伊東哲史(社3) が連続得点で同点ゴールを決め主導権を完全に握ってみせる。そのまま6分から#2加崎 が3連続得点を決め逆転に成功し、さらにはディフェンスでも相手にシュートを打つ隙を与えない固い守りをみせると、中盤からはチームが一体となり連続得点を重ねていく。終盤には1年生キーパーの#23村松佑宥(社1)が見事なセーブを幾度となく見せ、チームを鼓舞する活躍を見せる。その後も攻守において圧倒的な力を見せつけ33ー24で試合終了。普段のとは違うメンバーながらもリーグ最終戦を勝利で飾ってみせ、チームの層の厚さを感じさせる試合となった。

#14 田原颯大 選手 (社1) /トップ写真

#99 渡邊碧巴 選手 (スポ3)

#22 間和志 選手 (文4)


選手 インタビュー

加崎條一郎 選手 (社会・2年)

ーー今日の試合を振り返って

前半はミスが目立ってなかなか自分たちのやりたいこと相手のストロングポイントに当たりきれなかったり、普段できてることができないミスが重なって前半は負けてしまったんですけど後半は修正してミスを少なくしてこの点差で勝てたかなと思います。

ーーいつもとは違うメンバーで望んだ試合だったが

自分は基本スタメンででないことが多くて、本心悔しい部分もあるんですけど今日はスタートから出るってことで前半ミス目立っちゃったんですけど結果的にたくさん点取れて先週の試合で不甲斐ないプレーをしてしまったのでその悔しさを胸に今日は望んだ結果、いい結果に繋がったのかなと思います。

ーー改めて優勝の感想は

素直に嬉しいっていうのはあります。春リーグは2部は通過点だという気持ちで新チーム始めたんですけど2位に終わってしまったので秋リーグは絶対に優勝しようと望んで初戦落としてしまったんですけどチームが一丸となって優勝することができたのでホッとしたというのが1番です。

ーー立教戦に向けてチームで行なっていくことは

やることは変わらず自分たちのやるべきことをやってしっかりディフェンスから声出してオフェンスもミスなく行けば定期戦でも今年は自分達が勝ってるのでいかにミス少なく行けるかを意識して練習から取り組んで本番でいい結果出せたらなと思います。

ーー次戦に向けて意気込みを

絶対に勝ちます!それだけです。

 

高村昂生 アナリスト(経済・4年)

ーー今日の試合を振り返って

いつも試合に出てない選手を出してあげれたのはよかったという中で春リーグ1位だった青山学院にBチームで勝利できたのはチーム力の底上げの結果かなと思います。

ーーアナリストとしてのどのような役割を担っているのか

1番は試合に臨む時に歯車が回るように油をさすじゃないですけどズレが生じることがないようにする役割なのかなと思ってて、相手の分析をするだけじゃなくて自分達のどこが悪かったかなど自分達をメインに見てチームの勝利に貢献することが仕事だと思います。

ーー次戦の立教大学はどのようなチームだと捉えているか

シュート力は間違いなくありますし、キーパーがものすごく上手ですけど僕は法大の選手の方が上だと思っていますので勝ってくれるんじゃないかと思っています。

ーー法大は立教に対してどのように戦っていくか

ハンドボールで1番大事なのはミスしない事、雰囲気に飲まれずにミスをせずにしっかりと自分たちのやるべきことをやれれば結果はついてくるんじゃないかと思っています。

ーー次戦に向けて意気込みを

僕たち4年生としては最後のシーズンで後輩のためにも絶対1部昇格できるよう頑張りたいと思います。

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(記事  田部凌誠  )

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