戦評
セカンドリーグ2戦目の相手は明大。ファーストリーグでの雪辱を果たしたい法大にとって、絶対に負けられない一戦となった。
1Pは明大の鋭い攻撃に苦しむ展開に。立ち上がりから法大も果敢に攻め、互いに一歩も譲らない攻防が続いた。しかし14分、ペナルティを取られ数的不利な状況に追い込まれる。必死の守備を見せるも、16分、明大に先制点を許す。このゴールを皮切りにわずか2分間で3失点を喫してしまった。それでも1P終盤、法大は集中を切らさず相手の追加点を防いだ。
2Pでは、法大が立て直しを図る。26分、芹野泰良マックスナー(経1=Blyth Academy Online)の正確なパスに下山晃世 (文2=白樺学園)が反応し、見事に合わせてゴール。この得点で流れを引き寄せ、積極的に攻め込むが、明大の安定した守備を前に追加点には至らず。互いに集中した守備を見せ、一進一退の攻防が続き、このP法大は無失点で切り抜けた。
3P開始早々の41分、明大にゴールを許す。続く47分にも追加点を奪われリードを広げられると、流れは完全に明大ペースに。さらに51分、再び数的不利な状況から失点を喫し、厳しい展開が続いた。それでも法大は徐々にリズムを取り戻し、57分に金子輝叶 (人3=白樺学園)がゴールを決めると、59分にも連続得点を挙げて意地を見せた。しかし、終盤の怒涛の追い上げも実らず、試合終了。
ファーストリーグでは力の差を見せつけられた明大相手に、最後まで食らいつく粘りを見せた法大。次の試合の相手は東洋大。連敗を避け、再び勢いを取り戻すためにも、何としても白星を挙げたい重要な一戦となる。
選手インタビュー
90 下山 晃世

ー試合を振り返って
出だしは、攻められてはいたものの、キーパー中心に守れていたと思っていたが、やっぱりポンポンと決められて、それが敗因にも繋がったのではないかと思っています。
ーゴールシーンについて
下坪が頑張ってバックキープしてくれて、そこから(芹野)泰良がいいパスを出してくれたので、味方に感謝ですね。
ーファーストリーグでの明大戦と
先週の中大戦からファーストリーグと違ってやれているなという部分が結構あったので。次の東洋大戦ではちゃんと勝ち切れるようにもっと頑張っていきたいなと思います。
やっぱり最終的にはインカレ優勝っていう目標なので、秋も優勝を狙っていますが、インカレに向けてこの秋から準備していき、最後は笑顔で終われるように頑張っていきたいなと思います。