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【フェンシング】女子サーブル・男子エペ、決勝戦で健闘も惜しくも準優勝 全日本インカレ閉幕/2025年度全日本学生フェンシング選手権大会 5日目

2025年度全日本学生フェンシング選手権大会
2025年10月29日(水)
駒沢オリンピック公園屋内競技場

 全日本インカレ最終日は男子エペ団体と女子サーブル団体が行われた。
 男子エペでは準決勝までの厳しい戦いを制し、決勝進出。迎えた決勝戦の相手は関東インカレ準決勝で敗れた慶大。雪辱を期して挑んだ1戦だったが、あと1歩及ばず5点差で惜敗。準優勝という結果で大会を終えた。
 女子サーブルでは、個人準優勝の横田を中心に順調に決勝へと駒を進めた。決勝戦の相手は日大。関東インカレで苦杯をなめた相手だ。法大は序盤から順調に得点を重ね健闘を見せたが、最終的には6点差で惜しくも敗戦。男子エペ同様に準優勝で終え、日大へリベンジを誓った。
 今大会、法大は団体戦男女すべて決勝進出を果たし、個人でも男子サーブルで津森が優勝するなど多くの種目で表彰台に上がる活躍を残した。まさに法大フェンシング部の総合力と強さを改めて示し、全日本インカレは閉幕を迎えた。

試合結果

男子エペ団体

順位 選手名
1 慶応義塾大
2 法政大
3 立教大

女子サーブル団体

順位 選手名
1 日本大
2 法政大
3 早稲田大

写真館

表彰後の女子サーブルメンバー 左上から、岡田彩良(国1=加藤学園暁秀高)、鈴木凜(スポ2=法政二高)、後藤千里(法2=高松北)、駒路ひかる(文3=鹿児島南)、横田彩未(文3=法政二高)、鈴木暦(スポ4=法政二高)

表彰後の男子エペメンバー 左から、篠原功(法2=鹿児島南)、安井琥珀(文3=法政二高)、杉岡瑞基(文4=岩国工業)、今井瑠人(営1=埼玉栄)

ガッツポーズする男子エペメンバー

女子サーブル・岡田

男子エペ・杉岡

応援する法政フェンシング部員

選手インタビュー

男子エペ

ー今大会を振り返って
杉岡瑞基(文4=岩国工業):自分は個人戦があまり良くなかったですが、その分団体戦で頑張ろうと思えました。前回の関東インカレで慶応義塾大学と良い勝負ができて、今回も頑張ろうと思えましたけれど、自分の調子が初戦や中盤もあまり良くなかったで、次は全日本選手権で団体戦最後になるので、そこでは団体3連覇して締めたいなと思いました。
今井瑠人(営1=埼玉栄):個人戦はベスト8で調子が良かったですけれど、団体戦は先輩たちに託して応援やサポートに回ることにしたので、それを頑張りました。全日本選手権でも先輩たちの試合を最後まで頑張りたいと思います。
安井琥珀(文3=法政二高):自分は個人戦を出場することができなかったので、気合を入れて髪型も変えてきましたけれど、その中で団体戦は杉岡さんなどの4年生が全日本を選手権を除いて最後の試合だったので、絶対に優勝を目指していましたが、その中で負けてしまい、悔しい気持ちでいっぱいだったので、必ず全日本の団体で3連覇できるように努力していきます。
篠原功(法2=鹿児島南):団体戦2位になれてまずは嬉しいですが、初戦と決勝の試合があまり良くなかったのでしっかりそこを練習で直して全日本団体優勝します。

ーこれからの目標など
杉岡:自分は今年で引退になるので、団体戦においては全日本選手権3連覇。個人戦においてはベスト4を目指して頑張っていきたいと思います。
今井:先輩方と最後全日本選手権を優勝したいです。
安井:表の目標は全日本団体優勝で、裏の目標は全日本までの約1か月の間前髪を作ります・
篠原:全日本団体優勝と先輩方にプレゼントを渡したいです。

女子サーブル

ー全日本インカレを振り返って
鈴木暦(スポ4=法政二高):今大会は腰が痛かったのもあって私はあまり出れていなかったですけれど、個人戦悔しい思いをしたのでこの団体戦の1回戦の試合で思う存分やり切れました。自分自身が団体戦をみんなで戦っていくことが好きなんだということを改めて知ることができました。
駒路ひかる(文3=鹿児島南):今大会は4年生の鈴木暦さんがラストということで後輩としても優勝を目指して頑張っていきたかったですけれど、結果は準優勝という形になって、自分たち3年生の横田と駒路はまだあと1年あるので、挽回していきます。
横田彩未(文3=法政二高):今回は個人と団体両方2位ということで、どちらも優勝まであと1歩届かずで、悔しくて仕方ないのです。相手が4年生ということもあり、来年は抜けて、私が個人と団体両方で優勝を取れたらと思います。
後藤千里(法2=高松北):直前に首をけがしましたが、個人的にはそのおかげで無駄な動きがなくなって自分のベストが出せたかなと思います。
鈴木凜(スポ2=法政二高):団体戦は初戦の2回ぐらいしか出ませんでしたが、個人的には自分的には悔しい試合内容だったので反省して来年に活かしていきたいです。団体戦は先輩たちが頑張ってくれて、良い結果を残してくれて、試合も勉強になるものばかりだったのでこれからも活かしていきたいと思います。
岡田彩良(国1=加藤学園暁秀高):今大会では先輩たちが後ろについてくれたので、心強く戦うことができてすごく楽しい試合になりました。

ー準優勝という結果について
鈴木暦:やっぱり日大が大きな山場で、どうしても勝ちたかったという気持ちがありましたが、今までの試合を振り返るとここまで日大に点数を取れた試合はなかったのですごく良い経験になり、出場はしていませんが、すごく楽しかったなと思える試合になりました。
駒路:団体戦では日大に負けて準優勝ということが多い年になっていますが、点差的にはすごく今までで1番決めることができているので、あともう少しというところだったので、次こそはという気持ちです。
横田:(鈴木暦)先輩が4年生で、ずっと長くお世話になっていたので、先輩がいるうちにインカレを優勝したかったですが、団体で届かなくて、それが1番悔しいです。もう少しできたのではないかとどうしても思ってしまいます。それでも先輩の声が聞こえて最後まで戦い抜けたのかなと思います。
後藤:やっぱり悔しいですけれど、自分はベストは尽くせたので仕事はできたのかなと思いますが、やっぱり最後は勝ちきれなかったことが悔しいのでこれからも頑張ろうと思います。
鈴木凛:団体優勝したかったのはありますが、今までで日大とこんなに競った試合がなかったので悔しい部分もありますが、成長は感じられた試合だと思います。
岡田:結果は2位だったですが、日大と点差を詰めて戦えて、先輩たちのパワフルで技術的にもすごく感動して、自分の中で今後頑張っていこうという活力になった試合になったので、2位という結果でしたが、すごく良い結果だったと思います。

ーこれからの目標など
鈴木暦:最後団体戦1回と個人戦1回が残っており、とにかくベスト8を目標にして自分の中でやっていき、その中で怪我との調整をしながら練習をしていったり、最後に仲間たちと優勝をとれるように最後まで上を見続けて頑張っていきたいです。
駒路:今回個人で横田彩未が2位になって、私も悔しい思いをしているので、横田彩未と同期として2人で切磋琢磨と後輩たちを上に上げていって、良い結果をチームとして出していけるように頑張っていきたいです。
横田:まだ全日本選手権がこのチームで残っているので、全日本選手権に向けてまた練習していきたいですし、学生の試合は来年リベンジできるように目標掲げて頑張っていきたいです。
後藤:団体戦においてはここから先の大会を優勝を狙える実力がついきたので、これから優勝を目指して頑張っていきたいです。
鈴木凛:個人だとアンダー20の試合が最後になるので、そこで結果を残して、ベスト4に入りたいと思います。団体では自分はメンバーに入れていないので、メンバーに入れるように頑張りたいです。
岡田:全日本選手権がこれからありますが、自分は出られるかわからないですが、優勝を目指して頑張っていきたいです。

 

(取材・撮影:山鳥優里)

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