戦評
前試合の早大戦では見事逆転勝ちを果たし、流れに乗っている法大。初戦はファーストリーグ、セカンドリーグ共に敗北している明大。法大は明大へのリベンジを果たしにファイナルリーグ初戦に挑んだ。
1P、序盤から明大と激しい攻防を繰り広げる。その中で下坪丈馬(法1=清水)がリバウンドを押し込み先制に成功するが、明大のシュートがリプレー判定によりゴールに覆されて追いつかれる。その後パワープレー時に明大にカウンターされ、勝ち越しを許してしまう。終盤には追加点を許し、明大に2点リードを許す展開となり1Pが終了。法大は2Pに逆転を狙う。
2点ビハインドで迎えた2P。逆転を狙う法大は序盤から果敢にゴールを狙う。攻撃する展開が多い序盤だったが、明大に追加点を許してしまう。流れが明大に傾く中、北山堅士(法2=武修館)が反撃のゴールを決め、流れを断ったように見えたが、直後に点を返されてしまう。2P中盤に法大はパワープレー時に1P同様に点を許してしまう。その後もキルプレー時に点を許してしまうなど苦しい展開となり5点ビハインドで2Pを終える。このままで終わりたくない法大は3Pに反撃、そして大逆転を狙う。
1点でも奪いに行きたい3P、両チームのペナルティがあり4対4から始まる。明大に攻められる展開が多くなるが須田泰斗(営4=清水)の好セーブもあり3P中盤付近までは0点で抑える。しかし、中盤に追加点を奪われてしまう。法大もカウンターなどでゴールに迫るが、明大の好セーブや好プレーに阻まれ、ゴールが遠い。明大に追加点を重ねられてしまい、終盤に7点差をつけられる。7点差になったことにより、ランニングタイムとなるが北山堅士(法2=武修館)が本日2ゴール目となるゴールを決め、ランニングタイムを防ぐ意地を見せたが、その直後にまた点を入れられランニングタイムになってしまう。そのまま試合が終わり法大はファイナルリーグ初戦を惨敗で終える。法大は残りのファイナルリーグである中大、東洋大に向け苦しい敗北となった。
選手インタビュー
27 北山 堅士

――試合を振り返って
立ち上がりは割と良かったんですけど、まあ自分たちのミスからの失点が多くて、結局、連続失点が多くなってしまったので、結果的には大敗したんすけど次につなげられるいい機会だったかなと思います。
――好調の要因は
やはり日々の練習から一生懸命やっている成果が出たかなっていうのとチームメイトがいいところでパスくれたりとかがあるので、あとは自分が決めるだけでした。今日は2得点決めることができたので良かったと思います。
――秋リーグの明大との2戦からの印象の変化など
ある程度その相手のプレースピードっていうものが分かってきてるんで、あとはそこをどう守るかが鍵になってくるので、練習でそこを意識してやってって、このインカレでおそらく準決勝で戦うと思うので、そこでリベンジできたらなと思います。
――これからの目標
今日は1敗してしまったんですけど、次の中大戦、東洋大戦としっかり勝ち切って、インカレに向けていい試合にしていけたらなと思います。