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【ボクシング】男子F級・吉田、男子L級・尾上、初戦突破も無念の敗戦 2025全日本ボクシング選手権大会(女子Fe、男子F・L)

ボクシング

2025全日本ボクシング選手権大会
2025年11月25日(火)~11月30日(日)
ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)

アマチュアボクシング日本1を決める今大会。法大からは8名の選手が出場した。男子F級・吉田太雅、男子L級・尾上仁勇は1回戦をフルマークで勝利を収めるも、2回戦で悔しい敗戦となった。

試合結果

階級 名前 試合 結果
女子Fe 中川杏(文1) 1回戦 ● 2-3 船山乃亜(日大)
男子F 吉田太雅(文1) 1回戦 〇 5-0 柏木太郎(東農大)
2回戦 ● 0-5 岩井大地(東農大)
男子L 尾上仁勇(法2) 1回戦 ○ 5-0 山崎湊(拓大)
2回戦 ● 0-5 大園丈太郎(東洋大)
男子L 円谷健聖(営2) 1回戦 ● 0-5 篠田覇時(大商大)

 

写真館

フェザー級・中川杏(文1=九州学院)

フライ級・吉田太雅(文1=崇徳)

ライト級・尾上仁勇(法2=高松工芸)

ライト級・円谷健聖(営2=水戸桜ノ門)

戦評

女子Fe 中川杏

今大会、法大から唯一の女子選手としてフェザー級に出場した中川杏(文1=九州学院)は、初戦で昨年の全日本選手権2位である船山乃亜(日大)と対戦した。立ち上がりから中川は積極的に攻撃を仕掛けるも、相手リードのまま1Rを終了。2Rに入ると、相手の船山が距離を詰め、攻撃を仕掛けられる場面も見られたが、中川は精度の高い攻撃で流れを引き戻すことに成功し、ラウンドを互角に戻した。勝負の3Rも一進一退の攻防が続き、そのまま試合終了。2-3で判定が割れ、わずか1ポイント差で敗戦となった。

(記事:山鳥優里)

男子F 吉田太雅

フライ級に出場した吉田太雅(文1=崇徳)は大学生として迎えた最初の全日本選手権に挑んだ。1回戦では持ち味のステップワークと手数を活かし、序盤から距離を支配。相手の入り際を捉えるワンツーやフックでポイントを重ね、確実に判定勝ちを収めた。続く2回戦では、相手の強いプレッシャーにさらされながらも、最後まで耐え抜き応戦。判定で惜しくも敗れ、準決勝進出はならなかったが、全国の舞台で存在感を示した経験は、今後の成長に向けた大きな糧となるだろう。

(記事:飯沼美音)

男子L 尾上仁勇

ライト級・尾上仁勇(法2=高松工芸)の初戦は今春のリーグ戦でも対戦し、その時は5-0の判定勝ちを収めた山崎湊(拓大2年=福島)。試合は序盤から着実にポイントを取りつつ、3Rにはダウンも奪うなど、終始尾上が自分のペースで試合を進め、リーグ戦同様にユナニマス・デシジョンで勝利。2日後の2回戦の相手は昨年の同大会でフェザー級3位の大園丈太郎(東洋大4年=鹿児島城西)。試合は強敵相手に1Rからリングを背負い相手の攻撃を多く浴びる展開に。3Rではストレートをヒットさせるなど意地を見せるも、今大会ライト級3位となった実力者に完封され、2回戦で惜しくも敗退となった。

(記事:篠﨑勇希)

男子L 円谷健聖

今大会、ライト級に出場した円谷健聖(営2=水戸桜ノ門)。初戦の相手は篠田覇時(拓大)だ。序盤から互いに落ち着いた試合運びで、距離を取りながら攻撃の糸口を探る。しかし、攻撃がなかなか有効打につながらず、次第に相手のペースへ流れが傾いた。終盤にかけても流れを引き戻すことができず、そのまま相手ペースで試合終了。判定0-5で悔しい敗戦となった。

(記事:山鳥)

 

次回は後編、男子LW・LM・M・LH級の4試合の戦評を掲載します。また、選手インタビューも後日別記事にて掲載しますので、合わせて楽しみにお待ちください。

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