• HOME
  • 記事
  • 硬式野球
  • 【硬式野球】『破・覇・波』で悲願の天皇杯奪還へ! 第111代主将・藤森康淳は全身全霊で常勝法政復活に挑む(新幹部インタビュー①)

【硬式野球】『破・覇・波』で悲願の天皇杯奪還へ! 第111代主将・藤森康淳は全身全霊で常勝法政復活に挑む(新幹部インタビュー①)

 『破・覇・波』のスローガンを掲げ、47度目の天皇杯奪還を目指す法大野球部。常勝法政復活へ向け、新体制が始動した。今回は新幹部インタビュー第1弾として、新主将の藤森康淳(新営4=天理)選手のインタビューをお届けする。

2026年度新幹部

主将 藤森康淳(新営4=天理)
主務 佐藤瑛(新法4=法政二)
副将 片山悠真(新文4=八王子学園八王子)
副将 土肥憲将(新キャ4=鳴門)

幹部インタビュー

藤森 康淳 主将

ーー主将に就任した経緯は
昨年の夏頃から、大島(公一、監督)さんからキャプテンでいきたいと思っていると言うことをずっと言われていたので、そのつもりではずっといたんですけど。経緯としては、自分でも自分のチームを作って優勝したいなと思っていて、その意見は大島さんと一緒の意見だったので、もうやるしかないなと。3年生の時から、松下さんの次にしっかりとチームを引っ張っていけるように、去年からずっと思ってやっています。

ーー主将就任後に大島監督から何か言葉はあったか
「キャプテンを松下(歩叶、現・東京ヤクルトスワローズ)さんから引き継いで難しいことも色々あるだろうけど、いつでも監督室に来てくれていいからな。何でも言ってくれ」、「チームのことを考えすぎないでいいからな、まずは自分のことを大事にしてやってみてよ」と言っていただきました。

ーーこれまでの野球人生の中でキャプテンの経験は
小・中は一応キャプテンをやっていました。

ーーキャプテンとしての憧れ、もしくは参考にしている人は
やっぱり身近で見ていた松下さんじゃないですかね。今まで、今泉(颯太、令6年卒=現・トヨタ自動車)さん、吉安(遼哉、令7年卒=現・日本生命)さんと続いて来ていたんですけど、やっぱ自分の中でのキャプテン像というか、背中で示してくれたな、行動で示してくれたなと、ぱっと思い浮かぶのが松下さんなので。率直にかっこいいなと思ったので、松下さんじゃないですかね。

ーー副将の土肥憲将(新キャ4=鳴門)、片山悠真(新文4=八王子学園八王子)両選手とはどのような話をしているのか
土肥ちゃんは、元々チームのことを考えて、みんなにはっきり言えるタイプなので。やっぱりそういう選手はトップに置いておかないといけないと思ったので、土肥ちゃんに任そうと思って、土肥ちゃんにもそれを言いました。
悠真は、本人にも言っているんですけど、悠真が今年1年頑張ってくれたら、自分は優勝に近づくと思っているので。一応立場を持たして、もっと頑張って欲しいなという気持ちを込めて、悠真にしました。

ーー今季は投手の副主将がいないが、その点は
元々、神宮経験者が少ないというのと、一応ピッチャーリーダーというのを作ってるので。副キャプテンはピッチャーもいなくてはいけないと言う風に自分は思っていなかったので。ピッチャーリーダーを作ると言う形でやっていこうっていうチームの方針で。大島さんもそれで理解してくれたので、そうなりましたね。
(ーー投手リーダーはどなたが務めているのか)針谷(隼和、新営4=桐光学園)です。

ーー今年度の主務には法大史上2人目となる女性の佐藤瑛(新法4=法政二)マネージャーが就任。アナリストからマネージャーへという経歴だが、藤森選手から見てどのようなマネージャーなのか
本当に真面目に物事に取り組んでいて、素直な子やなっていう印象です。チームのことも、もちろんアナリストやったんで、野球のことに関してもしっかり選手と携われる立場だったので。選手の近くに居てくれるというところでは、マネージャーになってもいい働きをしてくれてるなと感じます。

ーー今年のチームスローガン『破・覇・波』はどのように決定したのか
まず幹部が数人いるんですけど。そのなかで、自分がスローガンにしたい案を1人1個ぐらいみんなに持ち寄ってもらって。結局自分の出した『破・覇・波』が他の子がちょくちょく出した内容も全部入っていたので、結局『破・覇・波』になりました。

ーースローガンの公式発表画像の文字はご自身が筆を執られたとのことだが、書道のご経験は
あれを書いてから「書道やってたんか」って結構聞かれるんですけど、習ってたとかはなくて。センスですね(笑)

ーー昨シーズン終了後にはけがをされていたが、どのようなけがで、いつ頃治ったのか
自分は結構シーズン後に走り込みをしていて、その中で太ももを肉離れしてしまって。結構重症で、3・4ヶ月治るまでにかかってしまって。ただ、この前まで鴨川キャンプがあったんですけど、そこではほぼ問題はなかったです。

ーーその鴨川キャンプを振り返って
多分、みんな個人の時間が取れて、すごく自分の課題に打ち込めた時間でもあったし、チーム練習もそこから本格的に始めたんですけど、すごくみんな同じ方向を向いて、チーム全員が入り込めていたと思うので。すごく良い10日間になったと思います。

ーー主将就任後に全体練習で変えた点はあるか
めちゃくちゃありきたりなものにはなるんですけど、練習の中での熱量というか、覇気というか。そういったものに物足りなさを感じていたので、そういったところから。それは調子うんぬんの問題じゃなくて、誰でもいつでもできることなので、今はそういうところに重きを置いてやっています。
鴨川の時はシートノックですかね。シートノックはピッチャー、内野手、外野手、チーム全員が揃ってできるところなので、そこで全員で一気に入り込んで、シートノックで出し切るぐらいの気持ちでやろうっていう。1つになれる練習だと思うので、シートノックに重きを置いていました。

ーー主将として過ごす練習のなかで自分自身の変化は
大きな変化は特にないですけど、足のこともあったので、けがが治ってからは足にしっかりと負荷をかけられる練習の量をこなしてきました。

ーー弊会のキャンプ取材時には内野用グラブを着けている姿もあったが、今後の主戦場としては
今少し内野の練習も久々に開始していて。もちろんチームの状況的にも外野が主にはなるんですけど。ただ、目指すところはプロの世界なので、やっぱり幅を広げるためにも。元々内野手(※高校から大学1年時までは主にセカンド)だったんですけど、内野はできるようにしておかないとというところで、チャレンジしているところです。大島さんとも話をさせてもらって、臨機応変に対応できるように、準備しておこうかなという気持ちで、今日もオープン戦の途中からセカンドを実際に守ったんですけど、鴨川もちょっと内野ノックを多めにやっていました。

ーー他の5大学の主将との交流はあるのか
今津慶介(慶大新4年=旭川東)は仲が良くて、飯とかも何回か行ってます。あとは、香西一希(早大新4年=九州国際大付)も高校の日本代表で一緒だったので、神宮でも喋ったり、交流のある仲ですね。ほかの子は喋ったことはあるんですけど、ご飯行ったりっていうほどの交流はないですね。

ーーチームとしての目標はリーグ戦優勝・日本一ということになるかと思うが、そこに向けての現状の課題は
やっぱり接戦を勝ちきれないところですかね。今オープン戦中なんですけど、どうしても自分の結果とか、そういうのに一喜一憂してしまって、チームの勝利のために自己犠牲できていないなという部分があるので。そういうところをもっと自分が同じ方向を向かせて、勝つためにはどうすればいいのかを考えなくてはいけないというのをチームとして持てれば、もっといい方向に向くと思うので。課題だったピッチャーも今頑張ってくれているので。冬にしっかりやってきた成果が出ていると思うので、それをしっかりいい部分は継続してもらって。バッター陣にはまだ実戦と自分たちがやってきたことのギャップが激しい選手がいるので、そこはあと1ヶ月半ぐらいで調整できたらなと思っています。

ーーご自身としての1年間の目標は
キャリアハイを残すのと、通算100安打(昨季終了時点であと28本)ですかね。ベストナイン、首位打者はもちろんですけど、主にはその2つです。

ーーキャリアハイということはシーズン安打記録更新も見据えているのか
そうですね。高いところを目指さないと、どんどん下に落ちていくので。目指すべきところは高い位置に置いておいて。ただ、結果だけは見ずにチームの勝利のことを考えてやっていけば、結果も必ずついてくると思うので。まずはチームのことを最優先で考えていきたいと思います。

ーー先ほど少しお話もあったが、今秋のドラフトへの思いは
もちろんプロに行きたい気持ちはホンマに人一倍あると思うので、この1年間は野球に集中できる1年間なので、悔いがないように毎日過ごしていきたいですけど、その前に大学生活で一花咲かせたいので、法政大学で優勝できればなと思っています。

ーー藤森選手が今年期待する選手は
土肥と片山ですかね。やっぱり同級生に頑張ってほしいですね。最後に4年生というのは結局キーになると思うので。4年間一緒にやってきて、すごく練習する2人なので、最後にいい姿を見せてほしいなと思います。

ーーファンの方へ向けて
いつも応援ありがとうございます。今年こそ天皇杯奪還、常勝法政を復活するべく、しっかり先頭に立ってチームを引っ張って行きたいと思います。自分自身も最後のシーズンになるので、全身全霊をかけて戦いたいと思いますので、これからも応援の程よろしくお願いいたします。

(インタビュー:篠﨑勇希)

藤森康淳(ふじもり・こうじゅん)主将
経営学部新4年・2004年8月10日生まれ
大阪府出身・天理
170cm68kg・右投左打
昨季成績:15試合 58打数 27安打 打率.466 5打点 1盗塁

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

 

関連記事一覧