【硬式野球】世界一の経験を法大へ スイング力向上で長打を追求する境亮陽 首位打者を見据え勝負の秋に挑む(秋季リーグ戦直前インタビュー⑤)
境 亮陽 外野手
ーー侍ジャパン大学代表選手選考合宿や直前合宿、WCBCを振り返って
日本の大学でトップレベルの人たちと一緒に野球をさせてもらいました。海外の代表チームとの選手とも試合をして、本当にレベルの高いところに参加をして、一緒にできたっていうところと、自分の力の現在地をしっかり知ることができたっていうところが、今回の合宿と大会を通して得られたことかなと思います。
(ーーどんな収穫があったか)
1番感じたのは、アメリカチームの150キロを超えるボールに対して、まだ自分は対応できなかったなと感じる部分が多かったということです。やっぱり代表のクリーンナップとかはそこに対応していたので、力のなさを感じました。
(ーー他大学の選手と交流はあったか)
特に仲良くなった選手で言うと、眞邉麗生(駒大3年=東邦)選手と林純司(慶大3年=報徳学園)選手です。下級生という形で参加したので、他にも3年生の方と合わせて仲良くさせてもらいました。
(ーー特に参考になった選手は)
黒田義信(東日本国際大4年=九州国際大付)選手と榊原七斗(明大4年=報徳学園)選手です。同じ左バッターのトップレベルの選手たちを見て、いい勉強になりました。
ーーWCBCで日本は世界一に輝いたが、この経験から得たものは
自分の経験的にも、なかなか優勝という形をあまり経験したことがなくて。今回この国際大会で先輩たちの力を借りながらも、優勝できたっていうところで、1番のチームになるということは素晴らしいことだなと思いました。これを大学に持ち帰って、自分たちの大学で日本一になりたいなという思いが強くなりました。
(ーー改めて大学生として世界という舞台に立ってみて)
高校の時にも国際大会は経験させてもらったので、その経験からスムーズに大学でも国際大会に入っていけたっていうのはすごい良かったところです。その中でもやっぱり高校と大学でまたさらにレベルが違ったところを目で見て感じることができました。
ーー関西遠征を振り返って
関西遠征では社会人チームや大学、どれもいいチームとやらせてもらって。自分たちのチームとしての現状の弱さと良かったところをしっかり見つけて、リーグ戦に向けてやらなければいけないことを明確にできたっていうところが1番良かったかなと思います。
(ーー今回の遠征で得たものは)
特に社会人のチームは、しっかり個人の結果を残しながら、チームとして求められているバッティングであったり、守備にしてもチームプレーの中でそれぞれ個人の強さというのを見られたという点が、やっぱり社会人のチームのすごさだったかなと感じました。僕たちのチームでもそういった個人の力が試される部分があると思うので、そこの個々の力というのを身につけていきたいなと感じました。
ーーこの夏重点的に取り組んだことは
この夏はしっかりとまず振り込むことを練習しました。バッティングフォームを見直したりとか、試合の動画を撮ってもらっているので、そこを参考にして修正をしていきながらやっていくことと、チーム全体として走塁意識を高めようというふうにやっているので、今回の夏は盗塁や1個先の塁を狙うというところを重点的に取り組みました。
ーー春季リーグ戦後のインタビューではフィジカルとスイング力強化を夏の期間の課題としてあげられていたが
春と比べてウエイトトレーニングもこの夏やっていけたんで、夏だったんですけど、しっかり体重を維持、増やしながら練習に取り組めたことでスイング力の向上にもつながっていると思います。
ーー守備や走塁の面に関しては
守備に関しては、六大学は足の速い選手が多いので、外野としてはそこで先の塁に行かれるのではなく止めるというところや守備範囲を広くするというところは永遠の課題になると思うので、そこはしっかりと普段の練習から積み重ねていくことが大事だなと思います。走塁に関しては、チームの作戦とかそういったところが大きくチームの点数に絡んでくるので、そこは怠らずにしっかりとリーグ戦でもやっていきたいと思います。
ーー現在のコンディションは
今はしっかりと実践と練習を積み重ねていけてるので、ここからリーグ戦に合わせてコンディション整えていくことが結果につながるかなと思います。これからの残りの短い日数を大事にして、リーグ戦に勢いよく入れるようにしていきたいです。
(ーー気温の高い中でオープン戦や練習が続くが、どのようにコンディションを整えているか)
今の時期に関しては、調子がいいとか悪いとか関係なく、自分の理想とする形に近くなるようなスイングを実践で意識していって、その中でヒットが打てたりとか打たなかったりというところを反省して、練習に落とし込んでいくことが大事だと思っています。特にコンディションを整えるということよりかは、しっかりと技術向上、体力向上に向けて取り組めていけたかなと思います。
ーーリーグ戦までに調整したい点は
リーグ戦が始まっていくと、速いピッチャーや左ピッチャー、右ピッチャー、変則のピッチャーであったり、いろいろな投手と対戦することになります。その中で今まで取り組んできたことをしっかりと崩すことなくやっていくことが大事になると思うので、取り組んできたことをしっかり体に染みつかせることが大事かなと思います。
ーー優勝に向けてカギとなりそうなカードは
春優勝した慶應戦が1番のカギになるかなと思います。チームとして春は1番強かったチームなので、そこに勝つことが優勝へのカギになるかなと思います。
(ーーそのカードで勝ち点を挙げるために)
1戦目勝つには渡辺和大(4年=高松商業)投手から打たないと勝つことはできないので、僕1人の力ではなく、チームとして渡辺投手をまずは攻略していくことと、大量得点取れるわけではないと思うので、守備を固めてチャンスを待っていくことがリーグ戦全体を通じて勝利のカギになると思います。
ーー後半戦で勝ち切るためには何が必要だと考えるか
リーグ戦の最後まで勢いで行くことはなかなかできないと思います。1週間空き週があるわけなので、そこの1週間でしっかりとチームの中で振り返りをして、次の試合にどうやって向かっていくかというのを、チーム全員の向きを合わせれば全カード同じような勢いでいけると思うので、そこをチーム全体として統一していくことが大事だと思います。
ーー今季対戦したい投手は
特にはいないので、各大学の1戦目に投げてくるピッチャーを攻略していきたいと思います。
ーー他大学で意識している選手は
德丸(快晴、早大2年=大阪桐蔭)、吉田(翔輝、明大2年=大阪桐蔭)、平嶋(桂知、明大2年=大阪桐蔭)、南(陽人、立大2年=大阪桐蔭)は高校の同級生なので、いつも試合に出ているかとか確認していて、その4人には絶対に負けないように意識してやってます。
ーー境選手からみて今季のリーグ戦のキーマンとなりそうな選手は
小川大地 (営3=大阪桐蔭)選手です。夏のオープン戦でずっと好調をキープしていて、レギュラーをつかみつつあるというところで、今回、秋のリーグ戦は出場する機会が増えると思うので、そこで結果を残してくれるんじゃないかなと思っています。
ーーリーグ戦で活躍を期待する選手は
吉田大吾 (キャ2=星稜)選手です。去年からもフレッシュリーグでは試合に出て結果も残してきていて、どこかしらでリーグ戦の出番はあるんじゃないかなと思います。同級生で頑張っているので、そこでは思い切っていってほしいなと思います。
ーー現在のチームの雰囲気は
リーグ戦に向けて実践を重ねてきて、チーム全体で取り組むことというのを全員で決めて、それに向かってしっかりとやっていけているので、チームの方向性が固まってきていると思います。それがリーグ戦に生きてつなげられるようにしていくことが、チームの雰囲気にもつながってくるんじゃないかなと思います。
ーー今季、ご自身の注目して欲しいポイントは
首位打者争いをしていきたいので、打率に注目して欲しいです。
ーー秋季リーグ戦での具体的な目標の数字やタイトルは
首位打者はずっと取りたい目標にしているので、毎シーズン首位打者争いに関われるように、試合にしっかりと合わせていきたいなと思います。
ーー入学時の目標である100安打達成や安打記録への意識は
100安打達成は目指しています。まだ先の話にはなると思うので、今回のリーグ戦では、春は23安打だったので、安打数や打点、ホームランなどでキャリアハイを目指してしっかりと取り組んでいきたいと思います。
ーー春季リーグ戦後のインタビューでは夏は長打力をつけるために準備していきたいとおっしゃっていたが
150キロ以上のボールを打ったりだとか、長打を打つためにスイング力を向上させるというふうに取り組んできています。場面に応じてしっかりと長打も打てる選手になっていくためにも、今回の秋のリーグ戦ではそういうところを狙いながらチームに貢献できるようにしたいなと思います。
ーーチームとしての目標は
リーグ戦優勝と日本一を取ります。
(ーーそのためにはどんなことが必要か)
もちろん勝ち続けることが大事だと思うんですけど、そんな簡単にうまくいくこともないと思います。1戦負けたとしても粘り強く戦って、次の日、次のカードでしっかりと切り替えて、全員で粘り強く最後まで戦えるチームになることが必要だと思います。
ーーリーグ戦に向けての意気込みは
去年の秋は個人的にも悔しい結果で終わってしまったので、今年の秋はしっかりと自分の成績も残しながら、チームの勝利を第一に頑張りたいと思います。
ーーファンの方々へ一言
今回の秋はチーム全員一丸となって最後まで戦うので、応援よろしくお願いします。
(インタビュー:川邊暖乃)
境亮陽(さかい・りょうや)
経営学部2年・2006年4月21日生まれ
岐阜県出身・大阪桐蔭
181cm79kg・右投左打
昨季成績:12試合 60打数 23安打 打率.383 0本塁打 12打点 1盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【秋季リーグ戦直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】
| 藤森康淳(営4=天理)主将 | |
| 片山悠真(文4=八王子学園八王子)副将 | |
| 土肥憲将(キャ4=鳴門)副将 | |
| 助川太志(グロ4=茗渓学園)投手 | |
| 針谷隼和(営4=桐光学園)投手 | |
| 古川翼(キャ4=仙台育英)投手 | |
| 菅井颯(営3=日大山形)投手 | |
| 櫻田朔(法2=青森山田)投手 | 【硬式野球】「投手から勝たせる」 進化を続ける右腕・ 櫻田朔は無失点&無四死球を目標に秋へ挑む(秋季リーグ戦直前インタビュー②) |
| 秋田康介(法1=大分舞鶴)投手 | |
| 富田櫂成(営1=帝京大可児)投手 | 【硬式野球】「チームに勢いを持ってくる」勝利を見据えた投球を追求する富田櫂成 夏の経験を糧に最多勝に挑む(秋季リーグ戦直前インタビュー④) |
| 井上和輝(法2=駿台甲府)捕手 | 【硬式野球】「勝てるキャッチャー」へ夏を通して成長を実感した井上和輝 自分の強みを生かしチームの勝利を追い求める(秋季リーグ直前インタビュー①) |
| 只石貫太(営2=広陵)捕手 | |
| 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館)内野手 | 【硬式野球】1打席に懸ける思いを胸に勝負強さを磨いた今泉秀悟 「チームを引っ張る声かけ」で頂点を目指す(秋季リーグ戦直前インタビュー③) |
| 熊谷陸(人3=花巻東)内野手 | |
| 中村騎士(営3=東邦)内野手 | |
| 小川大地(営3=大阪桐蔭)内野手 | |
| 境亮陽(営2=大阪桐蔭)外野手 | 【硬式野球】世界一の経験を法大へ スイング力向上で長打を追求する境亮陽 首位打者を見据え勝負の秋に挑む(秋季リーグ戦直前インタビュー⑤) |


