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【サッカー】まさかの退場者で後半10人に…それでも崩れず勝利をつかむ! アシスト&守備で躍動した佐藤凛音「全員で意思疎通できた」 第100回関東大学サッカーリーグ第13節

2026年9月27日(日)
JR東日本カップ2026第100回関東大学サッカーリーグ1部
第13節 法大-駒大 駒澤大学玉川キャンパスサッカーグラウンド

今季リーグ戦でここまで連敗を喫していない法大。阿部巧実(社2=明秀日立)がリーグ戦初先発を果たし、峯野倖(経2=市立船橋)もスタメンに復帰した。前半、佐藤凛音(スポ3=市立船橋)のクロスに大久保祐希(社3=東京ヴェルディ ユース)が合わせ、先制点を奪う。大久保にとっては今季リーグ戦初ゴールとなった。後半開始早々に退場者を出し、10人での戦いを余儀なくされると、相手に押し込まれる時間が続く。それでも、GK・DFを中心に全員が声を掛け合い、最後まで集中を切らさず1点を守り抜いた。混戦が続くリーグ戦で、貴重な勝ち点3を積み上げた。

▼試合結果

1
法大
1 前半 0 0
駒大
0 後半 0

得点者:大久保祐希

▼スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
12 GK ステイマンジョシュア草太郎 社2・ガンバ大阪ユース
4 DF 八十島陸翔 経4・鵬学園
19 DF 保田成琉 社4・阪南大高・湘南ベルマーレ内定
22 DF 佐藤凛音 スポ3・市立船橋
24 DF 畑野優真 経3・横浜F・マリノス ユース
6 MF 廣岡瑛太 社1・柏レイソル U-18
7 MF 松田悠世 社3・桐光学園
15 MF 峯野倖 経2・市立船橋
25 MF 阿部巧実 社2・明秀日立
29 MF 大久保祐希 社3・東京ヴェルディ ユース
27 FW 小湊絆 スポ4・ 青森山田 ・FC東京内定
サブメンバー
21 GK 竹内琉真 スポ2・北海道コンサドーレ札幌U18
3 DF 熊谷康正 現3・前橋育英
16 DF 長田涼平 経3・名古屋グランパス U-18
17 DF 田中恵大 経4・法政二・SC相模原内定
10 MF 前田康尋 現4・浜松開誠館
28 MF 池端翔夢 経3・柏レイソル U-18
8 FW 菅原太一 スポ3・浜松開誠館
13 FW 瀬尾凌太 スポ1・桐蔭学園
18 FW 髙橋宗杜 スポ3・川崎フロンターレ U-18

▼マッチレポート

終盤の連続失点で逆転負けを喫した日体大戦から中3日、法大は駒澤大学とのアウェイゲームに臨んだ。負傷などもあり、前節からは3枚の変更、阿部巧実(社2=明秀日立)らがスタメンに名を連ねたほか、田中恵大(経4=法政二・SC相模原内定)がメンバーに復帰した。

前半からロングボールを駆使した戦い方をする相手に対して、前節負傷交代の島田春人(社4= 横浜F・マリノス ユース)に変わってキャプテンマークを巻いた八十島陸翔(経4=鵬学園)と畑野優真(経3=横浜F・マリノス ユース)の両CBを中心に対応していくと、攻撃では峯野倖(経2=市立船橋)、廣岡瑛太(社1=柏レイソル U-18)、松田悠世(社3=桐光学園)らがうまくボールに関わりながら前進した。法大ペースで進んだ前半最初のチャンスは15分、中盤から左サイドに展開すると、ボールを受けた保田成琉(社4=阪南大高・湘南ベルマーレ内定)が左足でクロス、中で松田が頭で合わせるが、ゴール右に外れてしまう。その後もゴールに迫り続けると24分、再び中盤の配球から右サイドで佐藤凛音(スポ3=市立船橋)が抜け出すと右足でグラウンダーのクロス、ニアサイドに走り込んだ大久保祐希(社3=東京ヴェルディ ユース)が合わせて先制に成功する。その後も主導権を握りながら試合を進め、1点リードで前半を終える。

迎えた後半、追加点を奪いたい法大だったが、後半4分、廣岡のファールがレッドカードの判定を受けて、開始早々10人となってしまう。1人少なくなり、前半に比べて攻め込まれる展開が増えた法大だったが、相手のクロスボールに対してステイマンジョシュア草太郎(社2=ガンバ大阪ユース)が果敢な飛び出しからパンチングでボールを弾き返すと、八十島、畑野らディフェンス陣は体を張ったディフェンスで得点を許さない。選手を入れ替えながら集中した隙を見せない守備で試合を進め、迎えた後半アディショナルタイム、相手のロングスローの流れから最後はヘディングシュートを打たれるが、ステイマンがビッグセーブ。そのまま最後まで相手に得点を許さず、1-0で試合終了。リーグ戦再開後初勝利を飾った。

前節は終盤に一瞬の隙を突かれて勝利を逃したが、今節は1人少ない中でもネガティブにならず、集中した守備で完封勝利を収めた法大。柳沢監督が試合前に伝えた「自分らの力を一生懸命出す」が表れた試合だった。この勝利で勝ち点を18に伸ばし、混戦を極めるリーグ戦で6位に浮上した法大。関東制覇とその先の日本一を目指す戦いは続く。(永井大夢)

(取材:髙橋明日香、小棚木孝寛、渡辺香雛、永井大夢、本橋拓実、佐々木日向 撮影:髙橋、小棚木)

▼選手インタビュー

佐藤凛音(スポ3=市立船橋)

ーー試合を振り返って
前半、相手が結構蹴ってくる中で、自分たちのボール動かすとかボールつなぐっていうところで、自分たちの土俵でサッカーできたっていうところと、クロスからゴールっていうところでうまく先制点取れたっていうのが1番大きかったのかなって思います。後半立ち上がりに1人少なくなって、10人になってしまったんですけど。逆に10人になったからこそ全員で意思疎通できて、やること合わせられたりとか、相手は蹴ってくるサッカーだったので、1人少なくても、正直後ろがしっかりラインコントロールだったり、チャレンジ&カバーっていうところができていれば失点はしなかったかなと思っていました。その部分を、前節先制した形で逆転されたっていうところと、ラインコントロール1つのミスで失点したっていうところがDFライン1番感じていた部分なので、そこを今回の試合で活かせたっていうのが良かったかなって思います。

ーーアシストを振り返って
阿部(巧実、社2=明秀日立)が結構いいボール流してくれて、クロスも余裕ありました。中も見る余裕あって、中を見た時に祐希(大久保、社3=東京ヴェルディ ユース)が走ってきたので、もういいボールあげて、あと合わせてもらうだけだったので、楽なアシストだったかもしれないです。(笑)

ーー チーム内でJリーグ内定選手(例えば、同じポジションの櫻井稜(経4= 鹿島学園・栃木SC内定))もいる中で、どんな部分で存在感を出したいか
さく(櫻井)とか長田(涼平、経3=名古屋グランパス U-18)とか、スピードだったりとかっていうところで、自分より得した部分っていうのを持ってる選手が多い中で、自分はキックの部分だったり、守備のところだったり、細かい作業のところだったりというところで、目立たないかもしれないですけど、自分がチームが安定をもたらすとかだったり、今日のクロスみたいなところは他の選手に負けてはいけない部分だと思います。その部分で違いを見せるっていうところと、もっと攻撃に絡んで、今回初アシストなので、連続してアシストだったりゴールだったりっていうところを狙っていきたいなと思います。

ーーオーバーラップなど攻撃参加に積極的だが、攻撃参加する時に何を意識してるか
攻撃参加の時、サイドハーフの選手に(ボールが)入ったときに、できるだけ自分が行けるときはオーバーラップしようと思っています。
でも、今日みたいな相手だったら、リスク管理の部分も、1人余っていたらセンバが止めてくれたりとか、ボランチが止めてくれたりっていう中で、1番意識してるところで言ったら、タイミングのところです。サイドハーフに入るタイミングで動き出したら少し遅い部分もあるので、ある程度予測したりとか、試合の状況だったり、相手の立ち位置っていうのを見て、オーバーラップするのを意識しています。

ーー次の試合に向けて
今、リーグ戦一部混戦している中で連敗を避けて今日勝てました。次、中大でホームなので、中大は前期負けているので、同じチームに2敗はできないっていうところと、上に行くために連勝して、必ずチーム1つになってまた勝ちたいなっていうふうに思います。

(インタビュー:髙橋明日香)

畑野優真(経3=横浜F・マリノス ユース)

ーー今日の試合をふりかえって
今日の試合、前半はいい形というか、先制点を取って、自分たちの形ってところを出せたことと、前節は前半と後半でだいぶ試合内容違って、前半は自分たちのペースでつないで点を取れたんですけど、後半はもう相手に合わせちゃって、蹴るサッカーみたいになっちゃって、押し込まれて、自分のミスもあって負けちゃったんで、今回は本当に0で抑えるっていうところを意識して臨んだんで、後半退場などカードやファウルとかいろいろあったんですけど、なんとか0で抑えられたんで、とりあえず良かったかなって感じです。

ーー個人の出来栄えとしてはどうだったか
もちろん完璧って言われたら、完璧じゃないですけど、前節と比べて 1試合1試合急に成長するってないので、その 1日前を日々更新できるようになってて、その中で前節は 2失点して、自分のミスで失点したっていうところで、コーチとかスカウトの人からも試合中盤で集中の切れるところなど、結構指摘され、自分の弱さでもあったので、今日は最後の最後まで集中を保ってできたからこそ、0点め抑えられたんで、自分でいいって言っちゃったら終わりなんですけど、とりあえずチームの勝利に貢献できたんで、良かったかなと思います。

ーー相手はロングボールを多用した、シンプルなサッカーを展開してきたが、守備のときの心境
そうですね、自分は身長がないんですけど、自分でもヘディングはそんな簡単に負けないっていう自信はあるので、自分が相手の9番とかを抑えれば、やられることはないと思ってたので、緊張っていうより、自分の力を見せれるいい機会かなって思ってました。

ーーDFラインの強度や集中力について
4バックともライン上げ下げのところが前回の課題だったので、まだ自分一人がラインを上げすぎたりとか、バックのタイミング遅いってとこもあったんですけど、そこを中3日の練習の時に4年生中心でそういう練習とかして、意識付けをチームでやっいたので、それがうまく表れた、いい形だったなと思います。

ーー後期リーグ戦に向けて
順位が下から上まで差が詰まってて、まだ自分たちの優勝の可能性というのは全然残ってて、4年生と多くプレーするってなったらインカレってとこも見えてくるので、もちろん優勝を狙っていますけど、まず上位に入るってことが大事だと思うので、そのためにはやっぱ自分たちが0に抑えて、試合がスタートすると思うので、それは自分にベクトルを向けて、守備は絶対0で、どんな試合でも耐えて、1-0、2-0でしぶとく勝っていけるようにやっていきたいと思います。

(インタビュー:小棚木孝寛)

阿部巧実(社2=明秀日立)

ーーー今日の試合を振り返って
今日は駒澤に勝てたということで、とても収穫のある勝ち点3になったと思います。

ーーー右サイドハーフでの起用となったが、どのような気持ちを持って臨んだか
春人くん(島田、社4= 横浜F・マリノス ユース)が怪我をしたということで、その分で出ることになりましたが、自分の特徴は結構いろんなポジションできるっていうところがやっぱり自分の良さでもあるので、そういうところを評価してくれて、スタートで使ってくれたってことに関してはすごい感謝してます。
春人くんだったり、元輝くん(根津、経4= 前橋育英・FC今治内定)だったり、同期で言うと西館(優真、スポ2=尚志)と尾崎(芯太朗、現2=ジェフユナイテッド市原・千葉U18)など多くの仲間達が長期離脱している中でその人たちの分の思いまで背負って自分がプレーすることで、勇気を与えられたらなと思っていました。ゴールやアシストといった結果は残すことはできなかったですが、チームとしてしっかり勝てたことはよかったです。

ーーー右サイドハーフ阿部巧実としてどのような所を見てほしいか
あまり仕掛けるタイプでは無いですけど、サイドで起点を作ったりチャンスメイクをする所は自分の中での武器としてあるので、そういう所を見てほしいです。

ーーー次戦への抱負
中々手強い相手だと思うので、しっかりと一週間準備して少しでも勝てる可能性をあげれるように頑張っていきたいと思います。

(インタビュー:渡辺香雛)

柳沢将之監督

ーー前半を振り返って
いろいろな戦い方だったり、いろいろあるんですけども、まずはやっぱり選手に言ったのは、一生懸命力を出して、それで負けたらしょうがないと。 ただ力を出せなくて負けるともったいないから、まずは自分らの力を一生懸命出そうというところがスタートで、幸先良く点数を取れたので良かったですけど、途中で退場者が出てちょっと難しくなったんですけど、みんな最後まで集中して戦って勝てたことが良かったです。

ーー後半退場者を出した後の戦い方含めて選手に何を伝えたか
やっぱり一人少ないという意味では、その分走らなければいけないですので、そういう意味ではギリギリのところで戻るだったりとか、ギリギリのところで声をかけるだったりとか、そういったことができたことで勝利につながったと思います。

ーー水曜日のゲームからどういう準備をしてきたか
前回の試合も別に悪いわけではなくて、前半なんかすごくいいプレーをしていても、後半になってやっぱ集中力だったりとか、ちょっとしたところでやられた部分があったので、今日の試合は基本のチャレンジしてカバーする、味方のところを助ける、そういったところを徹底してやろうというところで、そういった声かけをしていました。

ーー次節に向けて
もう本当に大混戦なので、今回試合前に言ったように、自分らの力をしっかり出して、あとは結果がついてきますので、力を出せるようにまたしっかり調整して臨みたいと思います。

(インタビュー:永井大夢)

▼MATCH PHOTOS

先制点直後の様子

今節のゲームキャプテンを務めた八十島陸翔(経4=鵬学園)

小湊絆(スポ4= 青森山田 ・FC東京内定)は2戦連発とはならなかったが、存在感を発揮

▼試合後順位表※9月28日時点

順位 大学名 勝点 勝-分-負 得失点
1位 国士舘大 29 9-2-2 11
2位 日本大 23 7-2-4 2
3位 中央大 21 6-3-4 2
4位 東洋大 19 5-4-4 -1
5位 日本体育大 18 5-3-5 1
6位 法政大 18 5-3-5 -2
7位 桐蔭横浜大 17 5-2-6 0
8位 早稲田大 17 5-2-6 -1
9位 筑波大 16 5-1-7 1
10位 明治大 16 5-1-7 -4
11位 駒澤大 14 4-2-7 -5
12位 東海大 13 4-1-8 -4

▼日程と結果

節 日付 対戦校 結果 会場
1 4月4日 国士舘大 ●1−2 味の素フィールド西が丘
2 4月11日 明治大 △0ー0 法政大学城山サッカー場
3 4月18日 日本体育大 ●0ー1 日本体育大学 横浜・健志台キャンパスグラウンド
4 4月25日 筑波大 〇1ー0 フカガワみらいフィールド
5 5月2日 中央大 ●1ー2 味の素フィールド西が丘
6 5月5日 日本大 △1ー1 法政大学城山サッカー場
7 5月9日 桐蔭横浜大 ●1ー5 桐光学園多目的グラウンド
8 5月16日 東海大 〇2ー0 法政大学城山サッカー場
9 5月23日 駒澤大 〇3ー2 法政大学城山サッカー場
10 5月30日 早稲田大 〇2ー1 早稲田大学東伏見サッカー場
11 6月6日 東洋大 △1ー1 味の素フィールド西が丘
12 9月23日 日本体育大 ●1ー2 法政大学城山サッカー場
13 9月27日 駒澤大 〇1ー0 駒澤大学玉川キャンパスサッカーグラウンド
14 10月3日 中央大 ー 法政大学城山サッカー場
15 10月10日 明治大 ー 明治大学八幡山グラウンド
16 10月17日 桐蔭横浜大 ー 法政大学城山サッカー場
17 10月21日 日本大 ー 日本大学アスレティックパーク稲城 サッカーフィールド
18 10月24日 早稲田大 ー 法政大学城山サッカー場
19 10月31日 東洋大 ー 法政大学城山サッカー場
20 11月3日 国士舘大 ー 国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場
21 11月7日 東海大 ー 東海大学湘南キャンパスサッカー場
22 11月 日 筑波大 ー

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