【サッカー】第96回関東大学サッカーリーグ戦 第13節 法大1-2桐蔭大　久保のゴールで一矢報いるも　後期開幕戦を白星で飾れず。

後期リーグ途中経過

マッチレポート

二度の活動停止や開幕2連敗を経験するも前期を3位で折り返した法大。43年ぶりの栄冠にむけた勝負のリーグ戦後期がスタートした。今節の相手は桐蔭横浜大学。先月の対戦では髙橋馨希（社3=常葉大学附属橘）のゴールを守り切り1-0で勝利している。優勝に向けて弾みを付けたい後期初戦、スタメンには約1か月半ぶりに高嶋修也（経3=明秀日立）が復帰。GKには中川真（スポ3=徳島市立）が起用された。

試合は開始早々動く。2分、中盤から前線へクロスをあげられるとGK中川真が飛び出しキャッチを試みる。しかしキャッチできずこぼれたところを押し込まれ、先制点を与えてしまう。出鼻をくじかれる形となった法大だが果敢に相手ゴールへと迫る。5分、髙橋のスルーパスに中川敦瑛（経2=横浜FCユース）が抜け出すもシュートには持ち込めない。さらに20分、久保征一郎（経3=FC東京U18）が反転からシュートを放つも相手DFに阻まれる。その後はセットプレーを中心にチャンスは迎えるも決めきれず1点ビハインドで前半を折り返す。

同点に追いつきたい法大は後半頭から佐野陸人（現4=清水エスパルスユース）を投入し、攻撃の活性化を図る。しかし、50分ゴール前でセットプレーを与えるとその流れから失点し、痛恨の追加点を奪われる。2点ビハインドとなり攻撃の勢力を強めると54分、中盤でボールを受けた中川敦が前線へスルーパス。今野息吹（経3=三菱養和SCユース）が抜け出しペナルティエリア内に侵入するも相手の好守に阻まれる。72分、佐野のパスを受けた中川敦がターンで相手をかわすと中央で待っていた久保にパス。これを久保が冷静に押し込み1点を返す。その後も猛攻を仕掛けるが決定機を作ることは出来ず試合終了のホイッスル。あと一歩及ばず後期白星スタートとはならなかった。
（記事・二瓶堅太）

キャプテンマークを巻いてプレーした若林（写真提供：法政大学体育会サッカー部）