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【サッカー】第96回関東大学サッカーリーグ戦 第3節(延期分) 法大0-0筑大 粘り強い守備で無失点も攻撃陣が不発でドロー決着 勝ち点1獲得で5位に浮上!

2022年07月02日(土)
JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 1部 法大ー筑大

早大戦の勝利から2週間空いて迎えた今節の相手は筑大。勝てば上位浮上となる今節はスタメンに白井や中川真が起用された。開始早々試合は相手ペースで進むも、粘り強い守備で得点は与えずスコアレスで前半を折り返す。後半は法大が主導権を握り果敢にゴールへと迫る。しかし、相手GKの好セーブもあり最後までゴールを割ることが出来ず。0-0の引き分けに終わるも勝ち点1を獲得し、5位に浮上した。


3試合ぶりの出場ながらクリーンシートに貢献した白井
(写真提供:法政大学体育会サッカー部)

試合結果

トータル試合結果

0
法政大学
0 前半 0 0
筑波大学
0 後半 0

試合スタッツ

時間 経過 大学 選手名 得点経過
62分 交代 法大 揖斐俊斗→細谷航平
70分 交代 法大 髙橋馨希→吉尾虹樹
77分 交代 法大 中川敦瑛→青木俊輔
80分 交代 法大 若林龍→佐野陸人

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
1 GK 中川真 スポ3・徳島市立
2 DF 堀江貴大 社会4・昌平
14 DF 萩野滉大 現福4・名古屋グランパスU18
16 DF 今野息吹 経済3・三菱養和SCユース
20 DF 白井陽貴 スポ4・矢板中央
7 MF 若林龍 現福4・桐蔭学園
8 MF 渡邉綾平 経済3・前橋育英
15 MF 揖斐俊斗 経済2・柏レイソルU18
19 MF 髙橋馨希 社会3・常葉大学附属橘
26 MF 中川敦瑛 経済2・横浜FCユース
22 FW 久保征一郎 経済3・FC東京U18
サブメンバー
21 GK 近藤壱成 経済4・ジュビロ磐田U18
3 DF 松岡迅 経済3・前橋育英
6 MF 佐野陸人 現福4・清水エスパルスユース
24 MF 廣渡優太 現福3・浜松開誠館
25 MF 吉尾虹樹 現福3・横浜Fマリノスユース
27 MF 細谷航平 社会3・サンフレッチェ広島ユース
30 MF 青木俊輔 社会2・東福岡
32 MF 溝口駿 経済2・法政二高
29 FW 石井稜真 経済2・アビスパ福岡U18

 

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 明治大 25 11 8-1-2 20/8 12
2位 東京国際大 21 11 6-3-2 24/11 13
3位 桐蔭横浜大 19 10 6-1-3 19/13 6
4位 東洋大 17 11 5-2-4 19/12 7
5位 法政大 17 10 5-2-3 12/12 0
6位 国士館大 16 11 5-1-5 16/10 6
7位 拓殖大 16 11 4-4-3 19/16 3
8位 筑波大 16 11 4-4-3 12/10 2
9位 駒澤大 11 11 3-2-6 10/22 -12
10位 順天堂大 8 11 2-2-7 8/18 -10
11位 早稲田大 7 11 1-4-6 7/15 -8
12位 流通経済大 7 11 1-4-6 10/29 -19

 

前期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
1 5月22日 東洋大 〇2-1 非公開
2 5月18日 国士館大 ●0-2 非公開
3 7月1日 筑波大 △0-0 非公開
4 6月1日 順天堂大 〇3-1 非公開
5 5月1日 桐蔭横浜大 延期 三ッ沢公園陸上競技場
6 5月14日 拓殖大 ●0-4 保土ヶ谷公園サッカー場
7 5月29日 東京国際大 〇1-0 非公開
8  6月5日 流通経済大 △1-1 流通経済大学龍ヶ崎フィールド
9  6月11日 明治大 〇1-0 味の素フィールド西が丘
10  6月15日 駒澤大 ●0-1 非公開
11  6月18日 早稲田大 〇2-0 非公開

マッチレポート

前節苦手とする早大から勝ち点3を獲得した法大。アミノバイタルカップ前最後のリーグ戦となる今節は筑大と対戦。勝てば上位に浮上できる大一番。GKには中川真(スポ3=徳島市立)、シャドウの位置には中川敦瑛(経2=横浜FCユース)が2試合連続で起用された。

試合は序盤から筑大ペースに。筑大の素早いパス回しに苦しめられ何度もピンチを迎える。前半26分、スルーパスに抜け出されるが堀江貴大(社4=昌平)が体を張ったディフェンスを見せシュートは打たせない。前半29分にはゴール前でクリアボールを拾われると右サイドからクロスを許す。2列目から飛び出した選手に頭で合わせられるもシュートは枠外に外れピンチを脱する。先制点を奪いたい攻撃陣は前半34分、CKを獲得するが相手DFにクリアされチャンスを活かせない。その後も攻められる展開が続くも持ち前の粘り強い守備で得点は与えず。スコアレスで前半を折り返す。

後半は一転、法大が試合の主導権を掌握する。後半1分右サイドでFKを獲得すると揖斐俊斗(経2=柏レイソルU18)が左足でクロス。ニアで味方がフリックしたボールがファーに流れるも合わせられず。続く後半3分には最終ラインから堀江が前線へ精度の高いボールを供給。髙橋馨希(社3=常葉大学附属橘)が抜け出しトラップするもボールが足につかずシュートには持ち込めない。その後は両者一進一退の攻防を見せる。後半40分には左サイドの突破からPAに侵入されクロスをあげられる。フリーでシュートを打たれるもボールは大きく枠を外れる。後半アディショナルタイム、GKがパンチングしたボールを吉尾虹樹(現3=横浜F・マリノスユース)が拾うと、パスを受けた佐野陸人(現4=清水エスパルスユース)がフリーでシュート。しかし相手GKがファインセーブを見せる。さらに責め立てる法大は、久保征一郎(経3=FC東京U18)が落としたボールを佐野が受け、再びシュートを放つも相手DFに阻まれる。試合終了間際にはPA外から途中出場の青木俊輔(社2=東福岡)がカットインからシュート。しかし再び相手GKのファインセーブに遭いそのまま0-0で試合終了。筑大と勝ち点1を分け合う形となった。

粘り強い守備でクリーンシートを達成も最後まで筑大の牙城を崩すことが出来ず悔しい結果となった今節。しかし、貴重な勝ち点1を獲得し5位に浮上した。今週末からは今季の目標「5冠」の一つで、昨季決勝で涙を飲んだアミノバイタルカップが開幕する。延期分1試合を残しながらも上位で前期を折り返した勢いで悲願のタイトル獲得なるか。法大イレブンの更なる奮起に期待だ。

(記事・二瓶堅太)


今週末からはアミノバイタルカップに挑む(写真提供:法政大学体育会サッカー部)

 

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