【スキー】第87回全日本学生スキー選手権大会 女子1部スーパー大回転(SG) 新井、圧巻の滑りで二冠達成!
秩父宮・秩父宮妃杯 第87回全日本学生スキー選手権大会
2014年 2月15日~20日
岩手県 雫石町・八幡平市
昨日17日に華々しいデビューを飾った新井真季子(スポ1)が再び優勝。大会3日目の18日、アルペン女子1部大回転(GS)で優勝した新井はスーパー大回転(SG)に出場。見事優勝し二冠を達成した。
アルペン部門
女子1部スーパー大回転(SG)
順位 | 選手名 | タイム |
---|---|---|
1位 | 新井真季子 | 1分37秒21 |
12位 | 下村彩恵 | 1分41秒46 |
21位 | 井出菜月 | 1分42秒22 |
DF | 根岸志帆 | ー |
DF | 庄司彩那 | ー |
男子1部大回転(GS)
順位 | 選手名 | タイム |
---|---|---|
31位 | 田原壮志 | 1分04秒80 |
33位 | 廣瀬孝尚 | 1分04秒99 |
34位 | 里野太吾 | 1分05秒04 |
58位 | 菅野稜馬 | 1分07秒06 |
59位 | 後藤竜也 | 1分07秒14 |
DF | 菊地拓也 | ー |
※悪天候のため1回で計測終了
男子1部スーパー大回転(SG)
順位 | 選手名 | タイム |
---|---|---|
33位 | 里野太吾 | 1分37秒19 |
40位 | 廣瀬孝尚 | 1分38秒28 |
52位 | 菅野稜馬 | 1分40秒22 |
58位 | 後藤竜也 | 1分43秒19 |
DS | 原田友希 | ー |
DF | 菊地拓也 | ー |
下級生が好調の女子
スーパールーキー新井真季子が16日に行われた大回転に続きスーパー大回転でも優勝。これで二冠を達成した。全体の最終50番目に登場した新井は「最終滑走者でどうなるか分からなかった」と不安があったと口にするも2位に1秒近い差をつける圧巻の滑りを見せた。スーパー大回転とは 滑降と大回転の中間にあたるスピード系種目である。新井は海外で多くスピード系種目の練習を積んできたといい、他の選手に経験の差を見せつけた形か。
同じく1年生下村彩恵(デ工1)も好調だ。16日の大回転では13位。今回も入賞まで0.06秒差の12位という結果ゆえに明後日(20日)の回転では入賞を期待したいところ。一方、女子主将としてチームをまとめてきた井出菜月(現4)は本来の力を出せず21位という結果に終わった。監督の期待も高いだけに有終の美を飾れるか。
波に乗れない男子
大会1日目の15日に行われた大回転。1本目、法大からは6人の選手が出場したものの、主将の田原壮志(経4)を筆頭になかなか記録が伸びない。2本目に巻き返しが期待されたものの、天候不順 の影響で2本目がキャンセルとなり、1本目の記録がそのまま大回転の記録に採用されることとなった。悪天候の不運も重なり、入賞者なしの結果に終わった。
大会3日目の18日に行われたスーパー大回転も大回転と同様に目立った成績は残せず、里野太吾(社2)の33位が最高位という結果だった。
好調な女子アルペン陣の波に乗りたい男子アルペン陣であったが、15日に行われた大回転同様、ポイントが得られる10位以内には入れず厳しい結果となった。去年、一昨年とインカレに出場しているアルペンチーフの廣瀬孝尚(社3)は「皆、全体的に滑りとか調子が悪いわけではなく、うまく波に乗れていないだけ」と淡々と語る。男子アルペン陣は明日(19日)の回転が最終種目。これまでの悔しさを晴らすような滑りに期待したい。
選手コメント
新井真季子
―今日を振り返って一言
スタート順が遅かったので(全体の最終滑走)どうなるか分からなかったですけど、よかったです。
―滑り終わったあとガッツポーズが出ていましたが
最後だったので、上のほうは荒れていしていたし、滑りとかの前にこのインカレはタイトルレースだと思うので、そのタイトルを取れたことは嬉しかったです。
―16日の優勝で流れに乗れたということもあるのでしょうか
そうですね。はい。
―スピードで勝負できる新井選手にとってスーパー大回転は得意種目なのでしょうか
ヨーロッパにいた頃にずっとスピード系の種目に取り組んでいて、多分他の人よりかは経験があると思うので、その分有利になったのだと思います。
―次戦に向けて一言
練習通りの滑りをして最後4年生が良かったと思えるように結果を残して終われたらいいと思います。
廣瀬孝尚
―今日を振り返って一言
前回の大回転もあまり良くなかったので今回は思いっきり行ってみたのですが思ったよりタイムが伸びなかったので明日の回転では気合いを入れて頑張ります。
―回転種目の方が得意だそうですが
そうですね。回転の方が得意です。
―今回のスーパー大回転は不得意だったのですか
いや、不得意という訳ではないのですがあまり結果を出せたことがないですね。
―ポイントがなかなか取れませんがそれについては
皆、全体的に滑りとか調子が悪いわけではないので、うまく波に乗れていないかなという感じです。
―今大会は1年生の活躍が光りますが
今年は割と元気のいい1年生が入ってきてくれていい刺激にもなっているので、明日もそして今後も楽しみですね。
―明日の回転に向けて一言
明日は良い滑走順で滑れるので入賞を目指して頑張りたいと思います。
里野太吾
―今日を振り返って一言
普段なかなかやらないスーパー大回転で慣れなかったですね。よくない結果でした。
―インカレ初出場ということで緊張などはありましたか
独特の雰囲気があると思いました。
―次戦に向けて一言お願いします。
練習通りの滑りをするだけです。
フォトギャラリー
- 20日の回転(SL)にも期待がかかる
- 後藤竜也(現3)
- 菊地拓也(経2)
- 菅野稜馬(経3)