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【自転車】全日本学生RCS第10戦 第26回全日本学生個人ロードタイムトライアル自転車競技大会

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【自転車】全日本学生RCS第10戦 第26回全日本学生個人ロードタイムトライアル自転車競技大会

全日本学生RCS第10戦 第26回全日本学生個人ロードタイムトライアル自転車競技大会
2014年11月2日(日)
埼玉県加須市・羽生市 利根川河川敷

例年5月、6月頃に行われていた個人ロードタイムトライアル(以下TT)が、今年は利根川河川敷周辺の工事の影響により、11月開催となった。法大からはRCS第9戦終了時点で暫定1位の相本祥政(人3)をはじめとする5人が出場した。

リーダージャージを着て、表彰台に立つ相本

試合結果

個人ロードタイムトライアル

クラス2

2位 浅井創 0:43’13″588

16位 荒井佑太 0:45’20″560

17位 白垣良祐 0:45’23″833

40位 北條顕登 0:48’04″402

クラス1

7位 相本祥政 0:44’08″741

戦評

 各選手が一分おきに出走し、約30kmの平地でのタイムを競うレースには、普段はトラック競技を専門とする選手も参加した。クラス2で登場した荒井佑太(営1)、白垣良祐(文1)、北條顕登(法1)の1年生3人はそれぞれ16位、17位、40位と初出場ながら健闘した。クラス2優勝を目指す浅井(営2)は1位の選手にあと一歩及ばず、惜しくも2位に終わった。唯一クラス1に出場した相本は7位と表彰台を逃し、「情けない結果」と振り返るも、RCS総合成績トップ。この日の最後にリーダージャージを着て、RCS10戦を終えた時点での表彰台に上った。
 今後もシリーズ戦は続いていくが、今月は六大学戦も控えている。ここ近年、優勝することができていない法大は、今年こそ頂点を目指す。(竹内大将)

選手のコメント

相本祥政

ー今日のレースを振り返っていかがですか
もともとTTが苦手だったんですが、苦手とはいえ、ちょっと情けない結果だったかなっていう気はしてます。

ーそれでもリーダージャージは守れました
今、争ってる子が今日、自分の1こ前の6位で、1分も違わないんですけど、30秒くらい差がついてて。たまたま間に人が入らなかっただけで、運良く守れたって感じだと思います。でも運が良かったからといっても、リーダージャージを着ているのは自分なので。(今日の)結果は上手くはいってないですけど。リーダージャージを着ているという自覚をちゃんと持って、(最終戦の)明治神宮まであと5戦くらいあるので、きちんと守っていけるようなレースをしていきたいです。

ーRCSが続く中、リーダージャージを着ていることにプレッシャーは感じますか
感じます。OBからも守れよと言われているので。キャプテンなので、何か一つ後輩にみせられる結果を残したいと思っていて、とにかく結果を出せる選手になれるように、リーダージャージは必ず最後まで守りたいです。

ーインカレ後、主将になって気持ちの変化などはありますか
チームをまとめていかなきゃいけないのもそうなんですけど、同期が4人しかいない中で、来年は10人入ってくる予定なんです。多ければ11人とかになりますが、なかなか少ない上級生なので、1番下まで目が行き届くかわからないんですけど、細かく気を配れるような上級生になるべく頑張っていきたいと思っています。でも自分は同期のこと本当に信頼してるので、キャプテンは自分なんですけど、最上級生全員で引っ張っていけるようにしていきたいです。

ーどんなチームにしていきたいですか
オンとオフの切り替えを上手くできるチームをつくりたいです。去年のインカレが終わった後、本当に楽しめていたかなって思うと、練習が足りてないからとか、インカレに対するプレッシャーがあるからとかじゃなくて、なにか緊張やプレッシャーに負けてたところがあったんです。自分がキャプテンになってからこの1年間で、インカレを本当に楽しめる、最終的に楽しんで勝てるチームに持っていきたいです。

ー相本選手自身はインカレ後、どのようなトレーニングをしていますか
とりあえずは、このシリーズ戦があったので、ほぼオフなしでここまで突っ走ってきた感じです。そのまま今月末にまた六大戦のトラック大会がありますが、ここ5年くらい優勝できてないんです。優勝できないメンバーではないと思うので、そこで優勝するまでは頑張って、そこからちょっとオフトレーニングに入ります。オフトレもみんなでグダグダやるんじゃなくて、みんなで楽しく筋トレをギャーギャー言いながらやっていこうと。今もちょいちょいやってるんですけど、本当に雰囲気が大切だと思うので。一部の人がやっていてもしょうがないので、みんなを誘ってできるようなチームにしたいですね。

ー現在のチームの雰囲気は
楽しめてる人もいますが、まだ楽しめてない人もいる気がします。やっぱり全員で自転車やいろんなことを楽しめるチームにしていきたくて。オンも楽しめてオフも楽しめる、トレーニングも楽しいし、オフもみんなで楽しめるというような。まだそこまではいけてないと思うので、これからどんどんオフの楽しみも増やしながら、頑張っていきたいと思います。

ーシリーズ戦が続いて、疲れなどはたまっていませんか
心が(笑)やっぱりキャプテンになって責任がすごい重いっていうのと、いろんなことを考えなきゃいけなくなり、今まで先輩方に頼ってきたのを感じていて心が疲れてます。でも、本当同期に支えられている部分が大きいので、その分は少し楽だと思います。体はもうやるしかないんで、あと1年もなく、365日切ってるんで突っ走っていきたいと思います。

 

ー次出場する大会はいつですか
今月16日の六大学対抗ロード大会です。自分は六大ロードの代表では走らず、シリーズ戦がその午後からあるので、そっちに向けて体力を温存してリーダージャージを確実に守りたいと思います。

 

 

浅井創

―準優勝の結果について
今回、色々な人から機材などを無理してサポートしてもらい、一位以外ありえないと思っていたので悔しいです。

―スタート時、慌てていたように見えたのですが
最初にリズムがつかめなくて焦ってしまい後半にだれてしまったので、もっとペースを考えてレース展開できれば優勝できたと思います。

―今日のコンディションは
コンディションは悪くなかったので余計に悔しいです。

―インカレを終えてから今日に向けて練習してきたことは
ロードTTは平地なので体重を6kg増やしてレースに臨みました。自分はペダルを速く回すのが苦手なので、そこが今後の課題になってくると思います。冬の間にピストなどに乗って回転数を増やしていきたいと思います。

―四年生が引退して心境に変化は
ロード班は二年生が二人しかいないので、自分たちが引っ張っていかないといけないという自覚は持つようになりました。

―六大戦に向けての意気込みをお願いします
六大戦は法政が総合優勝しなければいけないので、自分がしっかりとアシストに徹しスプリントの強い寺崎(浩平)先輩、島袋(大地)先輩、菊山(将志)をサポートしていきたいです。

荒井佑太

―今日の結果について
いつもはトラック専門でやっているのですが、ロードのTT部門なので出てみようと思い走りました。全体的にスピードが落ちないようにしようと思っていたのですが、後半に少しスピードが落ちてしまったので、それに関しては少し悔しさが残ります。

―試合前の目標は
この前のお台場でのレースでクラス3からクラス2に上がって最初のレースだったので、入賞を狙っていました。

―今日のレースに向けて準備したことは
いつもと違い自転車に特殊なバーをつけて走るので、ポジション取りの練習を土日にしてきました。最近はよく自転車に乗り込んでいたのでコンディションは良かったです。

―浅井選手の2位入賞について
浅井先輩は自分と違って重いギアを速く回しているので、その技術を見習いたいと思います。ただ、負けたくないという気持ちは常にあるので次は勝ちたいです。

―次の六大戦に向けての意気込みをお願いします
必ず法政が総合優勝を狙いにいきます。個人の目標はポイントレースとスプリントの二種目に出るので、両方とも優勝を狙いたいです。

北條顕登

ー今日のレースを振り返って
良いところがまったくないですね。

ータイムには満足していますか
満足じゃないです。

ー理想のタイムは
とりあえず、今回のが48分だったのでせめて43、42分は出したかったですね。

ー今日のコンディションは
確かに少し悪かったところはありますけど、それでもここまでひどくなると思ってなかったですね。

ーロード、トラックどちらをメインにしていく予定ですか
ロードメインです。

ー高校の大会と大学の大会との違いは
今回はTTなんでちょっと違いますけど、大学の大会は、みんな積極的にレースしてて強い相手にもがむしゃらに向かっていきます。高校の時は結構消極的なレースが多かったので、そこの変化にちょっとびっくりしましたけど、こっちのほうがレースは楽しいなと思いました。

ー今日見つかった課題はありますか
最初が落とし気味だったので、もうちょっと最初から踏むという思い切りが欲しかったですね。

ー今後の目標をお願いします
とりあえずまた冬オフシーズンなんですけど、ここからまた来年のインカレなどの練習も始まってるので、インカレの正選手に選ばれて入賞や優勝を狙っていけたらな、と思います。

白垣良祐

ー今日のレースを振り返って
最初飛ばしすぎたっていうのもあったんですけど、最後結果見るとまだ上げなきゃいけないな、と思います。

ータイムには満足していますか
満足ではないです。

ー理想のタイムは
43分とか、42分とかが出せるようになればいいかな、と思います。

ー今日のコンディションは
前々日の練習でも調子が良かったので、コンディションは良かったです。

ーロード、トラックどちらをメインにしていく予定ですか
やっぱりトラックに集中していきたいと思います。

ー今日見つかった課題はありますか
30kmでロードレースにしては短いので、もっと持久力とスピード、両方ともつけていかなければいけないと思います。

ー今後の目標をお願いします
こっからまだ長いんですけど、六大(学戦)もありますが、インカレに向けて自分がトラックの正選手になれるようにこの冬場しっかりウェイトトレーニングとかを頑張ってスピードをつけていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 111リーダージャージを着て、表彰台に立つ相本
  • 222浅井はクラス2優勝とはならず
  • 33316位と健闘した荒井
  • 444普段はトラックメインの白垣も出場
  • 555北條はレース後、悔しさをにじませた
 

 

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