【卓球】平成27年度春季関東学生リーグ 対明大 昨年の王者相手にストレート負け…立ちはだかった上位校との壁。
平成27年度春季関東学生リーグ 対明治大
2015年5月15日(金)
所沢市民体育館
リーグ戦4試合目の相手は昨年の王者・明大。
王者相手に力及ばず、ストレート負けを喫し、ここまで4連敗でリーグ戦を折り返した。
試合結果
トータル試合結果
0 法政大学 |
0 |
シングルス |
3 |
4 明治大学 |
---|---|---|---|---|
0 |
ダブルス |
1 |
試合結果
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
1 | ● | 矢野雅大(法1) | 0-3(5-11、10-12、3-11) | 町 |
2 |
● | 南波裕輝(営2) | 2-3(12-14、6-11、11-9、11-6、7-11) | 渡辺 |
3 | ● | 藤森文人(法2) | 2-3(9-11、11-9、7-11、2-11) | 酒井 |
4 | ● | 尾留川竜貴(法4)・松崎友佑(営4) | 2-3(5-11、11-4、7-11、13-11、8-11) | 森薗・渡辺 |
5 | ― | 村井桂(国3) | ― | 森薗 |
6 | ― | 尾留川 | ― | 有延 |
7 | ― | 大槻周瑛(法1) | ― | 松下 |
戦評
5日間にわたって行われる関東学生卓球リーグ戦、中日の相手は昨年のリーグ王者でもあり、絶対的な強さを誇る明大。そんな強豪相手に1番で登場したのは、昨日早大相手にリーグ戦初出場初勝利をあげた矢野雅大(法1)。第1セット先取点を奪われると、中盤5連続失点もあり、第1セットを落とす。2セット目はデュースに持ち込むなど健闘をみせるがストレート負け。厳しい立ち上がりとなった。
2番で登場したのは、今季未だに勝利がない南波裕輝(営2)。1、2セットと続けて落とし後がない3セット目。2-8とされ、敗戦濃厚かと思われたが、そこから怒涛の8連続ポイントで逆転。そのままの勢いで3、4セット目を奪う。このまま5セット目も奪い初勝利をあげたい南波だったがそう簡単には勝たせてくれないのが王者明大。7-11と5セット目を落とし、初勝利は明日以降にお預けとなった。
矢野と同じく昨日初勝利をあげた藤森文人(法2)は3番での出場。1、2、3セットはお互い連続ポイントを奪い合う同様の展開になり、接戦の中藤森は2セット目しか奪うことができない。後がなくなった第4セット。試合後「チキータに対応できなかった」と話したように、レシーブがうまくいかず、2-11という結果に。競っていただけに悔やまれる敗戦となった。
3番藤森はあと一歩及ばず
後がなくなった法大はダブルスに尾留川竜貴(法4)、松崎友佑(営4)の4年生コンビが出場。勝利をあげて後につなげたいところだったが、1セット目を5-11で落としてしまう。第2セットは11-4で奪うも3セット目を奪われ、セットカウント1-2。迎えた第4セット、序盤からリードされるも最初のマッチポイントは法大。そこで決められずデュースになるも、2度目のマッチポイントを決め、13-11で4セット目をものにする。しかし、第5セットは終始相手に主導権を握られ8-11で敗れてしまう。今季初めて、1勝もあげることができず明大戦を終えた。
尾留川・松崎のダブルスは最後に勝ちきることができなかった
今日をもって、昨年度のリーグ上位4校との対戦が終了した。悲願のAクラス入りに向けて最低でも1勝はしたいところだったが全敗で前半戦を終えた。明日以降の後半戦に向けて気持ちを切り替え、早い段階での初勝利を勝ち取って欲しい。(八木下伸一)
選手コメント
尾留川竜貴 主将
―今日の試合を振り返って
相手は格上だったので、もう向かっていくだけという気持ちでした。そこそこ競ることができたので、悪くはない結果かなと思います。
―相手は昨年の優勝校明治大学でしたが、対策などは
特に戦術などの面ではしませんでした。戦術面どうのこうのよりも、気持ちで向かっていって、勢いで押していこうと思いまいした。
―出場したダブルスではフルセットまでもつれたが
1セット目、3セット目、5セット目の相性が少し悪かったので、そこを5セット目の出だしでもう少し食らいついていけばもう少しかつ可能性が高かったのかなと思います。5セット目の出だしが悪かったのが少しもったいなかったと思います。
―現在のチームの雰囲気は
4連敗していますけど勝負は明日からの3試合なので、特に静まり返った雰囲気などではなく、みんな「明日からやってやるぞ」とい気持ちなので、雰囲気はそんなに悪くないです。
―これまでに見えた課題や得た収穫は
自分は全然結果を残せていないんですけど、1年生の選手や藤森選手などが初出場でしたがすごく良い試合をしてくれて、村井選手も結構調子がいいですし、誰が負けてもこの人は勝つという全員卓球でやっていけているのが良い所かなと思います。
―今日で上位校との試合が終わったがこれまでの4試合を振り返って
明治大学には4-0で負けましたが、それ以外は結構竸っていた場面もありました。でも、竸っている時に要所で勝ちきれないというのがまだ実力の差なのかなと思います。そこまで技術とかの面での差は思ったより多くないので、そこで気持ちの面で一気にいけるか、竸った場面で自分のプレーが出せるかそこの差だけかなと思います。
―明日への意気込み
明日からの3試合は死ぬ気で勝ちに行って、なんとしてでも残留できるようにして、より良い結果になるように頑張りたいと思います。
藤森文人
―本日の試合を振り返って
今日は1番強い相手ということで、自分から積極的に攻めようと思って、ロングサーブをけっこう中心に攻めようと思ったんですけど、最初の1セット目で5-3のところでサーブミスを2本連発してしまってそこでちょっと流れが変わったのでそこが反省点で試合をやりつつ最後の方レシーブ取れてきたんですけど、やっぱり1本レシーブで返しても違う分でドロップオンで取られちゃってるので、もう少しサーブレシーブとラリーの組み立てを練習したいと思います。
―3セット目までは接戦が続きましたが
相手もけっこう僕のサーブを取れてなかったところもありますし、自分も相手のサーブ取れなくて、どっちとも取れなかったというのもあるんですけど、やっぱり最終的に相手のチキータボールを打ちミスしてしまったのでそこでちょっと離されてしまったのかなと思います。
―4セット目は2ポイントしか取れませんでしたが
チキータのレシーブに対応できてなくて、ラリーでもけっこう待たれてしまったので、その点でちょっとはなされてしまったのは反省点です。
―相手の印象はいかがでしたか
相手は僕より実績は上の選手なので、年下なんですけど向かっていこうという気持ちでいきました。
―昨日はリーグ戦初勝利をあげられましたが
中央大学との試合は初めてだったんですけど、ここで自分が勝って流れを変えようと思って、気合いれて声を出してやったら、いい感じに試合できたので、明日からも試合があるんで声出して頑張りたいと思います。
―藤森選手のプレーの特徴は
相手を下がらしてからとどめをさすというか、台上の前について相手を下げさせるようなプレーですね。
―本日で昨年上位4チームとの試合が終わりましたが前半戦を振り返って
僕の相手は全員エース級だったので、その分けっこう気持ちが楽にできたので、次からは同じくらいのレベルの選手がいっぱいいるので、そこでどうやって勝つか考えて明日試合に臨みたいです。
―明日の試合に向けて
1試合目の埼玉工大戦が勝負だと思って、思い切って自分から先手取れるように頑張りたいと思います。2試合目の日大戦も含めて、あと3試合が本当に勝負だと思ってるので、明日は戦術などを考えてやりたいと思います。
フォトギャラリー
- 1番矢野はストレート負け
- 南波はまたも勝利ならず
- 0-2から2セット奪うも最後に粘れなかった
- 昨日初勝利をした藤森
- 今日は5セット目で力負けした
- ダブルスはフルセットまでもつれる接戦に
- 健闘を見せるも最後に勝ちきれず