【ハンド】2016年度 関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第4節対筑波大 善戦するも力及ばず3連敗
2016年度 関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦
2016年5月1日(日)
日体大健志台キャンパス第一体育館
試合前半、先制点は筑波大。そこからすぐにボールカットからの速攻で点を取り返し、互いに一歩も譲らないシーソーゲームとなった。同点で前半を折り返し、後半での巻き返しなるかと思われたが、イージーミスが仇となり6点差で敗退した。
試合結果
トータル試合結果
26 法政大学 |
16 | 前半 | 16 | 32 筑波大学 |
---|---|---|---|---|
10 | 後半 | 16 |
スターティングメンバー
選手名 | 身長 | ポジション | 出身校 | 得点 |
---|---|---|---|---|
#20高間アミン(経3) | 178 | LW | 群馬・富岡 | 9 |
#25黛祐貴(経2) | 177 | LB | 群馬・富岡 | – |
#31山本祐輝(スポ1) | 178 | CB | 埼玉・浦和学院 | 5 |
#28田島走(社2) | 176 | RB | 茨城・藤代紫水 | 2 |
#4竹野恭平(社3) | 170 | RW | 神奈川・法政二 | 3 |
#3長谷川良介(社4) | 184 | PP | 茨城・藤代紫水 | 1 |
#12仲村充(社2) | 180 | GK | 茨城・藤代紫水 | – |
交代選手
選手名 | 身長 | ポジション | 出身校 | 得点 |
---|---|---|---|---|
#26内門竜之介(経3) | 179 | RB | 鹿児島・鹿児島工業 | 3 |
#23福本直也(経2) | 173 | CB | 神奈川・法政二 | 1 |
#4竹野恭平(社3) | 170 | RW | 神奈川・法政二 | – |
#35松岡寛尚(経1) | 172 | LB | 茨城・藤代紫水 | 2 |
#39山本晃大(スポ1) | 178 | CB | 大分・雄城台 | – |
#7堀竜泰(社4) | 174 | PP | 佐賀・東明館 | – |
※LW…レフトウイング(レフトサイド)、LB…レフトバック、CB…センターバック、RB…ライトバック、RW…ライトウイング(ライトサイド)、PP…ピヴォットプレーヤー
戦評
2連敗を喫している法大。そろそろ勝ち星をあげたいところだが、4試合目の相手は強豪と名高い筑波大。2連敗の雪辱をここで晴らしたいところだ。
最初にスコアを動かしたのは筑波大。開始早々4点を連続で奪われ、焦る法大。しかし田島 走(社2)がディフェンスから流れを作り、法大に点が入りだす。速攻を中心とした攻撃で点差を離そうとする筑波大に食らいつく。前半は残り50秒というところで高間がペナルティースローを決め、試合は振り出しに。前半終了と会場の全員が思ったが、ブザーが鳴った後もが無理にプレーし続けたとして筑波大にレッドカードが宣せられた。16-16で試合は後半へ。
後半は筑波大が2人の2分退場者を擁しており、法大優勢の立ち上がりになるかと思われた。しかし、相手のキーパーにシュートを止められ、思うように得点が伸びない。ディフェンスでも外への当たりが弱く、ロングシュートを立て続けに浴びせられる。後半開始から18分20秒、悪い流れを断ち切るためタイムアウト。しかし山本祐輝(社1)のけがによる交代やパスミスなど波に乗り切れないまま、ブザーが鳴ってしまった。26-32と6点ビハインドで3度目の黒星という結果になった。
これ以上負けられない法大。1部リーグのプライドを懸け、3連敗という苦しい状況からどのように立ち上がるのか。法大ハンドボール部の快進撃に注目だ。(高野茜)
選手・監督 コメント
佐藤浩監督
ー今日の試合を振り返って
法大としては25点前後の試合にしなければいけなかったと思います。ただ結果的に30点取られてしまって、筑波大のペースになってしまったかなと思います。
ー1番の敗因は
イージーミスは多少少なくなったんですけども、重要なポイントのとこで、ノーマークシュートを外したりだとか、パスミスだとかがあって。それがそのまま筑波大の得点になってしまって。まだそこが改善できてないかなと思います。
ー筑波大の印象は
体も大きくて、一人一人体格も良くてスピードもあるしということで、地力というとこですかね。当然相手チームの方が勝っていたので、そこにどう食らいついていくかというところだったんですけども、前半は悪いなりにも同点だったので、それでもうちのペースではないので同点で終われてよかったけど守れてるとは言えない、後半でもうちのミスがあって追いかけるような形、リカバリーもできず結果的に筑波大に得点をつなげられて、筑波大はしっかりとしたいいチームだなという感じでした。
ー次戦にむけて
ミーティング、あとはもう各自が帰ってからも課題とどうしたいかを考えて、改善していこうという意識を持っていかなければいけないと思います。
長谷川良介
ー今日の試合を振り返って
前半はDFがすごい良かったんですけど後半は3点離されてから同じことを相手にやられてしまって試合中にその修正が効かなかったです。それで相手に流れを持って行かれてしまいましたと思います。
ー後半で10分間法政の得点がなかった場面について
相手のDFが後半に入り良くなってきたというのもあるんですけど、うちのチームが練習でやってたことをあまり試合に出せずに個人技任せのOFになってしまったのでそれが原因だと思います。
ー筑波大の流動性ある攻撃への対策は
相手の逆Sがうまいと思っていたので逆Sに対してはディフェンスできていたと思うんですけどその逆側で思った以上にやられてしまったことが反省点です。
ーキャプテンとして3連敗をどう受け止めていますか
終わってしまったことなのでこれからも試合はあるので少しでも多く勝てれば全然上位に食い込めると思うので3連敗は気にせず、頑張ります。
ー次の試合に向けて
練習は中2日であまりできないので気持ちで頑張るしかないと思っています。自分はキャプテンらしくチームを引っ張っていきたいなと思います。
高間選手
ー今日の試合を振り返って
今日の対戦相手は格上の筑波大だったんですが入りは良かったと思います。でも後半に勢いが足りなかったです。
ー相手の出場選手が4人になった場面でのプレイについて
相手が4人だったんで落ち着いてパス回していればディフェンスがどこかでずれると思っていたんでさけど逆にそれを意識しすぎてひとりひとりの前を狙う意識が弱くなってたかな、と思います。
ー高間選手はボールをバウンドさせるシュートが多い印象ですが
去年対戦した時にキーパーの腰の横くらいの高さで投げると足あげてはじかれていたことを覚えていたのでボールをバウンドさせるシュートは意識して打っていました。
ー今日の試合の敗因をどう思いますか
ディフェンスでは相手のロングシュートに対応できず、何本も同じことやられてしまって試合中修正できなかったことです。オフェンスではパス回しのリズム悪くてどこかで止められてしまって、簡単に攻められなかったことですね。
ー前半終了間際、同点シュートを決めた時のお気持ちは
え、嬉しかったです(笑)
ー次の試合にむけて
3連敗してしまったのでそろそろ勝ちたいです。
田島走
ー試合を振り返って
自分のところのポストにやられたので反省点の多い試合でした。
ー速攻で2得点を挙げたが
ディフェンス専門の選手なんで、速攻まで繋げられればって感じで意識していました。練習でもディフェンスから速攻までのところを多くやっています。
ー後半巻き返せなかった要因は
戻りで簡単にやられてしまっていたことと、流れを全く掴めなかったことですね。
ー田島選手のディフェンスでの持ち味は
運動量を生かしたディフェンスを意識しています。牽制とかを多く入れて、いかに相手を攻めづらくさせるかということを考えています。
ー次節に向けて
次は絶対に自分のところでやられないように、切り替えてやっていきます。
山本晃大
ー試合を振り返って
個人でもチームでもやるべき事のできない試合でした。
ー以前の試合では左手でもシュートを打っていたが
そうですね。高校生の時からどっちの手でもシュートは打てます。
ー1年生ながら出場機会が多いが
個人的には自分のプレーが出せていないので、チームのことも重要ですけど、まずは持ち味を出せるようにしていかなければいけないと思います。
ー監督からの指示は
一年生らしくやれと言われています。
ー次節に向けて
今は負けが続いているので、勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
松岡寛尚
ー今日の試合を振り返って
OFでリズムをつくれなくて、ボール回ししてDFをゆらせばいいのにできなくて。それでDFからの速攻を相手にやられたのが、結果的に負けた原因だと思います。
ーDFの持ち味は
自分高校生の時からウエイトを1番やるチームで、自分は身長が皆と比べて180cmとかないので大きい選手に勝とうと思ったら、身長では勝てないのでフィジカルで勝とうと思って、練習休みの日でも自分でウエイトやってました。筑波大もフィジカルが強いと分かってたので。
ー今日の試合まで、ウエイトの他には具体的にどんな練習を
DFは足が大事なので結構重いスクワットとかでもマックスに近い重さで、やってました。
ー改めて筑波大の印象は
やっぱり落ち着いてましたね。こっちは焦る展開にもっていっても、相手チームは焦らず監督もしっかり指示を出していて、そこの違いが出てしまったかなと思います。
ー今日の課題を踏まえて、これからどんな練習を
DF中心に、今日出させてもらったんですけど何本かやられた場面あったと思うんで、そこをしっかりと守れるようにしていきたいです。
ー最後に次戦にむけて意気込みを
もう連敗で前回も次は負けられないって言ってるんですけど、流れが悪くなってしまっているのでしっかり立て直していきたいです。
フォトギャラリー
- 高い攻撃力を誇る高間
- 松岡は相手チームのDFにも押し負けなかった