【バレー】 2016年度秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 対立正大 力の差を見せつけるストレート勝ち!開幕連勝を果たす!
2016年度秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦
第2戦 対立正大
2016年9月4日(日)
駒沢大学玉川キャンパス体育館
2016年度秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦(秋季リーグ戦)、第2戦の相手は立正大。昨季はフルセットまでもつれ込んだ相手だ。第1セット前半は法大側のミスも目立ち多くの失点を許すも、後半から猛追。2セット目も大きく点差を引き離し奪取した。3セット目では終盤の相手の追い上げをねじ伏せ、ストレートで無事に開幕連勝を果たした。
試合結果
トータル試合結果
3 法政大学 |
25 | 1セット | 20 | 0 立正大学 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 12 | ||
25 | 3セット | 22 |
法政大学スターティングメンバー
背番号 | 選手名(学部/学年) | ポジション |
---|---|---|
26 | 伊元幸正(営1) | WS |
1 | 進藤涼(文4) | MB |
28 | 藏田大輝(法1) | WS |
24 | 竹田健太郎(文1) | WS |
9 | 榎本京祐(法3) | MB |
21 | 渡邊和馬(文2) | S |
14 | 小林慎平(営3) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名(学部/学年) |
4 | 緒方賢史(法4) |
6 | 伊藤正義(法4) |
10 | 石ケ森智哉(営3) |
戦評
開幕戦に引き続き、白星をあげたい第2戦。
進藤涼主将(文4)のサーブで第1セットがスタート。昨日の桜美林大戦と同様、このセットは立ち上がりの悪さに苦しむ。法大側のミスが目立ち、桜美林大が順調に得点を重ねる。5-11の場面、ルーキー伊元幸正(営1)のスパイクが決まると徐々にリズムが合いはじめ連続得点で場を盛り返した。ラストも伊元のストレートスパイクが決まり、このセットを先取した。
スタートをつまずいたチームに流れを呼びこんだ(写真:進藤㊧、伊元)
苦戦した第1セットと打って変わり、第2セットは順調にゲームが進む。スタートの5連続得点から流れを一切渡すことなく相手を圧倒。榎本京祐(法3)、進藤ら高さのあるブロックが相手のアタックポイントも許さない。伊藤正義(法4)の強烈なサーブでさらに勢いに乗り、最後は石ヶ森智哉(営3)の威力抜群のスパイクでセット連取となった。
守備面もしっかりと機能(写真:蔵田㊧、榎本)
3セット目も流れを引き継ぎ圧勝が期待されたが、相手の粘りもありシーソーゲームへともつれ込んだ。こちら側のレシーブミス等で失点が目立つ。しかし榎本、竹田健太郎(文2)らの攻撃で徐々にポイントを重ね、伊元のサービスポイントでゲームセット。序盤、終盤はやや課題も残るものの、3-0で格の違いを見せつけるストレート勝ちとなった。
竹田㊥の時間差攻撃
次戦は山梨大戦だ。春季リーグ戦時はストレート勝ちを収めている相手だけに、3戦目もストレートの白星を手に入れたいところだ。さらなるレベルアップを図りつつ、次週も順調に勝利を重ねていってほしい。(野口愛優)
選手コメント
榎本京祐
―今日の試合を振り返って
相手の立正大は春にフルセットまでもつれたチームだったので、自分たちが油断したら足を取られると思ってました。「最初からしっかりいこう」と話していたんですけどスタートが少しグダグダしてしまいました。最後の方にそれを修正できたのは良かったと思います。
―このリーグ戦からポジションがセンターに変わりましたが
もともとセンターの経験はあったので違和感はないです。セッターとどれだけ合わせるかが鍵となってくるので1週間しっかり練習したいです。
―渡邊選手、西田選手の2人のセッターがいますが
西田が夏休み中に熊本の国体に出場していたのでその期間合わせることができませんでした。なべ(渡邊)とは合宿中ずっと合わせていたので結構合ってきました。西田とはまだ少し微妙な感じなのでこれからしっかり合わせていきたいです。
―この2試合はそのようなことも考慮して渡邊選手がセッターを
そうですね。なべが合宿中は多く出ていたのでなべとの信頼度は上がってきていると思うのでそういう点でなべを使っているのではと思います。
―1年生が多いチームですが
1年生はまだリーグ戦も試合も慣れていないので、自分が上級生として下級生にしっかり声をかけてやりやすい環境を作れていけたらなと思っています。
―この夏に取り組んだこと
センターなのでブロックの手の出し方や横の動きの速さとかに気をつけて、あとはクイックで自分でサイドアウトを切れるようにやるという練習をやってきました。
―開幕2連勝でチームも波に乗ってきたと思いますが、これからの意気込みをお願いします
コートに入っている人間だけではなくてチーム全員で戦うということをテーマにしているので、全員で戦って全勝していけたらなと思います。
今では上級生としてチームをけん引する立場だ
伊元幸正
―今日の試合を振り返って
キャッチも基本的には返せたし、スパイクも決まっていたので調子自体はそんなに悪くないかなって感じながらプレーしていました。
―以前はOP(オポジット)でしたが、今季はWSとしてレシーブもしていますね
今後バレーを続けていくのであれば、打つだけじゃなくてサーブカットもして自分で打つっていうことをしないと上ではやっていけないって聞いて、本当に将来に向けて今から準備できてるっていうことは良いことだと思うので。このチャンスを逃さないように、自分をしっかり極めて、上でも戦えるように。
―今季は1年生が多くコートに入っていますが
春も1年生が何名か入っていて、そこに1人、2人くらい加わっただけなのでそんなにやりづらさはないですけど、今まで入ってなかった人が入っていることがコンビミスだったりちょっとしたミスに繋がるので、これからの練習で改善していければと思います。
―リーグ戦が始まって、現時点で修正したい部分は
本当にずっと自分たちの課題なんですけど、序盤の入りが悪いので、そこをスムーズにいけたら自分たちの試合ができるんじゃないかなと思います。
―開幕連勝ですが、チームの雰囲気は
4年生が盛り上げてくれるので、自分たちも楽しくやりやすいなと思います。
―秋季リーグ開幕まで特に強化された部分は
ポジションが今までと変わったので、スパイクは今まで通り練習して、サーブキャッチに時間を費やしてきました。
―今季のご自身の目標は
春に比べてスパイクの打数が減ったので、キャッチにしっかりと集中して、サーブレシーブを狙っていければと思います。
―来週に向けて
立正戦の最後のセットはグダグダっていってしまったので、ミスはなくすのは難しいですけど、ミスした後にどう切り替えるかっていうのを修正して、出だしから自分たちのバレーができるように雰囲気作りをしっかりやっていきたいです。
ポジションを変更し、活躍の幅が広がることが期待される
フォトギャラリー
- 開幕連勝!(写真:榎本)
- 今季はスタメンとして活躍する藏田
- チームを支える進藤㊨のブロック
- 榎本が「信頼度が上がってきた」と話すセッター渡邊
- 竹田はパワーのあるスパイクを放つ
- 相手の攻撃をを完全に封じる(左から竹田、進藤、伊元)
- 上級生としてチームを盛り上げる緒方
- 次戦も勝利なるか