【陸上競技】第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 2年連続77回目の本戦出場権を獲得!いざ箱根路へ! 選手コメント一覧
第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会
2016年10月15日(土)
陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
選手コメント
足羽純実 駅伝主将
―今の率直な気持ちを
まずは通過しないと話にならなかったので、できて今はとても嬉しいです。
―去年とは異なり主将として臨んだ予選会でしたが
みんな非常にここまでよくやってきてくれていたので、特に不安っていうのもなく、自分自身調子も上がっていたので、今回はいけるなって気持ちで臨めました。
―今年は関東インカレや全日本予選での苦しい走りが目立ちましたが
そこまでの状態も良くなかったので、結果を見ればなるべくしてなった結果だなって思うんですけど、そこでも自分で防げた点っていうのもあったと思うので、競技者としての弱い点が大きく出た上半期だったと思います。
―そこから切り替えることができた要因は
ここまで合宿と練習を積んできて、自信等もつけましたし、周りのみんなもしっかり支えてくれたっていうのも大きくあったので、練習とチームメイトがうまく噛み合ったからこそ、ここまでこれたと思います。
―今年は1、2年生に勢いがありますが
彼らがここまで盛り上げてくれたって言っても過言ではないです。2年生が特に勢いがあって、合宿中などでも普段の生活でも、2年生の勢いがチームを支えてきたっていうのはありますね。
―先週の東海大記録会でエントリー外の1、2年生が29分台を出したことも追い風になりましたか
そこもみんなやってくれたって気持ちになりましたし、言い方は悪いですけど外れた彼らがここまで走れたってことは、自分たちはそれ以上、それと同じくらいは走れるはずだっていう風にいい意味で自信にもなりました。
―その一方で主力の上級生が少ない状況ですが
メンバーで走れた者が少ないっていうのはあったんですけど、それ以外でもサポートとしての活躍も大きくありました。彼らがもしサポートをしてくれてなかったら、今日のこの結果になったかというと話は違うと思います。しっかり4年生や3年生が走ってないのは悲しいことではあるんですけど、それなりに切り替えて仕事をやってくれているので、その点については不満はないです。
―本戦前に出場予定のレースは
どこかしらで10000mで記録を出したいと思っています。まだまだこれから試合には出たいと思います。
―昨春からベストを更新できていませんが、目標とするタイムは
28分台を大学2年の時に出るなって確信して、そこから上手いことタイミングが合わなかったり、力不足でなかなかそこまで漕ぎ着けなかったんですけど。28分40秒くらいは出ると思うので、今年狙って出しておきたいと思います。
坂田昌駿
―今の率直な気持ちは
箱根出場を決めたことは嬉しいですが、自分たちの最大の目標は本選でシード権を獲得することなので、ここで満足せず次のことを考えて、練習、生活をやっていきたいと思います。
―4位という順位について
予選会の目標は5位以内ということで、4位は想定内でした。夏合宿では他大学を意識してできていて、他大学に劣らないような練習をしてきた自信があったので、この結果がついてきたと思います。
―チーム内順位は5番でした
自分は60分という設定ペースだったのですが、60分50秒かかってしまって、チームに貢献できなかったという反省点があり、5番という結果は悔しいので、しっかり修正して、箱根本選を迎えたいと思います。
―レースプランは
僕と坂東と足羽が60分をきってタイムを稼ぐという作戦だったのですが、自分が余計に1分近くかかってしまい、作戦通りとはいかず、反省するべきところだと思います。
―設定より遅くなった原因は
10キロまでは設定ペースでいっていたのですが、10キロ以降足が重くなってしまい、最後の5キロ15分50秒くらいかかってしまい、そこは自分の調整ミスとプレッシャーを感じていたというのがあったので、そういう結果につながったと思います。
―4年生ということでプレッシャーは大きかったですか
そうですね、自分が一番練習できたと自負していて、稼がなければいけないというプレッシャーが少なからずあり、そういったことが後半の失速につながったと思います。
―5位という最低限の結果にはまとめられたと思います
最低限の結果ではあるのですが、まだまだ甘いです。自分はもっといけると思っているので。
―昨年はチーム内では3位でした
昨年は10キロであげて、15キロから耐えるレースができたのですが、今回は耐えるレースができなくて、全然違う展開になってしまいました。
―前回の箱根では調子が上がらず7区を走られました
今年はチーム内でも練習できていて、力はあると思っているので、主要区間しっかり走れるようにしたいです。
―今回シード権を狙うためにどういったレースをしたいですか
全員が区間10位以内で、個人でもどんな区間を任されたとしても10位以内で走りたいです。
―今後はどういった調整を
まずはトラックレースでスピードをつけて、そこからまた合宿があるのでそこで体力をつけて、体力、スピードともにもっと上を目指していきたいと思います。
―最後に箱根駅伝に向けての意気込みを
シード権が最大の目標になるので、全員で力を合わせて頑張っていきたいと思います。
城越洸星
―箱根本選出場おめでとうございます
まずは出場できて良かったです。
―法政全体としても集団で走ることができました
そうですね。みんなで固まって走ることができました。
―個人的にはいかがでしたか
全然でした。後半は離れてしまったので。引っ張る気持ちが強すぎて、前半行き過ぎた感じがします。
―タイム的には全体的にまとまりがありました
そうですね。僕と細川、土井、岡原、強矢で集団としていこうと決めていたので。後ろのチームも集団で上がってきてくれていたので良かったです。
―下馬評を大きく覆す結果となりました
自分たちは下馬評ほど悪くないなと思っていたので、その通りになった感じですね。
―本選ではどのような走りを見せたいですか
任された区間をしっかり1桁の順位でまとめたいです。
―今年の箱根での経験も生きてくるのでしょうか
そうですね。区間はどうなるか分かりませんけどね(笑)。
―本選へむけての意気込みをお願いします
今日は結構悔しい思いをしたので、僕らのスローガンである「悔しさを忘れない」を掲げて、箱根にむけて頑張りたいと思います。
阿部泰久
―予選会を終えて
まず、自分の走りは別としてチームが4位通過できたことは今日は喜んでいいと思います。
―今回が初めての予選会となりました
去年は補欠だった分、予選会でしか晴らすしかないと思っていたので、まず走れることを喜びに感じて、結果を出さなければならないことを考えていました。
―予選会の雰囲気は
これだけたくさんの人がいて、応援してくれる人もいて緊張することはなかったですけど楽しんでやろうと思ってました。
―自身の調子は
夏合宿で思うように走れてなかったですけど、終わった後に、切り替えは得意だったので、切り替えてからは走れるようになりました。
―今日のレースプランについて
監督に指示されたタイムは61分20秒で、ペースは中盤は落とすように言われてたんですけど、正直中盤上がってしまい、後半落ち込んだのでもっといいタイムが出たのでないかと思います。気持ちが負けてしまったと思います。タイムも大体設定通りでしたね。
―本選に向けて
しっかり選ばれるために、しっかりやるべきことやって、その結果選ばれたらいいと思います。
―希望区間は
復路のスタートである6区をやりたいです。下りが得意というのが一番自分の中であるので。
―最後にファンへのメッセージをお願いします
まず4番で通過できたのは応援してくれた方々みなさんの応援があってこそなので、本当にありがとうございました。本選でのシードに向けて、自分の走りで貢献していきたいと思います。
細川翔太郎
―今の率直な気持ちを
自分たちが予選会で、しっかりと通れたのがとても嬉しいです。
―総合4位という結果については
一応目標が予選会5位通過っていう風にしていて、その目標が達成できたので、とても満足ですが、その分1、2、3番と上がいるので、まだ素直には大喜びできない状態ですね。
―細川選手自身の走りについては
今日暑かったのもありますが、もう20〜30秒速くしていかないと、来年もし予選会出るってなっとときに、エースがいないのでつらい部分があるかなと感じました。
―設定タイムやレースプランは
一応61分の集団の先頭にいって引っ張れるようにって言っていたんですけど、それがちゃんと10キロまで仕事を果たせたので、その点は良かったっていうか、合格点だなとは思います。
―春先に故障があったようですが
今の復調具合は 80%くらいですね。まだ100%ではないです。
―合宿での練習については
1次は外してしまって、2次から参加なんですけれども、その分しっかり最後までできましたし、最後の3次合宿でも追い込んで、みんなについてって、引っ張ってっていうのもやれたので、合宿はしっかりできたと思っています。
―今年は1、2年生に勢いがありますが
本当に1、2年生の勢いがあって、3年生が食われ気味なので、しっかり3年生もそれに飲み込まれないように、力をつけて成長していこうと思います。
―本戦前に出場予定のレースは
一応記録会を何本かやる予定ではいるので、そこで10000mを走ってベストを狙っていこうと思っています。
―今後に向けて
今年は怪我とかで全然走れなかったので、しっかりそこで記録を出すことと、まずは怪我をしないということを念頭に置いて、やりすぎずに箱根まで頑張って練習を積んでいきたいと思っています。
東福龍太郎
—今日のレースプランとしては
3つのグループに分けた1番下の集団で走っていたのですが、ずっと余裕を持って走れたので良かったと思います。
—5キロづつ徐々に法大の順位が上がっていきましたが
予定通りです。
—トラックのタイムに比べロードでの活躍が目立ちますが
ロードの方が得意なんですけど、法政自体あまりトラックは試合に出ていないので。
—箱根駅伝の本戦に向けて
予選会と本戦は別物なので、またトレーニングを始めからやりなおして、本戦に臨みたいと思います。
土井大輔
―予選会を振りかえって
目標がシード権で、予選会は通過点と考えてましたけど、100%出さないと勝てない大会なので、まずは通ってホッとしてますし、4位で通過できて素直に嬉しいです。
―2回目の予選会となりました
去年は15キロから足が止まってしまって、チームに迷惑をかけてしまって、今年は最後、公園入ってからどれだけ走れるかを意識して練習してきました。それが出せた結果だったかなと思います。経験がしっかり生きて良かったと思います。
―予選会の雰囲気は
昨年もそうでしたけど、予選会独特の雰囲気があるので、緊張感はありました。1年間で一番緊張する大会なので、呑まれそうにはなりましたけど、練習をしっかりしてきたので、自信を持ってやれました。
―全日本駅伝の予選会からどういった練習をしてきましたか
今年の箱根駅伝で負けてから悔しさを忘れず、シード権目指していろんな大会に出場してきましたけど、全日本の通過の目標が達成できず、チームに残されたのは箱根だけになってしまって。夏の練習を頑張って意地でも予選会通過しようと一致団結してチームが頑張れたのが良かったと思います。
―夏の練習について
昨年と流れは変わってはないですけど、やはりシードを取るということで、昨年より量も質も上の練習をしてきて、メンバーに入った選手中心にしっかりと練習できていたので、順調だったと思います。自分は5月に疲労骨折をしてしまって、6月まで全く走れなかったです。夏合宿の前から徐々に距離を積んでいって夏合宿も後半までは練習の強度を落としていて調子も上がってなかったですけど、後半はしっかり昨年以上の練習はできていたので今年はやれるなという感じはありました。
―レース前のチームの雰囲気は
夏にやることはやってきたとチーム全員が自信があったので、後はやってきたことをやるだけでいい雰囲気でしたね。
―チーム内では3番目でした
結構稼げた方ではないかと思います。昨年は荷物になってしまったので、そこはリベンジできたかなと思います。
―課題に挙げた後半の走りについては
終始リラックスして走ることができて、15キロから昨年の嫌なイメージがありましたけど、しっかり粘れてラップも落とさず良かったです。
―本選に向けてどういった練習をしていきますか
夏合宿が終わってから、僕自身いい練習ができていますけど、疲労を取りつつ、昨年のように箱根に出るだけではだめなので、しっかり気を引き締めて直して練習していきたいと思います。箱根では20キロを1人で走るレースになるので、そういう力もつけていきたいと思います。
―前回は土井選手も悔しい思いをしました
昨年は繰り上げになってしまい、僕自身陸上人生で1番悔しい経験をしました。あの悔しさはもちろん箱根でしか返せないと思うので、今年のリベンジをしっかりしたいと思います。
―希望区間は
大学に入る前から復路のエース区間である、9区を走りたいという思いがあって単独走は割と得意で距離も長いので走りたいと思ってたんですけど、今年度から距離が変わって4区も結構重要な区間がなっていて、往路ですし、単独走が求められると思うので、監督次第だと思うんですけど重要な区間を走ってみたいですね。
―最後にファンへのメッセージをお願いします
今年の1月2日、3日は出場できましたけど、悔しい結果になってしまったんですけど、今日の予選会で同じ舞台に立てたので、また当日楽しみにしていてください。
本多寛幸
―本選出場の感想は
本当にうれしいことですし、ここで決められて良かったです。
―下級生としての予選会はどのような気持ちで臨みましたか
ずっと足羽さんを中心に4年生や3年生への刺激となれたかなと思います。
―今日のレースは足羽さんを筆頭にチームが連なる形となりました
僕は落ちてきたみんなを支える役目でしたが、足羽さんは走れて当然の結果だったと思いますし、僕自身はまだまだ満足反省点も多く、満足のいくものではなかったですが、自分の走りが勝利に貢献できたという点では良かったかなと思います。
―この予選会順位はどのように受け止められますか
チームとして5位ということを掲げてやってきて、チームとしても1時間7、8分を狙ってきたので、順位については昨年を超えることもできましたし、満足はしていませんが良い収穫になったと思います。
―最後に意気込みをお願いします
合宿での仕上がりが悪く、この1カ月何とか戻した形なので、僕自身今日は8番くらいで入りましたが、まだまだ上位も捉えられますし、しっかり状態を上げて去年の区間最下位のリベンジを果たせるように頑張っていきたいです。
坂東悠汰
―今のお気持ちをお聞かせください
まず個人は足羽さんと坂田さんの3人で一緒に60分のペースで走ることが目標だったのですが、ラスト5キロでちょっとペースを落としてしまって60分20秒くらいでフィニッシュする形になりました。自分の中では今日のコンディションを考えるとまずまずのレースだったかなと思っています。全体では4位だったんですけど、レース前のチームの目標は5位だったので、非常に嬉しく思います。
―今日は気温が高く、暑かったと思いますが気になりませんでしたか
自分はあまり暑さは気にならなかったです。ですが、普段はできない足の裏に水ぶくれができてしまって、それが後半に影響してしまいましたね。
―ご自身は予選会の出場は初めてですが緊張は
普段からあんまり緊張はしないですかね。初めてということでスタート前は緊張感があったんですけど、それでも自分の走りはできたかなと思っています。
―以前、長い距離が苦手だとおっしゃっていましたが改善されましたか
夏合宿で距離は踏めていたので、そういうところに関して距離の不安はなかったですね。
―集団走の対策は練っていましたか
足羽さんのリズムに合わせれば大丈夫だと監督からもアドバイスをもらっていたのでそこまで心配はなかったですね。
―昨年に続き2回目の本選ですが意気込みを
シード権を取ることを掲げているので、それに向けて自分もチームに貢献できてエースに負けないような走りをします。
矢嶋謙悟
―今の率直な気持ちは
箱根出場が決まり、素直に嬉しいですが、目標のタイムが61分くらいでいきたい気持ちがあったので、タイム的には満足はできないですね。監督も言っていましたが、ここはあくまで通過点で、ここから気を引きしめて、練習をしてシード権取れるように頑張りたいと思います。
―初めての予選会でした
1年間ここで走りたいと思っていたので、走れたことは嬉しいですが、12人中、9~12番目くらいだったのですが、10番に入れてチームに貢献できたのは嬉しいです。
―レース中に監督からなにか指示はありましたか
1年生2名が早い段階でたれてしまい、自分が10番目ということで、後悔だけ残さないように自分がやるしかないと思いました。
―予選会に向けての調整は
1年生の時よりは力はついたのですが、長い距離が得意ではないので、そこをやってきましたが、まだ足りない部分があるかなと思います。
―箱根に向けてどういった取り組みを
まだ、20キロという距離に対応できていない部分が課題なので、しっかりと距離をふんで練習も頑張っていきたいと思います。
―箱根駅伝への意気込みを
本選でチームの一員として走れるように頑張ります。
強矢涼太
―本選出場おめでとうございます。今の気持ちは
良い走りは出来なかったですが、チームが予選通過出来たので、素直に嬉しいてす。
―監督にいつ今日走ることを伝えられたか
大体合宿の内容でメンバーが決まるんですけど、今日の試合の2週間前くらいからメンバー発表されて、自分はメンバーに入る と思ってたので、そこから覚悟を決めてやってきました。
―試合直前監督に言われたこと
夏合宿あれだけ練習やってきたんだから、自信を持って走れと言われました。
―初めての箱根駅伝予選会ですが、緊張はしましたか
しました。1週間前くらいからプレッシャーが相当あって、落ち着かなかったです。結果は良くなかったですけど自信があったので、思いきっていこうと思ってました。
―予選会の雰囲気は
人も多くて経験したことない舞台でしたが、楽しく走れたなと思います。
―夏合宿で意識したこと
箱根を意識した練習ができたかなと思います。
―今日の走りについて
序盤から少し身体がキツくて、後半も粘るところで粘れなくて、タイムも全然ダメだったんですけど、このタイムだからこそ箱根までむしろ伸びがいがあると思うので、これをプラスに捉えてもっと練習していきたいと思います。
―後半キツかったのは暑さですか
はい。後半は体力不足だなと思いました。
―先週の東海大記録会では1年生が29分台を二人記録しましたが刺激になりましたか
はい。相当刺激になりました。記録を出した二人は良かったと思います。
―最後に箱根駅伝本選に向けて一言お願いします
この走りなのでまだメンバー選出されるか分からないですけど、後2ヶ月しっかり箱根に合わせて練習して、箱根のメンバーに選ばれて本選で走れるようにしたいです。
フォトギャラリー
- 本戦出場を決めた法大
- 足羽は主将としてチームを引っ張った
- 最上級生の意地を見せた坂田
- 初の予選会を走った矢嶋
- 細川は本戦での奮闘を誓う
- 予選会通過に大きく貢献した土井
- 1年生ながら予選会のメンバーを担った強矢
- 本多はまだまだとこれからの飛躍を話した