【バスケ】第93回関東大学3部リーグ戦2次リーグ 対山学大 またも100点ゲームで勝利 残る2試合に手ごたえ
明星大に勝利し、2部昇格を確定的なものにした法大。しかし2部との順位決定戦に進む為には、何としてでも2位以上にならなければならない。前回苦戦した山学大との一戦となったが、昨日の明星大戦の勢いそのままに試合を優位に運び、100点ゲームで勝利した。
試合結果
トータル試合結果
101 法政大学 |
26 | 1Q | 17 | 77 山梨学院大学 |
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17 | 2Q | 17 | ||
29 | 3Q | 17 | ||
29 | 4Q | 26 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#14 植村哲也(文4) | 175/74 | PG | 明成 | 6 | 0 | 1 |
#13 鈴木蓮(現4) | 180/73 | SG | 東北学院 | 11 | 3 | 4 |
#12 千代虎央太(法1) | 188/75 | F | 光泉 | 5 | 2 | 0 |
#10 和田直也(法4) | 187/80 | F | 幕張総合 | 2 | 4 | 0 |
#24 鈴木悠介(法2) | 197/95 | C | 洛南 | 12 | 5 | 0 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
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#15 米山滉人(営2) | 184/83 | C | 湘南工科大付属 | 0 | 1 | 0 |
#34 濱田裕太郎(文1) | 186/75 | SG | 育英 | 4 | 1 | 1 |
#23 戸堀勇吾(文4) | 190/78 | PF | 國學院久我山 | 3 | 4 | 2 |
#16 竹内悠貴(法3) | 195/85 | PF | 西武文理 | 12 | 7 | 0 |
#30 水野幹太(営1) | 183/75 | PG | 福島南 | 9 | 1 | 2 |
#6 中村太地(法2) | 190/79 | G | 福大大濠 | 18 | 3 | 1 |
#5 玉城啓太(法3) | 175/65 | SG | 京北 | 11 | 2 | 3 |
#2 野口勇樹(法3) | 181/73 | PG | 土浦日大 | 2 | 0 | 2 |
#7 柳川知之(法4) | 192/82 | PF | 明成 | 6 | 1 | 0 |
#55 金剛鉉(文3) | 187/84 | PF | 報徳学園 | 0 | 3 | 0 |
戦評
今試合の対戦相手は山学大。1次ステージでの対山学大戦は4点差で勝利という接戦だった。
スターティングファイブは植村哲也(文4)、鈴木蓮(現4)、和田直也(法4)、千代虎央太(法1)、鈴木悠介(法2)。法大は鈴木悠のフックシュートで先制するも、残り7分に連続でターンオーバーしてしまう。ターンオーバーからの速攻を相手に許し、ひき離せず。点差を広げるチャンスが何度かあったものの、自らのミスに阻まれ、9点差で第2Qへ。
第2Qは1次リーグでの対戦で10得点9リバウンドの活躍を見せた山学大21番バト・ツェレンが出場。前回の反省をふまえ、バトに対し積極的にダブルチームを組み、インサイドの守りを固めた。オフェンスでは濱田裕太郎(文1)を筆頭に走るバスケットを展開。しかし、点差を広げることはできず43-34。
第3Q。早々に玉城啓太(法3)のアシストによる和田の得点、玉城のスリーポイントでベンチを沸かす。第3Q開始からわずか1分30秒で山学大はタイムアウトを取った。タイムアウト後も流れは変わらず、植村、玉城の連続スリーポイント。ゾーンに入った法大はルーズボールやリバウンドにも積極的に絡んでいき、点差を広げる。19点差で最終ピリオドへ。
第4Qではパスミスが目立つも、明らかに速攻を意識したオフェンスを展開した法大。残り5分、スコアは91-55の場面で柳川知之(法4)が8試合ぶりの出場を果たした。ボールを維持できず、山学大のオフェンスが続くも、リードを守りきる。最終スコア101-77で試合を終えた。
前回の対戦で明確になった課題を克服したことをスコアが証明している。良い形で次戦へつなげたい。(高野茜)
選手コメント
鈴木蓮(現4)
―今日の試合を振り返って
入りで何回かミスが続いたんですけど、試合自体は悪くなかったかなと思います。山学大とは1戦目で苦しい試合をしたので、ディフェンスからいこうという感じでした。
―ここ数試合スタメンでの出場ですが、プレーに変化はありますか
スタメンで出ても後から出てもやることは変わらないんですけど、最後は4年生がしっかりしないとだめだと思うので、ディフェンスからがんばろうと思いました。
―今季は下級生中心のラインナップが予想されていた中、鈴木蓮選手を含め4年生が主力として貢献しています。その現状については
リーグ戦は4年生がしっかりしないといい形で終わることはできないので、4年生中心でゲームをつくれたらなと思っています。1年生は自由にやってもらっていいので、自分たちが我慢するところは我慢してという感じです。
―監督は植村選手との相性の良さについてお話しされていましたが、ご自身ではどう思われますか
高校の時から国体などでいっしょにやっていたので、そういうので付き合いが長いというのはあります。
―来週は上武大との大一番も控えていますが、ポイントはどこになるでしょうか
やはりディフェンスとリバウンドですね。オフェンスはみんなスキルもあって問題ないので、ディフェンスどれだけできるかで勝敗が変わると思います。
―前回上武大にはリバウンドで圧倒されましたが、昨日の試合(2次リーグ 対明星大)ではリバウンドで勝利をつかみました。そういった意味では手応えをつかめたのではないですか
1次リーグでリバウンドが課題だったので、チームのみんなで意識しました。雰囲気もいいですし、1次リーグとは全然違うかなと思います。
―次の試合に向けて
ディフェンスから走って必ず2勝して、順位決定戦にのぞみたいです。
竹内悠貴(法3)
ー今日の試合を振り返って
昨日いい形でリベンジできたので、その雰囲気のままいい流れでいけたのでとてもいい試合だったと思います。
ー出場機会がまた増え始めました。感覚はいかがですか?
一時期ケガもあって出れていなくて。最初のうちは出ててもあまり上手くいかなかったりしたんですけど、今週の練習から少しずつ調子良くなってきて感覚としては非常にいいですね。
ー今日はサイズの差もあって、インサイドは圧倒していました
相手の外国人選手が出ていた時はフィジカル面では同じくらいあったのでキツかったんですけど、出ていない時は圧倒できると思ったので攻めまくりました。
ーバスケットカウントをもらってガッツポーズをする場面も見られました
バスカン決めたら「エンドワン」って叫ぶっていう流れにしてるので、自分の中では(笑)。チーム内でもそれを待ってくれている人がいるので(笑)。
ー昨日の明星戦ではリベンジすることができました
第1Qの出だしは苦しかったんですけど、第2Qから1巡目とは違ってチームでやろうという気持ちが練習中からあって、厳しい場面でもベンチ、応援団、出ている選手、コーチ陣みんなが気持ちを一つにして頑張った結果が出たんだと思います。
ーこれで2連敗後、3連勝です。チームの雰囲気はいかがですか?
上武に負けて、落ち込んだテンションのまま明星に負けてしまったので、徹底的に気持ちの切り替えを1週間でやって、それがてきた結果が今回の3連勝に繋がっていると思うので、キャプテンの哲さん(植村)を中心にうまくできていると思います。
ー残り2戦となって、前回敗れた上武との対戦も残っています
今週の練習が調子良ければプレータイム長く使ってもらえると思うので、その時に相手のマーテル選手を止められるかどうかが勝負の鍵を握ってくるので、そこを考えながらやっていきたいと思います。
ー最後に残りの試合への意気込みをお願いします
3部は最初から優勝するという目標だったので、全勝は出来なかったですけど頑張ってやっていきたいと思います。