【準硬式野球】第60回関東地区大学選手権大会準々決勝 対国士舘大 中盤まで好ゲームを展開も‥「完敗でした」力負けで4強進出とならず。
第60回関東地区大学選手権大会 準々決勝
2018年3月29日(木)
法大多摩グラウンド
※掲載が遅れましたことお詫び申し上げます。
準々決勝まで圧倒的な力の差を見せてきた法大。4強進出かけた相手は、東都大学リーグに加盟する国士舘大。手強い相手だけに優勝に向け大きな山場となる試合だった。試合は、エース竹内の踏ん張りもあり5回まで2-2の好ゲームを展開。しかし、6回に竹内がつかまり勝ち越しを許すと、さらに失策も絡み突き放されてしまう。その後、完全に気持ちが切れてしまった選手たち。終わってみれば9点差をつけられる大敗で準々決勝敗退となってしまった。
試合結果
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国士舘 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 5 | 0 | 11 | 18 | 1 |
法 大 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 2 |
(法大)竹内、尾崎、渡邊−乘松
二塁打:佐々木(1回)
盗塁:大石(4回)
打撃成績
打順 | 位置 | 選手名 | 出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | (6) | 大石智貴(経3) | 静岡 | 4 | 0 | 0 | 1 | .143 |
2 | (DH) | 堀皓貴(社3) | 鳴門 | 3 | 0 | 1 | 2 | .400 |
3 | (9) | 石橋優一郎(法4) | 徳島北 | 2 | 1 | 0 | 2 | .375 |
4 | (3) | 佐々木勇哉(社3) | 花巻東 | 4 | 1 | 1 | 0 | .417 |
5 | (7) | 鳴川宗志(社4) | 鳴門 | 4 | 0 | 0 | 0 | .182 |
6 | (4) | 三品勇人(社4) | 報徳学園 | 3 | 0 | 0 | 0 | .273 |
PH | 三輪達也(社4) | 桐蔭学園 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
4 | 海津裕太(経3) | 日本文理 | − | − | − | − | − | |
7 | (5) | 鎌田航平(社2) | 鳴門 | 3 | 1 | 0 | 1 | .143 |
8 | (2) | 乘松幹太(現3) | 新田 | 4 | 2 | 0 | 0 | .250 |
9 | (8) | 中川大輔(経2) | 日大三 | 3 | 1 | 0 | 0 | .273 |
PH | 土倉徳(社3) | 遊学館 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
P | (1) | 竹内悠(社4) | 藤代 | − | − | − | − | − |
1 | 尾崎海晴(社2) | 鳴門 | − | − | − | − | − | |
1 | 渡邊勇大(キャ4) | 西武台千葉 | − | − | − | − | − |
※学年は、新学年を掲載
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
竹内 | 5回2/3 | 11 | 0 | 3 | 4 | 2.84 |
尾崎 | 2回1/3 | 7 | 1 | 1 | 6 | 5.79 |
渡邊 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 9.00 |
Point of the game
リーグ戦優勝に向け見えた課題。勝敗を分けた6回
力負けだった。ベスト4進出がかかった今試合。相手は、強豪が集う東都リーグの一部に属する国士舘大。リーグ戦に向けても新チームの力が試される一戦だった。序盤は、お互い2点ずつを取り合い拮抗したゲーム展開に。5回まで2対2の同点と次の1点が勝負を左右すると伺えた。そして6回、内野安打で出塁した走者を2塁まで送り、9番打者への初球。強く振り抜かれた当たりは、左前へ。これが左前安打となり勝ち越しを許してしまった。そこから完全に法大の気持ちが切れていった。竹内悠(社4)が四球を出して走者を出せばストライクを取りに行った球をとらえられ、長打に。さらに失策などで大きく点数を突き放されてしまった。試合後、鳴川宗志主将(社4)は、「完敗でした」と力負けを認めた。
得点力不足もさることながら、今の法大には、国士舘にはあるチームとしての結束力がない。 だからこそ「(相手の方が)勢いがあった」と鳴川が話すように、6回のようなチャンスでの束になって襲いかかってくる相手に圧倒されてしまった。
それでも堀皓貴(社3)の台頭や昨年から4番として出場する佐々木勇哉(社3)の成長など好材料も多かった今大会。リーグ戦連覇へ。今こそ個々の力を合わせる時だ。全日という「忘れ物」を取り返しに、奮起を期待したい。(具志保志人)
選手インタビュー
鳴川宗志(主将としてリーグ戦2連覇へ)
―今日の試合を振り返って
完敗でした。
―手強い相手だったと思います
勢いがあるチームだなとは思いました。
―力の差を感じた点はありましたか
チャンスで一本打つ得点力ですね。そこの部分と今日に関しては自分たちが失策してしまったので、そういう所ですかね。
―大会を通して見えてきた課題は
課題は得点圏で走者を返す力と守備で言ったら大事な所で失策しない所とかですかね。1つのミスが大きなものに繋がることが知れたと思います。
―逆に収穫はありますか
やはり負けたことで、全員悔しい気持ちになったと思うので、負けたことで見つけた課題をどうやって次につなげていくのか考えるきっかけになったのかなと思います。
―最後にリーグ戦に向けて
リーグ戦は関東も負けてしまって優勝しかないので、もう一回チームを立て直して、てっぺんを取りに行きたいと思います
フォトギャラリー
- 堀は、リーグ戦での活躍にも期待だ
- 今日も先制打を放った(佐々木)
- 竹内は、もう一つ踏ん張れなかった
- レギュラー奪取へ、安打を放った鎌田
- ミスショットをし、悔しい表情を浮かべる場面も(佐々木)
- 力強い球を投げ込む尾崎
- チーム唯一のマルチ安打を放った乘松
- 中川には、さらなる活躍が求められる