【テニス】全日本学生選手権大会本戦がいよいよ開幕!雨天の影響を受け中断試合相次ぐ
全日本学生選手権大会
男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦、女子ダブルス1回戦
2018年8月13日(月)
岐阜メモリアルセンター
今年も学生日本一を決める夏がやってきた。本日より、全日本学生選手権大会(インカレ)が開幕。初日の今日、初めは晴れて涼しい風が吹いた岐阜だったが、午後過ぎから粒の大きい雨が降っては止みを繰り返し、試合の一部が一時中断及び中止となってしまった。このように天気が不安定な中でも、選手たちは1ゲーム1ゲームを全力でこなし、高みを目指した。
試合結果
男子シングルス1回戦
勝敗 | 選手名(学部・学年) | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 前崎直哉(経4) | 6-1,6-3 | 箸本涼真(金沢大) |
※ | 藪巧光(経3) | 1-0 | 西村大誠(九州共立大) |
※ | 柚木武(スポ2) | – | 矢部馨(専大) |
※ | 鈴木保貴(スポ3) | – | 石川希望(神院大) |
女子シングルス1回戦
勝敗 | 選手名(学部・学年) | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
● | 林彩子(社4) | 6-0,1-6,2-6 |
坂田玲香(東海学大) |
● | 下地奈奈(社3) | 6-3,4-6,1-6 | 斎藤佳帆(明大) |
女子ダブルス1回戦
勝敗 | 選手名(学部・学年) | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
※ | 林彩子・下地奈奈 | – | 中谷琴乃・橘彩音(甲南大・関西大) |
戦評
法大の先陣をきって登場したのは女子主将の林彩子(社4)。自身にとって最後のインカレに挑んだ。
第1セットは完全に林のペースで試合が進む。コート全体を上手く使いながらショットを放ち、相手を翻弄。さらにドロップショットも次々と決まりこのセットを6-0でとる。
しかし第2セット、第3セットでテーピングをしていた脚が思うように動かなくなり粘りのテニスができなくなる。さらに相手のサーブやフォアハンドが勢いを増し為す術がなくなった。結局、第2セット、第3セットを連続で奪われ、トータルで1-2。林にとって最後のインカレのシングルスは終わりを遂げた。(草野慧)
厳しい暑さとなった初戦。副主将である前崎直哉(経4)が登場。相手を自分のペースに巻き込み6-1で第1セットを獲得する圧巻のプレーを見せる。第2セットでは第2ゲーム辺りから相手のプレーに翻弄される。しかし前崎が副主将としての意地の踏ん張りをみせ、6-3で第2セットを獲得する。見事ストレート勝ちを決め、2回戦進出を決めた。(近藤のぞみ)
女子シングルス1回戦出場したのは下地奈奈(社3)。前日の予選での疲労に加え、今日の猛暑。それに屈せず、長いラリーの見られるきついゲーム展開を見事に制すと、6-3で第1セットを獲得。続く第2セットは、序盤こそ相手のペースにのまれ、2ゲームを取られるも、そこから3ゲームを連取し意地を見せる。しかしその後相手が勢いを増し、完全にペースを乱されると、第2セットを4-6で落とす。迎えた最終セット。第2セットで波に乗った相手を崩せず、1-6で敗戦。1回戦敗退となった。試合後、「次につながる試合になった」と語る下地。明日のダブルスへ期待がかかる。(手島莉子)
下地の次にC6コートに現れたのは藪巧光(経3)。藪にとってインカレ3回目となる本大会では初々しい感じは消えどこか自信に溢れていた。第1セット1ゲームではいきなりアウトラインのギリギリを攻めるプレーで相手を翻弄し、一気にキープへ持ち込む。2ゲームでは、雨天による中断となったが、長いデュースを勝ちで収め勢いを保つ。そのまま第1セットは6-1で相手に点差を埋めさせずフィニッシュ。第2セット2-0で再び雨天により中断。昼間の間に試合を終えることはできなかった。(下石川愛実)
選手コメント
下地奈奈(社3)
ー今日の試合を振り返って
結構自分にとって強いなと思っていた相手でした。昨日まで予選で身体も疲れていたので、自分のできることからやろうという気持ちで臨みました。最終的にやっぱり身体がきつくて負けてしまったんですけど、次に繋がる試合だったのかなとは思いました。
ー相手のプレーの印象は
そんなにパンっと打ってくる相手ではなくて、結構コースとか緩いボールを使ってペースを崩してくる感じでした。それに対して自分が中に入って打つ時もあったんですけど、その時のミスもあってポイントが取れなかったのかなっていうのもありますね。
ーファイナルセットは猛暑でしたし、かなり疲れていたようですが
はい。足が結構きつくて、今つったらダブルスができないと思ったので、つらないようにやっていました。でもそれによって、ポイントを取れるプレーができなくて負けた原因にもなったのかなって思います。
ー長いストロークで決めるプレーなどあまり見られませんでしたが、それも疲れの影響ですか
はい。1ポイントが長いとやっぱり身体がきつかったので、なるべく打って早く終わろうと思っていましたね。一か八かで打ったりもしていました。
ー明日のダブルスへの意気込みは
私も彩子さんもシングルスは負けちゃって、もうダブルスしかないので、勝って次の第1シードと試合ができるように頑張りたいと思います。
フォトギャラリー
- 逆転による悔しさを露わにした林
- 粘り強いプレーを見せた下地
- 4年生の余裕を見せ2回戦進出を決めた前崎
- 雨天のため中断試合となった藪