【テニス】関東大学テニスリーグ 対中大 今年度リーグ戦が開幕!!ダブルス全勝で勢いに乗り、大差をつけ開幕戦を白星で飾る!
関東大学テニスリーグ
第1戦 対中大
2019年9月2日(月)
早稲田大学東伏見テニスコート
関東大学テニスリーグが開幕した。昨年は総合成績3位に終わり、上位2校に出場権が与えられる王座の切符をつかむことができなかった。今年度リーグ初戦は中大と対戦。ダブルスで全勝し勢いに乗ると、総合結果7-2で快勝し、開幕から好発進した。
試合結果
トータル試合結果
7 法政大学 |
3 |
ダブルス |
0 |
2 中央大学 |
---|---|---|---|---|
4 |
シングルス |
2 |
ダブルス
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
D1 | ○ | 楠原悠介(経4)・岡垣光祐(経3) | 7-6(6),6-3 | 望月勇希・清水一輝 |
D2 | ○ | 佐野有佑(経2)・高清水研人(経2) | 6-3,3‐6,6‐1 | 星木昇・池田悠人 |
D3 | ○ | 藤井俊吾(社4)・賀川稜太(社3) | 6-3,6(4)-7,6-4 | 杉山和哉・小峰良太 |
シングルス
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 | |
---|---|---|---|---|
S1 | ○※ | 岡垣光祐(経3) | 0‐0,0-0 | 望月勇希 |
S2 | ● | 賀川稜太(社3) | 4-6,2-6 | 清水一輝 |
S3 | ○ | 中川舜祐(社2) | 6-2,6-2 | 星木昇 |
S4 | ○ | 藪巧光(経4) | 7-5,6-0 | 池田悠人 |
S5 | ○ | 楠原悠介(経4) | 6-4,6-4 | 杉山和哉 |
S6 | ● |
横尾淳司(社3) |
3-6,2-6 | 小峰良太 |
戦評
ダブルス
インカレベスト8に終わり、悔しさをリーグ戦にぶつけたい岡垣光祐(経3)・楠原悠介(経4)組は、D1に登場。望月勇希・清水一輝組と対戦した。
第1セットではブレイクを2つ奪い、3連続でゲームを得るも相手に4連続でゲームを奪われてしまう。そこから互いにキープが続きタイブレークにもつれこむ。タイブレーク序盤は相手の勢いあるストロークに苦戦するも、岡垣のサーブで息を吹き返す。すると、楠原、岡垣ともに好プレーを見せ、タイブレークをものにした。第2セットでは終始安定したプレーで相手を追い詰める。第8ゲームでこのセット初めてのブレイクを奪うと、次のゲームをしっかりキープし、6-3でセットを獲得しトータル2-0で快勝。エースペアとしての意地を見せた。
接戦を制した藤井・賀川(左)組
シングルス
S4に登場したのは中川舜祐(経2)。相手は同じく2年生の星木昇、同学年対決となった。中川は第1セットから力で押すテニスを展開する。3-1で迎えた第5ゲームにブレイクを許すも、次のゲームですぐさまブレイクバック。勢いそのままに第8ゲームでもブレイクに成功し、このセットを獲得する。第2セットに入っても中川の優勢は変わらない。第1ゲームではネット際でのプレーが光り勢いに乗ると、第5ゲームから第8ゲームまで4連続で奪い、見事な勝利を収めた。
「全勝する気持ちでいく」と楠原は次戦にも意欲を燃やす。このリーグ戦でいくつの白星を法大にもたらすのだろうか、期待をせずにはいられない。
(記事、写真:加瀬航大、宮川昇)
選手コメント
藤井俊吾(社4)・賀川稜太(社3)組
ー今日の試合を振り返って
賀川:僕としては、もっと早く終わらせることができた試合かなと思います。すごくいいというわけでもないですが、悪くないプレーをできていました。ただ、僕がリターンを返したときにはほとんどポイントを取れていたなかで、要所要所でリターンを返せず先行できなかったことが、セットを落としてしまった原因かなと思います。
藤井:僕は…役目は果たせたかなと。以上です。
ーリーグの初戦、試合前はどのような話をしたのか
藤井:相手にどのように威圧感を与えるかということを話しました。普段から(ペアを)組んでいるので、どのような流れで(試合を)運んでいけばいいのかを考えながら試合に入りました。それと、どのように威圧感を与えるかという点では、賀川の顔が長いので、目立つ努力をしろという話もしました(笑)。
賀川:すごく変な先輩なので組んでいて大変です(笑)。D3の位置でうちとしては絶対に一本取らなければいけないという緊張もあったし、僕たちがひたすら叫んでいれば他のコートにも勢いを与えられると思ったので、テンションを上げていこうと。試合の作戦については藤井さんに任せて、それに合わせて僕がどれだけやれるかということ意識しました。
ー相手選手が審判の判定に対して熱くなる場面があったが、やりづらさなどはあったか
藤井:毎年あることなのであまり気にしなかったです。そういうことも含めて勝たなければいけないなと思います。
賀川:僕も自分のメンタルにはあまり影響はなかったです。逆にもっと煽ってイラつかせようかなというくらいの気持ちでいました。
ーシングルの試合を振り返って
賀川:単複連続でもう少し頑張りたかったなという思いでいます。今回初めて単複両方に出ることを経験できたので、次からはもっといい試合をできると思います。
ーこれからのリーグ戦への意気込み
藤井:僕は最後の4年生ということで、個人というよりはチームのために、しっかり任せられた役割を任された分だけ成し遂げようと思います。ダブルス・シングル関係なく全勝して、後輩を引っ張っていけるような存在になれるよう気を引き締めていきます。
賀川:今回初めて出場したのですが、今回のチームは王者を目指せるチームだと思うので、そのためには僕を含めた3年生の役割も大事になってきます。今日はシングルで負けてしまいましたが、これからまた単複全勝できるように頑張ります。
楠原悠介(経4)
ー今日の試合を振り返って
ダブルスは3-0までお互いに良くて、ツーブレイクの状態で岡垣のサーブの時にリズムが狂ってしまいました。お互いに引いた状態になってしまって、向こうもそこを見逃さずに攻めてきたので、すぐ追いつかれてしまって。そこから押され気味で、タイブレークも相手に勢いがありました。でもそこで僕と岡垣のスーパープレーが出たので押していけたのでよかったです。セカンドも4-3までキープが続いて1回望月(勇希、中大)のサーブをとることができたので、そこが大きかったですね。望月が体調悪かったのでそこはしょうがない部分なんですが、勝てたのは大きかったなと思います。
シングルスは初めてリーグ戦に出たので、体も大丈夫かなと思いつつやっていたんですけれど、向こうも体がきつそうだったので、負けるわけにはいかないなと思ってやっていました。3-4までいってあまり取られる気はなかったんですけれど、ベンチコーチのアドバイスをしっかり聞いて、ブレイクできたのが良かったかなと思います。セカンドセットになってからは気持ちも入っていたので、負ける気がしなかったですね。そういう気持ちで行けたから勝てたかなと思います。
ーリーグ開幕戦、どのようなことを考えコートに
4年目でラストなので王座に行きたいというのもあったので、緊張するなと思っていたんですけれど、楽しくできたのでよかったなと思います。
ーチームでの共通意識は
思い切ってやろうって感じですね。2年生のペアがD2で初めてだったので、「思い切ってやれよ、俺らがいるから」という感じでやっていたので、思い切ってやれたかなと、攻めれてよかったなと思います。
ーインカレ、夏関から変えたこと
ダブルスもシングルスも変えてないですね(笑)。
ー夏関では柚木武(スポ3)選手とペアを組んでいたが
インカレ出たペアか、夏関で出たペアでリーグ戦に出るのかというのを考えていました。インカレもしっかりベスト8取れて、夏関もベスト4に2つ入ったのでどちらでもいける形でしたね。でも柚木とヤス(鈴木保貴(スポ4))がけがをしてしまったので(岡垣と組みました)。2、3戦目ではベストなオーダーでいけるかなというのはあります。
ー次戦に向けて
やっぱり最後なので全勝する気持ちでしかないので、4年生は僕とヤスと藤井と藪とかいるので、勝って次の慶応戦に向けての励みになればなと思います。
フォトギャラリー
- リーグ戦初出場ながら勝利をおさめた佐野(左)・高清水組
- 楠原・岡垣(左)組もストレートで勝利をおさめた
- 熱戦を制した藤井・賀川(左)組
- 単複共に快勝した副将の楠原
- シングルスで活躍した藪
- 横尾は奮闘を見せるも勝利はならず
- リーグ戦初勝利を果たした中川