【ハンド】2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第7節 対東海大 前半を同点で折り返すも、後半の失点を最小限にとどめ勝利 今季4勝目を飾る!
2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第7節 対東海大
2019年9月22日(日)
明大和泉体育館
前節日大戦を勝利で終え、二連勝を狙う法大が挑むは東海大。今季8位とあまり調子に乗り切れていない相手だけに勝利が至上命題となった。序盤を優位に進めた法大だったが東海大も負けじと猛攻。前半を17⁻17で折り返す。どちらに転ぶかわからない状況を切り抜けたのは法大。松岡寛尚(経4)・山本祐輝(社4)・柿沼健吾(社3)などおなじみの面目シュートを決める。一方でディフェンスもうまく機能し後半の東海の得点を10点に抑え、32⁻27で勝利を収めた。
試合結果
トータル試合結果
32 法政大学 |
17 | 前半 | 17 | 27 日本大学 |
---|---|---|---|---|
15 | 後半 | 10 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
16 | GK | 高木アレキサンダー | 経1・市川 | 0 | 0 |
2 | CB | 山本晃大 | スポ健4・雄城台 | 4 | 39 |
3 | RB | 山本祐輝 | 社4・浦和学院 | 3 | 16 |
7 | RW | 能條裕太 | 国文4・法政二 | 3 | 20 |
5 | LB | 松岡寛尚 | 経4・藤代紫水 | 14 | 65 |
18 | LW | 小林昇太 | スポ健4・法政二 | 1 | 5 |
9 | PP | 柿沼健吾 | 社3・雄城台 | 2 | 23 |
交代選手
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
34 | LW | 佐々木隆斗 | 社2・浦和学院 | 0 | 4 |
4 | RB | 服部流征 |
経4・高岡向陵 | 2 | 4 |
21 | GK | 河村直人 | 生命1・昭和第一 | 0 | 0 |
32 | RB | 輪島優太 | 経2・横浜創学館 | 0 | 0 |
22 | PP | 橋口博隆 | 社2・雄城台 | 2 | 8 |
11 | RW | 本田悠也 | 社3・大分 | 0 | 1 |
8 | PP | 中惣康介 | 経4・小松 | 1 | 1 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
1位 | 日体大 | 7-0-0 | 226 | 176 | 50 | 14 |
2位 | 明大 | 4-1-2 | 172 | 164 | 8 | 9 |
3位 | 法大 | 4-1-2 | 187 | 186 | 1 | 9 |
4位 | 中大 | 4-0-3 | 169 | 150 | 19 | 8 |
5位 | 国士大 | 3-2-2 | 181 | 183 | −2 | 8 |
6位 | 筑波大 | 3-0-4 | 180 | 154 | 26 | 6 |
7位 | 早大 | 2-0-5 | 173 | 195 | -22 | 4 |
8位 | 東海大 | 2-0-5 | 154 | 176 | -22 | 4 |
9位 | 立大 | 2-0-5 | 179 | 203 | -24 | 4 |
10位 | 日大 | 2-0-5 | 148 | 182 | -34 | 4 |
秋季リーグ戦結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 8月31日(土) | 中大 | ○27–24 | 日大八幡山 |
2 | 9月1日(日) | 立大 | ●27-37 | 日大八幡山 |
3 | 7日(土) | 早大 | ○24-23 | 国士大多摩 |
4 | 8日(日) | 筑波大 | 台風のため中止 | 国士大多摩 |
5 | 14日(土) | 国士大 | △27-27 | 中大多摩 |
6 | 15日(日) | 日体大 | ●26⁻31 | 中大多摩 |
7 | 21日(土) | 日大 | ○24⁻17 | 日体大健志台 |
8 | 22日(日) | 東海大 | ― | 明大和泉 |
9 | 28日(土) | 明大 | ― | 国士大多摩 |
戦評
前節の日大戦を24ー17で勝利した法大。今節挑むのは現在8位と調子の上がってこない東海大。法大は現在4位と上位争いをするなかでなんとしても勝ち点を奪取したいこの一戦。
法大は序盤先制点を決めると、松岡寬尚(経4)の連続ゴールが決まるなど息の合った攻撃で前半5分の段階で5点を決めるなど東海大を大きく突き放す。法大有利に試合が展開されて行くのかと思われた。しかし、その後は東海大も4連続ゴールなどを決め、一時同点とするなど一進一退の攻防が続く。後半29分の松岡の一時勝ち越しとなるスカイシュートが決まるなど随所にいいプレーをみせていた法大。しかし、結局17ー17のドローで前半を終える。
後半も何とか粘り、なんとしても勝利を手にしたい法大。序盤は一進一退の激しい攻防が続く。しかし、後半7分頃から山本祐輝(社4)や松岡の7mスロー、柿沼健吾(社3)のループシュートなどが決まり、法政有利に試合が進んでいく。慌てて東海大はタイムカードを出したが、勢いづいた法大はもう止められない。その後も山本晃大(スポ4)のスピンシュートや、中惣康介(経4)のリーグ戦初ゴール決まるなどし、27ー32で見事勝利した。
上位進出に向けて負けられない戦いが続いている法大にとって今日の勝利は価値あるものになったはずだ。次節は現在2位である強豪の明大。法大は現在3位としており明大を射程圏内に捉えているだけに次もなんとしても勝利したい。
選手インタビュー
河村直人
—今日の試合を振り返って
前半最初、立ち上がりが良くて、そのまま点数を離せるかなと思ったんですけど、そこで離せきれないのがまだまだだと思ったのと、前半相手3番のエースの子にミドルシュートを決められて、そこでディフェンスとハーフタイムで話し合って、2.4ディフェンスにシステムを変えて、後半はあまり打たれなかったので、修正できたのは良かったです。
—途中出場が多いです
1番手の子と話し合って、試合に出ていない時間帯もどうすれば良いか考えたりしています。
—自身の調子は
大事なところでカットインとかノーマークを止めれているので、そこで試合の流れを変えれているので、調子は良いと思います。
—ベンチの雰囲気は
今日はいつもに比べて元気が無かったと思います。追い上げている時や、接戦の時に、自分がベンチにいる時は、もうちょっと盛り上げられれば良かったです。
—残り試合の意気込み
混戦が続いているが勝ち切って、上位4校はシードが取れるので、そこには絶対入りたいと思います。
中惣康介
—今日の試合を振り返って
前半の序盤に4ー0でいい流れだったんですけど、流れが1回向こうに行ってしまうと一気に流れが持っていかれてしまうことが今まであったので後半はディフェンスシステムを変えて盛り返せたのでよかった思います。
ー試合終了間際出場してゴールを決めました
嬉しかったですね。自分が最初にディフェンスで試合に出たのが2年生の春だったんですけど、そこから一点も決められていなかったので今日初めて決められて嬉しかったです。
ー出場するまでの間はなにか準備していたことは
ベンチにいる時にキャプテンと監督から準備しておくように言われていたので、2枚目のディフェンスとポストで試合に出た時にどのように攻めようかなというのは試合を見ながら考えていました。それが上手く再現できたので良かったです。
ー自身にとっては最後のリーグ戦となります。上位争いで負けられない戦いが続いていますがどのような心境ですか
残り2戦が上位の明治と春優勝した筑波で、どっちも強い大学であるので気を引き締めて頑張りたいと思います。
ー次の試合に向けて。
試合に出たら頑張りたいと思います。
フォトギャラリー
- 今節も余裕の二桁得点の松岡
- 一年生ながら数多くの山場を乗り切った高木
- チーム一丸となり東海大の攻撃を阻止する
- チームを鼓舞する小林
- 攻守両面で活躍を続ける能條
- 選手に的確な指示を出すキャプテン山本晃