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【ハンド】2017年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第1節 対中央大 ルーキー柿沼健吾の鮮烈デビュー弾も時すでに遅し 前半の大量ビハインド跳ね返せず黒星発進

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【ハンド】2017年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第1節 対中央大 ルーキー柿沼健吾の鮮烈デビュー弾も時すでに遅し 前半の大量ビハインド跳ね返せず黒星発進

2017年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第1節 対中央大
2017年8月26日(土)
日本大学八幡山体育館アリーナ

遂に始まった秋季リーグ戦。初戦の相手は昨季得点王の北詰明未を擁する中大。立ち上がりから相手の高さに苦しみ、攻撃が停滞し、11点のビハインドで折り返す。後半は途中出場の柿沼健吾(社1)や本田拓海(社2)らの活躍で得点を重ねるも点差は縮まらず、大敗を喫した。

kakinuma R
後半から出場し3ゴールの鮮烈デビューとなった柿沼

試合結果

トータル試合結果

26
法政大学
8 前半 19 37
中央大学
18 後半 18
 

スターティングメンバー

ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
GK 深井亮太 理工3・浦和学院
CB 福本直也 経済3・法政二
RB 内門竜之介 経済4・鹿児島工業
LB 山本祐輝 社会2・浦和学院
RW 竹野恭平 社会4・法政二
LW 高間アミン 経済4・富岡
PP 下條輝 スポ健4・法政二

交代選手

ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
GK 福本吉成 経済1・北陸
CB 山本晃大 スポ健2・大分雄城台
LB 沖山葉太 スポ健3・法政二
LB 松岡寛尚 経済2・藤代紫水
RB 服部流征 経済2・高岡向陵
RW 本田拓海 社会2・法政二 1
LW 田島走 社会3・藤代紫水
PP 柿沼健吾 社会1・藤代紫水

 

試合後順位表

順位 大学名 勝-分-敗 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 中央大 1-0-0 37 26 11 2
2位 国士館 1-0-0 32 23 9 2
3位 早稲田 1-0-0 31 26 5 2
4位 日本大 1-0-0 28 25 3 2
5位 順天堂 1-0-0 24 23 1 2
6位 筑波大 0-0-1 23 24 -1 0
7位 東海大 0-0-1 25 28 -3 0
8位 日体大 0-0-1 26 31 -5 0
9位 明治大 0-0-1 23 32 -9 0
10位 法政大 0-0-1 26 37 -11 0

※9位と10位は2部との入れ替え戦へ 

 秋季リーグ 結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月26日(土) 中央大 ●26-37 日本大八幡山
2 8月27日(日) 早稲田   日本大八幡山
3 9月2日(土) 東海大   日本大八幡山
4 9月3日(日) 筑波大   日本大八幡山
5 9月9日(土) 日体大   国士舘大多摩
6 9月10日(日) 日本大   日体大健志台
7 9月16日(土) 順天堂   明治大和泉
8 9月17日(日) 国士舘   茨城県水海道
9 9月23日(土) 明治大   国士舘大多摩

 

戦評

 

秋季リーグの開幕戦。対する相手は昨季3位の中大である。
試合開始直後、主将の内門竜之介(経4)が先制点を決める。しかし、突破力のある中大の攻撃に対応できず、早々に4連続得点を許してしまう立ち上がりの悪さを見せた。その後も流れつかめないまま、相手のディフェンスに阻まれ、思うように点が決まらない展開が続く。その間にも相手は、素早いパス回しや、エース北詰明未の高い位置からのシュートを武器に点を重ねていき、前半終了時、気が付けば8-19と大量リードを奪われていた。

流れを変えたい後半。徐々に点が決まり始めるも、相手の勢いを抑えることができない。ポストからもサイドからも、決めてくる相手の多彩な攻撃から守り切れず、点差は開くばかりである。重なる相手の2分間退場というチャンスも活かすことができず、46分には14-28と大差をつけられた。しかし後半より登場した、リーグ戦初出場の柿沼健吾(社1)や、終盤に調子を上げてきた山本祐輝(社2)の速攻などにより、何とか点を取り返す。26-37と、前半と同じく11点差で試合終了となった。

常に苦しい戦況となった今試合。開幕戦勝利を挙げることはかなわなかった。明日の対戦相手は昨季に勝ち点で並んだ早大である。上位進出を狙うには、なんとしてでも勝ちたい相手だ。まずは1勝。初勝利を挙げ、勢いに乗りたいところである。(飯島愛未)

選手コメント

内門竜之介

―試合を振り返って
秋の初戦と言うことで出だしをしっかりやろうという話にはなっていたのですが、昨日の練習から暗い雰囲気だったのを引きずってしまいました。

―雰囲気が暗い原因は
一人一人の気持ちの問題だと思いますね。4年生は気持ち的に最後だからやってやろうという思いはあると思いますが、やる気がないとまでは言わないが、ちょっと難しいです。なんだろうと思ってます。

―相手の印象は
フローターもサイドも勝負できる場所がないという感じで、どこを守るかを試合中に絞りきれなかったのが良くなかったです。フローターに対してしっかりと当たるということは決めてたのですがディフェンスでも当たれずに気持ちよく打たれました。キーパーも止めきれない部分があると思います。

―パスミスから速攻という場面が増えましたが
練習中からもっとミスに対して厳しくやっていかなかったので、こういう結果を招いてしまっていると思います。

―春リーグを終えてから夏の期間で強化したことは
体力面の強化ということで走り込みをして、チームの形を作っていました。でも国体などでいない期間も多かったので、合わせが足りなかったと思います。

―ラストシーズンの目標
初戦で負けてしまいましたが、また切り替えて勝ち点二桁を狙えるように頑張りたいです。

山本祐輝

―中大にどんな印象を持っていますか
春リーグ3位のチームで実力もあり、フローターの選手はポストの上から打つような印象があったのでそれが相手の持ち味かなと思っています。

―今日の試合の振り返りをお願いします
良かった点は、試合の後半にチームがまとまってディフェンスからの速攻ができたのでそれが相手に通じたのが今後のいい展開につながると思います。悪い点は、初戦ということで立ち上がりで試合感とかに慣れずにうまくそこを相手につけこまれてしまいました。毎年、初戦は負けてしまうのでそこが悪い点です。

―夏にどんなことを意識して練習に取り組みましたか
この時期はとても暑いので走る練習をかなり例年に比べてやりました。

―秋リーグどんな活躍をしたいですか
チームの要になることです。エースポジションに立たせてもらっているので得点をしっかり決められるようにしたいです。

―次戦の早大戦に向けての意気込みをお願いします
練習試合でも何回か対戦している相手で勝てない相手ではなく、むしろ勝たなくてはいけない存在だと思います。今日の試合では最後いいムードだったので明日もそのムードで引き続き頑張っていきたいです。

―早大で注目している選手はいますか
同じ東京国体で一緒にやっている右45の伊舎堂博武選手です。判断力も上からも打てて間に割っていけたり万能な選手なので注目しています。

柿沼健吾

―リーグ戦初出場ですが
ミスを恐れないで、自分らしいプレーができるように心がけました。

―今日の試合を振り返って
ディフェンスでは自分の思うようなプレーができませんでした。オフェンスもシュートを外してしまったりしたので、もっと精度を高めていきたいです。

―対戦相手の印象はいかがでしたか
上から打ってくる相手でした。ディフェンス時にはなるべく上で当たるようにしました。

―夏はどのような練習を行ってきましたか
走って、体力面を強化する練習がメインでした。

―法大を選んだ理由は
自分のやりたいプレーができるのが、法大だと思ったからです。

―チームの中での役割は
1年生なので、とにかく声を出してチームを盛り上げていくことです。試合に出る時はしっかりと点を取り活躍したいです。

―リーグの目標は
チームをちゃんと盛り上げて、上位を狙っていきたいです。

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