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【ラグビー】関東大学春季大会 対帝京大 健闘を見せたが、悔しくも勝利とはならず。

2021年6月6日(日)
関東大学春季大会 対帝京大
帝京大G

関東大学春季大会2連勝中の法大が対戦したのは、同じくここまで負け無しの帝京大。悔しくも勝利とはならなかったものの「収穫があった」と選手たち。今後の活躍に期待がかかる。
(インタビューは、ラグビー部学生スタッフの方々のご協力の下、オンラインで行いました)

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試合結果

トータル試合結果

5
法大
5 前半 12 45
 帝京大
0 後半 33

 

ポイント詳細

1/0 2/5
0/0 G 1/4
0/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:中島

※前半/後半、得点者は法大のみ記載

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学年 出身校
1 PR 石母田健太 3 國學院栃木
2 HO 稲田壮一郎 4 中部大春日丘
3 PR 河村龍成 3 明和県央
4 LO 竹部力 2 大分舞鶴
5 LO 赤坂大也 4 法政
6 FL 山下武準 2 法政二
7 FL 吉永昂生 3 東福岡
8 NO.8 大澤蓮 4 長崎南山
9 SH 隠塚翔太朗 4 東福岡
10 SO 金侑悟 1 大阪朝鮮
11 WTB 中島黎遂 4 三好
12 CTB 伊藤浩介 4 愛知
13 CTB 有田闘志樹 4 鹿児島実業
14 WTB 坂田龍之介 3 東海大付属大阪仰星
15 FB 石岡玲英 2 御所実業
16 Re 徐和馬 3 大阪朝鮮
17 Re 四元涼太 2 鹿児島玉龍
18 Re 橋本陸  4 東京
19 Re 木村開 2 秋田中央
20 Re 佐藤達朗 3 秋田中央
21 Re 板橋愛翔 2 日体大柏
22 Re 山脇一真 2 天理
23 Re 熊田経道 2 大阪産業大附
24 Re 舘内倭人 4 法政二
25 Re 坂口匡平 4 大阪産業大附
26 Re 高橋達也 4 目黒

 

戦評

  関東大学春季大会で筑大戦、日体大戦と2連勝中の法大。次なる相手は同じく2連勝中、攻撃力・守備力どちらも強力な帝京大だ。ここまでの流れをそのままに、春の公式戦の集大成としたいこの一戦。

 雨が降りしきる中試合がスタート。序盤は帝京大に攻め込まれるも、粘りを見せて一進一退の攻防が続く。何度かトライを許しそうになる場面があったものの、声を掛け合いながらカバー。何とか攻撃の糸口をつかみたいが、チャンスにつなげることができず。前半20分に悔しくもトライを許す。

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粘りを見せる法大。

 その後もトライを決められ、0-12に。このまま前半が折り返すかと思われた前半40分、坂田龍之介(3)がコート中央付近から22メートルラインまで一気に抜け出す。パスを受けた中島黎遂(4)がそのままトライ。5-12で前半終了。7点差で試合は後半へ。

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7点差をつめるべく、巻き返しを図る。

 このまま勢いに乗りたい法大。「前半は前に出て我慢できていたが、後半足が止まってしまって相手の思い通りのアタックをさせてしまった」と伊藤浩介(4)が語るように、帝京大の厚い壁に阻まれ思うように攻めることができず。立て続けにトライを奪われてしまう。

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「新しいスクラム」を組む法大。

 相手陣へと攻め込む場面も見られたものの、得点には繋げられずに5-45でノーサイド。「納得のいかない結果」であったが、「いい挑戦ができた」と主将の大澤蓮(4)は語る。多くの収穫があったというこの関東大学春季大会。「全国ベスト8」という目標に向け、これからの法大はどのような姿を私たちに見せてくれるのか。今後の活躍から目が離せない。

 

主将コメント

—関東大学春季大会をふり返って
大澤蓮:開幕戦の筑波大学では今まで負けてきたチームで、勝てたのはとても大きく、自分たちの自信にもなりました。筑波戦での反省点を日体大戦で改善し連勝できたことはチームとしてもいい流れであり、最終戦の帝京大学では、自分達の持ってるすべてを出し切ろうと臨みました。納得のいかない結果でしたが、いい挑戦ができ、プラスに捉えて秋シーズンをターゲットに日々成長していこうと思います。

インタビュー

伊藤浩介

―本日の試合を振り返っていかがですか
この試合は、チームとして「我慢」と「Hard Work」をテーマにしていました。ディフェンスの部分では前半は前に出て我慢できていたが、後半足が止まってしまって相手の思い通りのアタックをさせてしまいました。アタックの部分では、数少ないチャンスで取り切ることができたが細かなミスもあって取りきれなかった部分もあったのが悔しかったです。

—3試合先発出場されましたが、その点についてはいかがですか。
期待と信頼をして起用して頂いたことにまず感謝をしたいです。自分はとにかく身体を張ることしかできないので、チームのために身体を張っていたことが良い結果に繋がったのかなと思いました。今年から本格的に挑戦しているポジションでまだ自信を持ててはいませんが、個人の課題を知ることもできたので多くの収穫があった3試合でした。

—今後に向けて一言お願いします。
3試合を通じて自分たちはまだまだ伸びると感じたので、春に出た課題を修正して自分たちの目標である「全国ベスト8」に向けて愚直に取り組んで行きたいと思います。

稲田壮一郎

—本日の試合を振り返っていかがですか
今日の試合はFWのセットプレーが鍵になるということで気合を入れたのですが慣れないポジションの人も多くボロが出てしまいFWから流れを掴めなかったのが悔しいです。ただ、それぞれが体を張ってハードワークできたので前半いい試合をできたと思うので夏にしっかり追い込んで、秋に選手権出場、ベスト8に入れるよう頑張りたいです。

―春季大会3試合を振り返って、「新しいスクラム」の完成度はいかがですか
前半2試合はしっかりみんなでまとまることができて優勢に組めたのですが今日のような日本一を目指すチームに対しては、まだ春しか取り組んでないので疲れてきたり1人がやられたりすると崩れてしまうことが分かったのでそこの所を夏を経て秋に向けてたくさんスクラムを組んで体に染み込ませていきたいです。

 ―今後強化していきたいポイントはありますか

春シーズン取り組んできたブレイクダウンと順目への意識は今後も継続してレベルアップする必要があると感じていて、その中で今日のような体の強いチームにはやはり優位に立てないところがあったので、一人一人のフィジカル面と運動量を強化していきたいと思います。

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