2021年10月30日(土)
関東大学リーグ戦 対大東大
リーグ戦も折り返しを迎え、ますますの盛り上がりを見せている。大東大と対戦した法大は、試合の序盤から石岡玲英(2)がPGを決めてリードを奪うも、守り切ることができず。後半に2トライを決めて粘りを見せたが、21-29で惜敗を喫した。
(インタビューは、ラグビー部学生スタッフの方々のご協力の下、オンラインで行いました)
試合結果
トータル試合結果
21 法大 |
9 | 前半 | 7 | 29 大東大 |
---|---|---|---|---|
12 | 後半 | 22 |
ポイント詳細
0/2 | T | 1/3 |
---|---|---|
0/1 | G | 1/2 |
3/0 | PG | 0/1 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:石岡、坂田 G:石岡 PG:石岡×3 |
※前半/後半、得点者は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 稲田 壮一郎 | 4 | 中部大春日丘 |
2 | HO | 井口 龍太郎 | 3 | 静岡聖光学院 |
3 | PR | 河村龍成 | 3 | 明和県央 |
4 | LO | 竹部 力 | 2 | 大分舞鶴 |
5 | LO | 木村 開 | 2 | 秋田中央 |
6 | FL | 板橋 愛翔 | 2 | 日体大柏 |
7 | FL | 吉永昂生 | 3 | 東福岡 |
8 | NO.8 | 大澤蓮 | 4 | 長崎南山 |
9 | SH | 山脇 一真 | 2 | 天理 |
10 | SO | 末長 和輝 | 4 | 長崎南山 |
11 | WTB | 中島黎遂 | 4 | 三好 |
12 | CTB | 舘内 倭人 | 4 | 法政二 |
13 | CTB | 伊藤 浩介 | 4 | 愛知 |
14 | WTB | 坂田龍之介 | 3 | 東海大付属大阪仰星 |
15 | FB | 石岡玲英 | 2 | 御所実業 |
16 | Re | 石母田 健太 | 3 | 國學院大學栃木 |
17 | Re | 坂本 滉樹 | 4 | 京都工学院 |
18 | Re | 橋本 陸 | 4 | 東京 |
19 | Re | 渡部 創太郎 | 2 | 桐蔭学園 |
20 | Re | 高城 喜一 | 2 | 金光藤蔭 |
21 | Re | 隠塚 翔太朗 | 4 | 東福岡高 |
22 | Re | 有田 闘志樹 | 4 | 鹿児島実業 |
23 | Re | 高橋 達也 | 4 | 目黒学院 |
戦評
今節の相手は、昨シーズン8年ぶりに勝利した大東大。連勝で勢いに乗りたい法大は、前節からメンバーを1人入れ替え、ロックに木村開(2)が名を連ねた。
試合は序盤から一進一退の攻防が続く。互いに敵陣深くまで攻めるも、トライまで決め切ることができない。しかし徐々に法大が大東大の反則を誘い、ペースを掴み始める。すると前半16分、石岡玲英(2)のペナルティゴールで先制に成功。さらに19分、30分と石岡がペナルティゴールを連続で決め、点差を広げる。終了間際に大東大にトライを決められるも、9-7で前半終了。トライこそ奪えなかったが、なんとかリードして前半を折り返す。
後半さらに突き放したい法大だったが、流れを掴んだのは大東大だった。後半5分にトライを決められると、8分と10分にも立て続けにトライを奪われる。大東大のテンポの早い攻撃に対応できず、あっという間に逆転される。なんとか流れを変えようと攻めるも、焦りからかパスミスなどが目立ち始める。
しかし終盤になり法大がついに反撃を開始する。31分に自陣22メートルライン付近での大東大のパスを石岡がインターセプトし、そのまま80メートル近くを走り切りトライ。コンバージョンキックも決め、7点を返す。さらに37分にも、自陣22メートルラインで石岡からパスを受けた坂田龍之介(3)が自慢の快速で一気に相手を抜き去り、見事な独走トライを決める。
法大ペースとなりつつあったが、反撃もここまで。ノーサイドの笛が鳴り、21-29で試合終了。後半開始早々の3連続トライがひびき、悔しい逆転負けとなった。
選手コメント
大澤蓮(4年、No.8、長崎南山)
前半敵陣で長くプレーし、ペナルティを獲得してPGでスコアを重ねたのはよかったです。ただ、前半の最後、後半の最初でトライを許してしまい、自分たちの流れを取り返すのに時間がかかってしまいました。また、セットプレーでのミスやペナルティを改善しきれなかったのが敗因となりました。セットプレーの安定と崩れないDFラインを改善し、東海戦に挑みたいと思います。
伊藤浩介(4年、CTB、愛知)
前半、DFでしっかり我慢出来たことは良かったと思います。一方で、課題としては、後半の入りで相手のペースに飲み込まれてしまったことと、バックスが取り急いでしまい、簡単なミスをしてしまって、自分たちのペースにできなかったところです。次戦では、チャレンジャーとして自分たちの出せる力を出し切って勝利したいと思います。
稲田壮一郎(4年、PR、中部大春日丘)
前半、ペナルティゴールで試合の流れを作ったところまでは、上手くいったと思います。その後の選択で、モールでのトライを狙いに行って、取りきれず逆にトライされて折り返されたのが痛かったかなと思います。
課題と感じた点は、ディフェンスで相手にのられてしまって、ゲインラインを下げてしまい自分たちのディフェンスができなかったことと、強みのスクラムでレフリーとのコミュニケーションがうまくできずペナルティを与えてしまったことです。まだ先はあるので一戦一戦諦めずチームとして戦います。 応援よろしくお願いします。