2月14日(月)~3月17日(木)
2021年度関東新進テニス選手権大会 予選・本戦
大宮けんぽグラウンド他
※新型コロナウイルスの変異種・オミクロン株感染拡大の影響で2021年度関東学生新進テニス選手権大会の開催は中止となりました。
昨年12月に行われた全日本学生テニス室内選手権大会(インカレインドア)が終わり、本格的に世代交代となった男子硬式テニス部。本大会に、予選を含め法大男子部からはシングルスに17名、ダブルスに7ペアが出場する。悲願の王座優勝に向け、良いスタートを切れるか。今回は直前取材として、新進に出場する下級生11名の声をお届けする。
シングルス第1シードの大田。学生タイトル獲得なるか。
選手コメント
大田空(スポ2)
―新体制になり部の雰囲気は
4年生が引退して、1学年減った分、1年生が伸び伸びとテニスできていると感じています。前日に慶應と対抗戦を行ったのですが、けがから復帰した選手も良いプレーができていました。結果はダブルスが3-0、シングルスが1-5と負けてしまいましたが、セットを取ったり、切り替えができたりと良い内容でした。スコアしか見れていないですが、1年生も自分で考えてプレーできているのかなと感じます。雰囲気は去年が悪かったわけではないですが、良くなっていると思います。
―全日本学生室内テニス選手権大会(インカレインドア)後どのような練習を
インドアのシングルスでは良いプレーも出ましたが、自分のプレーが分からなく負けてしまいました。インドアで良かったプレーを常にできるように、磨きをかけるように、ということを意識しています。
―現在は新進に向けシングルスの練習を
シングルスメインでやっています。ダブルスは、特定のペアを決めてのゲーム練習などはしていないです。
―現在の課題は
プレーの良いときと悪いときの波が激しいことです。試合で波があると勝ち続けることはできないので、プレーを安定させて悪いプレーを減らすことが課題です。
―新進の目標は
シングルスの中で第1シードがついてしまったので、ベスト4までは絶対に行きたいですし優勝したいです。シングルスはまだあまり勝てていないので、試合経験積んで上位に食い込めるように頑張ります。
―今後の意気込みをお願いします
これからは3年生が就活で忙しくなるので、僕たちの代がしっかりと引っ張っていかないといけません。普段の練習や練習試合から、プレーで引っ張って、そのまま先輩達には春関、インカレ、リーグ戦まで伸び伸びとやってもらえるような環境を作れるように成長したいです。
加藤木塁(経2)
―上級生になりますがいかがですか
特にあまり意識はありませんね。変わらず、自分のテニスに集中できれば良いかなと思います。
―昨年を振り返って
昨年はインカレにも出場でき、春関でもダブルスで良い結果を残すことができて、まあまあ良かった年だと思っています。ですがもう少し頑張れると自分で思っています。テニスもあと1年半、まだまだ先ですが就活も入ってくるので、今年は全力で頑張りたいです。
―自身のアピールポイントは
サーブとボレーです。僕のサーブは早いらしいです。自分のサーブを受けたことがないので、わからないですけど(笑)あとは回転が人よりも多いから、よく跳ねるみたいです。スタイルとしてはアグレッシブに自分から攻撃していく感じです。
―現在の課題は
シングルスです。ダブルスもまだトップではないのでもちろん頑張ります。ですがシングルスを頑張らないと、テニスをやっていて自分が退屈なので(笑)
―高校ではシングルスの方が得意でしたか
元々ダブルスの方が成績は残していましたが、高校ではシングルスもできていたので、もう少し頑張りたいと思っています。なので今はシングルスの練習をたくさんやっています。自分ができることを明確にして、どうしたらポイントを取れるか、組み立て方を考えていますね。
―新進の目標と意気込みをお願いします
目標は優勝です!でないとテニスをやっている意味がないので。ベストを尽くして頑張ります。
昨年はダブルスで躍進した加藤木。シングルス優勝を目標に新進に挑む。
森田凌也(社2)
―昨年を振り返って
去年は初めて三重のインカレに行かせていただいて、予選に出たのですが、どちらも本戦に上がることができなくて。特にシングルスは本戦に上がり、その後のリーグ戦で活躍しなといけない立ち位置だったのですが、ちょっとした油断などで取れる試合を落としてしまいました。また、リーグ戦の直前に捻挫してしまい、約3か月経ってもまだ完治していない状況です。夏関で皆がポイントを稼いでいる中、僕は出場見送りになってしまったので、一年を通してみると悲惨な年だったなと感じます。
―自身のアピールポイントは
体力が部の中で1番あると思います。粘り強いプレーで長い試合をするのが好きです。相手の嫌なところにじわじわと詰めていくのが得意です。
―現在の課題は
まず、3か月のブランクで一番の自身だった体力が落ちてしまっているので、体力を戻すことです。ただ、次の試合までには体力は完全に戻らないと思うので、サーブを強化して、楽に試合を運べるようにしたいです。
―新進の目標は
本戦でベスト8に入ることが最低限の目標です。ダブルスは夏関でベスト8に入った村田(雄飛)さんと組ませてもらうので、足を引っ張らないようにして、ベスト8以上を目指したいです。
―今後の意気込みをお願いします
去年のインカレ予選でやらかして、そこから滑ってしまったので、来年度はインカレ本戦が最低限の目標です。本戦で勝ち上がり、ベスト8に入りたいので、そのためにまずは新進で勝ち、春関で勝つ必要があります。そのために、目の前の試合一つ一つを勝ちきることが今の目標です。
チームを引っ張る意思を見せた2年生たち。(右から)加藤木、森田凌、大田
中村隼(社1)
―昨年を振り返って
高校の部活が厳しいところだったので、ガチガチで法政のコートに来たのですが、先輩が優しくて驚きました。以前から、伸び伸びとテニスができる環境だと聞いていたのですが、本当にその通りで。4年生の先輩も親しく関わってくれて、こんな夢のような環境があるのかと思ったのが一番大きいです。親しく和気あいあいとしているのですが、試合になるとしっかりと教えてくれるので、本当に良い環境だなと感動した1年でした。
―自身のアピールポイントは
がむしゃらにやる所です。とにかくよく走って、1球でも多く返すという気合が売りだと思います。
―現在の課題は
頭を使ったプレーが難しくできていないです。相手がどこが苦手かとか、自分が今何をするべきかなどを考えてこなかったのですが、そこを考えられるとより良いプレーができると思います。
―新進の目標は
両方とも本戦に上がることです。ダブルスのペアが白戸で、スポーツ推薦や付属生ではないのが僕たち2人だけなので頑張りたいです。
―今後の意気込みをお願いします
手を抜かず頑張りますので、応援よろしくお願いします。
青木一晟(現1)
―昨年を振り返って
去年は最初の春関でインカレ予選に出場する権利を得て、インカレ予選に出ることができました。良い経験になりましたが、そこで一勝も出来ずに帰ってきて、その後の夏関でもあまり結果を残せませんでした。今年はその経験を活かして、結果を残していきたいです。
ー自身のアピールポイントは
自分は身長があるので、サーブとフォアハンドが得意です。サーブとフォアで形を作って、ネットに詰めていくというのが自分のストロングポイントだと思います
ー現在の課題は
大事な場面で退いてしまったり、守りのプレーになったりしがちなところです。技術的な面も上げていかなければいけないとは思いますが、まずは精神的なところを上げていくのが一番ですね。大学生になったので、そういう部分も自分で考えて行動していきたいです。
ー新進の目標と意気込みをお願いします
高校の時はダブルスの方が結果を残せていましたが、大学ではまだ結果を出せていません。自分らしいプレーを心がけて、単複ベスト4を目標に頑張っていきたいです。
大西洋平(経1)
―昨年を振り返って
結果が思うように出なかった年でした。なので今年はもう少し頑張りたいと思います。
―自身のアピールポイントは
僕はサーブが得意で、そこからストロークを使って攻めるテニスをします。自分は左利きで、球の回転のかかり方が右利きの人とは違うので、そこを武器にしています。
―現在の課題は
まだ僕のテニスには安定感がありません。あとは淡白な試合になってしまうので、もっと工夫をしていきたいです。
―新進の目標と意気込みをお願いします
新進はベスト8を目標に頑張ります。
平井健太郎(経1)
―昨年を振り返って
夏に上手な方と沢山練習させてもらい、自分のテニスが伸びたので、中川(舜祐)前主将に感謝しています。インカレ予選や夏関の本戦に出ることができたので、高校の時と比べて伸びていると感じました。
―自身のアピールポイントは
とにかく元気を出して、ダブルスだったらペアを盛り上げて積極的なプレーをすることです。
―新進の目標は
どちらも優勝で!
―今後の意気込みをお願いします
法政のメンバーの軸として、来年はリーグ戦に出て、活躍できるよう頑張ります。
新井翼(スポ1)
―昨年を振り返って
最後の方はあまり勝てませんでしたが、昨年は少し結果が出た年でした。インカレから僕のテニスが何かわかってきたので、今年は自分の武器をもっと見つけて、去年の結果を超えられるようにしていきたいです。
―自身のアピールポイントは
プレーが派手なところですかね。今年は目立っていきたいと思います!
―現在の課題は
身長を活かしたサーブを良くしていったり、ネットプレーで最後決められるようにすることです。あとはもっと走れるようにしたり、ウエイトをやって筋力アップをしたりしたいです。去年やってこなかったことを今年はやっていきたいですね。
―新進の目標と意気込みをお願いします
新進はもちろん優勝を目指しています。ですがまずは一個一個を頑張って、春関でシードを取れるようにしたいです。あとは今、僕が1年生の中で一番結果を出しているので、このまま先頭で活躍していきたいと思います。
昨年8月に開催されたインカレでシングルス3回戦まで駒を進めた新井。今大会での活躍に期待がかかる。
飯泉涼(社1)
―昨年を振り返って
大学に入学してから、1年生の仕事や覚えなくてはいけないことが多く、最初は苦労しました。しかし、今はだんだんと慣れてきて楽しくテニスができていると思います。
―自身のアピールポイントは
自分は左利きなので、それを活かしたプレーで攻めるところです。
―現在の課題は
ストロークの強化を意識しており、相手に振られたときにしっかりカウンターで返せるようになれることを意識しています。
―新進の目標と意気込みをお願いします
元気よく明るく頑張ります!
松﨑要喬(文1)
―昨年を振り返って
体育会は厳しいというイメージが大きかったのですが、法政のテニス部は自分主体で部活をできる環境で、高校や中学の部活と違った良さを感じることができました。
―自身のアピールポイントは
あまり、これといった強みがあるわけではないですが、フォアハンドよりバックハンドの方が得意です。バックハンド中心に組み立てるのが強みです。
―現在の課題は
強い人のプレーを見ていると、決まったパターンや得意なパターンがありますが、それが自分にはないです。バックハンドを中心に自分のパターンを作っていきたいです。
―新進の目標は
シングルスは夏関の時に二次予選まで行けたので、まずは本戦出場です。そして、法政同士で当たる所まで勝ち上がりたいと思っています。ダブルスは、山口(貴大)先輩と組ませてもらうことになったため、足を引っ張らないように自分のプレーをすることと、先輩にダブルスを教えてもらいながら二次予選を目指していきたいです。
―今後の意気込みをお願いします
大学の体育会は、スポーツ推薦の人が活躍することが多いですが、その中で付属生の自分もその人たちに負けないような戦績を残していきたいです。
白戸司(スポ1)
―昨年を振り返って
昨年は人間的にもテニス的にも成長できたと思える1年でした。
―自身のアピールポイントは
相手よりも1球多く返せることです。
―現在の課題は
前に出て、ボレーで最後決めきることが出来ないことが今の課題です。
―新進の目標や意気込みをお願いします
相手よりも1球多く返して、意地でも二次予選に行くことです。
(取材・撮影:溝口真央、東夏紀、脇野剛)
笑みを浮かべる1年生たち。(上段左から)新井、青木、平井、松﨑(下段左から)飯泉、大西、中村、白戸