第70回関東大学アイスホッケー選手権大会
2023年6月4日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
約1カ月にわたり行われた秩父宮杯。最終試合は手堅いプレーが持ち味の中央大学が相手となった。最初から気迫のこもったプレーで第1Pをリードして終える法大。しかし第2Pでは一枚上手なパス回しに翻弄され、中大に追い抜かれてしまう。しかし最終Pではシーソーゲームの状況を打破し、7-5で3位を勝ち取った。(試合の様子はaiカメラまたはTokyo Ice Hockey Channelからご覧になれます)
試合結果
7 (36) 法政大学 |
1(10) | 1P | 0(8) | 5 (28)中央大学 |
---|---|---|---|---|
1(12) | 2P | 3(11) | ||
5(14) | 3P | 2(9) |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
法政大 | 17:39 | #44 床 勇大可 | #17 北川 海斗 | ー | PP |
中央大 | 20:55 | #81 角丸 陸斗 | #27 佐藤 尚輝 | ー | ー |
中央大 | 24:15 | #81 角丸 陸斗 | #9 堤 虎太朗 | #27 佐藤 尚輝 | ー |
中央大 | 29:53 | #18 藤間 航哉 | #40 佐藤 佑哉 | #9 堤 虎太朗 | ー |
法政大 | 33:18 | #26 金子 輝叶 | #44 床 勇大可 | #92 齊藤 輝 | PP |
法政大 | 45:07 | #14 荒井 大空 | #17 北川 海斗 | #29 砂岡 鷹 | PP |
法政大 | 53:21 | #26 金子 輝叶 | #17 北川 海斗 | ー | ー |
中央大 | 54:32 | #14 種市 悠人 | #81 角丸 陸斗 | ー | ー |
中央大 | 57:09 | #81 角丸 陸斗 | #14 種市 悠人 | #27 佐藤 尚輝 | ー |
法政大 | 57:56 | #17 北川 海斗 | #11 髙木 然 | #26 金子 輝叶 | ー |
法政大 | 58:53 | #92 齊藤 輝 | ー | ー | ー |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 三浦 秀瑛(法1) | 44 床 勇大可(法3) | 13 加藤 真哲(経3) | A14 荒井 大空(文4) | 80 金澤 颯(文4) |
2 | A6 塚本 純平(法4) | 92 齊藤 輝(法3) | 17 北川 海斗(文3) | 26金子 輝叶(法1) | 11 髙木 然(文3) |
3 | C69 渡辺 友汰(法4) | 29 砂岡 鷹(営4) | 88 山村 旭飛(文3) | 10 武田 幸将(法2) | 34 水口 晴斗(営2) |
4 | 23 赤澤 朋哉(文2) | 3 茨城 謙世(法1) | 41 脇本 春希(営1) | 19 楢山 皓大(法3) | 16 工藤 克太(法2) |
※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)
戦評
春季リーグ最後の相手は堅牢な守りを誇る中央大学。勝利をつかみ、有終の美を飾れるか。
第1P。序盤から両者ともにハードなプレーが繰り広げられる展開に。開始5分から幾度となく中大の猛攻を受けるも、GK梯とDFの活躍によりことなきを得る。第1P残り5分。PPの状況を生かして#44 床が単身で上がり、GKの足元にパックを滑り込ませ、先制点をもぎ取った。
続く第2P。すぐさま中大に1点を返され、1-1の同点に。その後も堅い守りに阻まれ得点できない法大とは対照的に、巧みなパスで2得点を挙げる中大。そんなチャンスをうまくものにできず、もどかしい展開を打ち破ったのは#26 金子だ。見事な連携で2-3と点差を詰め、最終Pへ。
運命の第3P。PPのチャンスをうまくつかみ、#14 荒井が同点に持ち込む。完全に流れを取り戻した法大はその後も追加で2得点。このまま逃げ切れるかと思いきや、残り5分で2点返され、またもや同点に。しかし最後に#17 北川、#92 齋藤が1点ずつゴールを決め、7-5で勝利。6年ぶりの春大会3位という結果で幕を閉じた。
(撮影・取材 溝口真央)
選手インタビュー
北川 海斗
ー今日の試合はいかがでしたか
今日は2Pで逆転されて、結構流れが悪かったですね。ですが、やはり法政の強みである粘り強さとか、盛り上げるとか。そういう根性の部分が結果に出たと思います。
ー本日2点決められた要因を教えて下さい
たまたまですよ。良いところに行ったなという感じです。
ー北川さんから見た法大の課題は
課題はやはり出だしです。今日は出だしが良かったので先制できましたが、先制したのは今年の春リーグの中で今日が初めてなんですよ。法政は出だしが悪いので、改善していかないといけないと常に思っています。
ーご自身のプレーで改善していきたいところはありますか
自分はチェックとか好きじゃないんですよ。体を当てるのとか、そういうプレーが少ないので、もっと体を張れるプレーができたら良いなと思います。得点ではない部分でもチームに貢献できるようなプレーをしたいです。
ー今大会を総括して
個人としてはあまり良くなかったです。毎年、そうなんですよ。自分は春は調子が悪いんです。なので毎年、毎年改善して良くなれるように動いてきた結果が今回の試合で出ましたね。収穫が大いにあった大会でした。