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【準硬式野球】東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対早大4回戦 最終回、代打・吉田の本塁打で1点差に迫るも、勝ち越しはできず。惜しくも勝ち点を落とした

2023年 東京六大学準硬式秋季リーグ戦 早大4回戦
2023年9月19日(火)
早大東伏見G

今日勝てば勝ち点を奪取できる法大だったが、先発・村越が初回に先制点を奪われると、打線も6回まで1安打と早大投手陣に歯が立たず。反撃したい法大は5-0で迎えた7回に1点を、7-1で迎えた8回に2点を返し、4点を追いかけ最終回に臨んだ。先頭・澤野、後続・須賀が安打で出塁し無死一、三塁の好機で、起用されたのは代打・吉田。勝負強さを光らせ、値千金のアーチを描き3得点!最終回に7-6と1点差に迫るも、後続は倒れ、勝ち越しはできずに敗戦した。粘り強い勝負を見せた両者の軍配は、早大に。法大は今季初、勝ち点を落とした。

9回に劇的本塁打を決めた、勝負強いバッティングが売りの吉田

試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
早 大 2 0 0 0 0 3 0 2 0 7 7 2
法 大 0 0 0 0 0 0 1 2 3 6 7 2

(法大)村越、遠藤、中野、河野-澤野

(早大)大澤、杉山、髙橋隆-阿部

打撃成績

打順 守備 選手、学部、学年 出身校 打席数 安打 打点 四死球
1 (9)→8 鈴木歩夢(社4) 明星 5 0 0 0
2 (6) 栗島駆(経3) 花咲徳栄 3 1 0 2
3 (8) 関宮楓馬(社3) 静岡 3 1 0 0
4 (3) 塩唐松宏将(社4) 鳴門 4 1 2 0
5 (4) 高橋凌(社4) 花巻東 3 0 0 1
6 (2) 澤野智哉(社4) 国士館 4 2 0 0
7 (5) 須賀椋也(現3) 新田 4 1 0 0
8 (7) 森涼太(経2) 三重 2 0 0 0
PH 藤中温人(社1) 鳴門 1 0 0 0
PR 井岡皇雅(現3) 健大高崎 0 0 0 0
1 中野颯太(経2) 健大高崎 0 0 0 0
1 河野智輝(社1) 土浦日大 0 0 0 0
PH 吉田大晟(人4) 小山台 1 1 3 0
9 (1) 村越仁士克(経1) 日本文理 2 0 0 0
1 遠藤優介(社1) 日大藤沢 0 0 0 0
PH 石塚利玖(スポ3) 法政 1 0 0 1

投手成績

被安打 奪三振 四死球 自責点
村越 5 1/3 6 3 2 3
遠藤 1 2/3 0 0 0 0
中野 0 1/3 0 0 2 2
河野 1 2/3 1 0 0 0
失策: 須賀 諒也(5回) 村越 仁志克(6回)
暴投: 中野 颯太(8回)
牽制死: 井岡 皇雅(7回)

戦評

1勝1敗1分と実力拮抗する両者の戦いの軍敗はいかに…。早大からカードを奪うべく、第4戦に挑んだ。

先発・村越仁士克(経1)は初回、安打で出塁させた走者を抱えた2死二塁から、痛恨の本塁打を浴び2点を失う。6回には、先頭打者に被打を浴びると、流れを止められず、自らの失策も含み2失点。1死一、三塁の場面から継投した遠藤優介(社1)は、後続にスクイズを決められ1失点。この回3点を失った。

反撃したい法大は7回、6番・澤野智哉(社4)が安打で出塁すると、相手失策が続き、待望の1点を獲得。早大に2点を追加され7-1と6点を追う8回には、2死二、三塁から主将・塩唐松宏将(社4)の適時打で2点を返す。そして7-3で迎えた9回、先頭・澤野が安打で出塁すると、後続・須賀椋也(現3)も二塁打を放ち、無死二、三塁に。この好機で、代打・吉田大晟(人4)が送られると、1S2Bカウントから低めど真ん中の球をミートし、左越本塁打を決める。代打起用に応える、最高のアーチを見せ、法大ベンチは活気づく。7-6と1点差に迫り、なおも無死と好機は続いたが、後続は倒れ、ここまでの反撃。

9回に吉田から劇的本塁打が飛び出し、1点差に迫るも、あと1点は遠く敗戦。早大とのカードは、早大に軍配が上がった。

優勝の可能性はあるものの、今後は1カードも落とせない戦いが続く法大。通算50回目の優勝なるか。負けられない戦いが続く。

(写真、記事:田中さや)

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