2023年 東京六大学準硬式秋季リーグ戦 早大3回戦
2023年9月18日(月)
法大多摩G
1負1分と後がない法大は、まずは一勝をすべく第三戦へ臨んだ。エース・藤中が126球の力投を見せ、7回1失点と早大の強力打線を気迫で抑え込む。打っては、昨日に引き続き副将・鈴木が猛打賞等打線は好調。3戦連続先制点を得た法大は、終始法大リードで試合を終え、5-1で勝利を飾った。拮抗する早大との決着は第4戦へ!勝ち点をとるべく、負けられない戦いは続く。
試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 大 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 9 | 1 |
早 大 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 3 |
(法大)藤中壮、中野-澤野
(早大)宮内、髙橋浩、杉山、吉田、髙橋隆-小林/高橋隆-小林
打撃成績
打順 | 守備 | 選手、学部、学年 | 出身校 | 打席数 | 安打 | 打点 | 四死球 |
1 | (9)→8 | 鈴木歩夢(社4) | 明星 | 4 | 3 | 0 | 1 |
2 | (8) | 森涼太(経2) | 三重 | 1 | 0 | 0 | 1 |
PH | 藤中温人(社1) | 鳴門 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
PR | 井岡皇雅(現3) | 健大高崎 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
9 | 大塚海斗(社2) | 鳴門 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
3 | (4) | 高橋凌(社4) | 花巻東 | 5 | 2 | 1 | 0 |
4 | 茂木大樹(人3) | 前橋商業 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
4 | (3) | 塩唐松宏将(社4) | 鳴門 | 4 | 1 | 0 | 1 |
5 | (6) | 栗島駆(経3) | 花咲徳栄 | 4 | 2 | 0 | 1 |
6 | (5) | 須賀椋也(現3) | 新田 | 3 | 0 | 0 | 1 |
7 | (2) | 澤野智哉(社4) | 国士館 | 3 | 0 | 1 | 1 |
8 | (7) | 石塚利玖(スポ3) | 法政 | 2 | 0 | 0 | 1 |
9 | (1) | 藤中壮太(社3) | 鳴門 | 3 | 1 | 1 | 1 |
1 | 中野颯太(経2) | 健大高崎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | |
---|---|---|---|---|---|
藤中 | 7 | 6 | 5 | 5 | 1 |
中野 | 2 | 1 | 1 | 2 | 0 |
盗塁: 須賀 諒也(3回) 高橋 凌(4回) 栗島 駆(9回)
走塁死: 藤中壮太(4回)
戦評
痛恨の逆転負けから一夜明け、なおも負けられない戦いが続く法大は、早大第3戦に挑んだ。早大から勝ち点を得るためには、この試合での白星が絶対条件となる。
初回、絶好調の1番・鈴木歩夢(社4)が安打で出塁すると、1死二塁から3番・高橋凌(社4)が適時打を放ち、先制点となる1点を獲得する。2回には、先頭打者が四球で出塁し、1死二塁から9番・藤中壮太(社3)が自らを援護する適時打で1点を追加。
3回には、四死球と暴投が絡み1点を、好機が続き1死二、三塁から7番・澤野智哉(社4)の犠牲打でさらに1点を追加する。順調に点を重ねた法大は、3回までで4点を奪取した。
その後も、三者凡退では終わらせない粘りの打線を見せるも、得点には繋がらず。8回には、2死一塁から暴投と相手失策が絡み、5点目を獲得した。
投げては先発・藤中は、4回に1死一、三塁から適時打を浴び1点を失うも、終始要所を締め、7回まで1失点。126球の熱投を見せた。
8回から継投した中野颯太(経2)も、早大の強力打線を被安打1に抑え、無失点の投球。
序盤に得点を重ね、リードを守った法大が、5-1で勝利した。
1勝1敗1分と実力拮抗する早大戦。決着は第4戦目に懸かる。
(記事:田中さや)