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【バレー】 全日本大学選手権 対松山大 全日本インカレ初戦はストレート勝ち!1年の集大成を発揮する

バレーボール

【バレー】 全日本大学選手権 対松山大 全日本インカレ初戦はストレート勝ち!1年の集大成を発揮する

2024年全日本大学選手権
2024年11月26日(火)東京体育館

いよいよ始まった全日本インカレ。この大会はチームの集大成の大会であり、4年生は大学バレー最後の大会となる。そんな全カレの初戦は愛媛県の松山大学と対戦。見事セットカウント3-0でストレート勝利をし、2日目へと駒を進めた。

試合結果

トータル試合結果

3
法 大
 

25 1セット 17 0
松山大
 

25 2セット 16
25 3セット 13

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
10 川波颯(文3) WS
11 小竹飛斗(法3) WS
13 五十嵐健人(営3) S
14 藤野颯(文3) L
15 小田周平(営2) MB
16 村岡蓮斗(法2) MB
18 坂本遼太朗(法2) WS
20 関大斗(営2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

1 原海斗(営4)
2 東颯汰(文4)
3 伊藤貴将(文4)
4 遠藤倖世(法4)
5 三谷浩太郎(営4)
17 笹田崇太(文2)
19 近江晴友(文2)

第1セットは序盤からMB小田周平(営2)がエンジン全開。身長とスピードを活かして前衛にいる3回のローテーションの間にブロックとスパイク合計で4点を獲得すると一気に法大に流れを呼びこむ。相手に流れを渡すことなく迎えた試合中盤、途中出場したキャプテンWS原海斗(営4)が想いのこもった1本でサービスエースを決める。法大のテンションが最高潮に達すると一時点差を7点まで広げる。1度も相手にリードを許すことなく迎えたセットポイント、最後はWS原同様に途中出場したMB東颯汰(文4)が相手のスパイクをブロックし25-17で第1セットを奪う。

続く第2セット、法大はメンバーをがらりと変え4年生中心のチームで臨む。試合序盤にMBとWSにうまくトスを振り分け、法大の攻撃が決まってくるも、7-4の場面に相手に隙をつかれたツーアタックで点を許す。しかしここでS三谷浩太郎(営4)が直後にツー返し。これが決まると相手の得点をも利用して法大の雰囲気を一気に上げる。そのままたたみかけるようにWS坂本遼太郎(法2)が空中で止まっているかのような圧倒的滞空時間を活かしてスパイク、ブロックと連続ポイントを決める。いい雰囲気のまま試合を展開し試合終盤、WS原が勢いを全てのせたバックアタックを叩き込むと25-16で第2セットも法大がものにする。

王手をかけた第3セット。相手に先制点を許すもこのセットの得点王であるWS遠藤倖世(法4)が直後にスパイクを打ち込み取り返す。序盤は互いに譲らぬシーソーゲームを繰り広げたがその中でもS三谷とMB伊藤貴将(文4)のコンビが決まるなど4年生がこの4年間で積み上げてきたものが垣間見えた。試合が動いたのは中盤、11-11の場面でWS遠藤がブロックの間を抜く技ありのスパイクを決めると、WS坂本を中心に一気に20点台へと上り詰める。13-23の場面で原がスパイクを決めるとラスト2点は4年生が繋いだボールをWS笹田崇太(文2)が緩急をつけたプレーで相手コートに落とし、25-13で快勝した。

全カレ初戦は4年生全員がコートに立ち、法大らしいプレーで終始笑顔が見られるような試合となった。負けたら引退というこの全カレの中での良い雰囲気での試合運びは次戦の東海大戦の追い風となってくれるだろう。東海大は秋リーグでフルセットまで追い詰めた相手なのでそのリベンジを果たしてほしい。また、どのような形であれ、4年生には満足した形で大学バレーに幕を閉じてほしい。

インタビュー

三谷浩太郎(営4)選手

ー今日の試合を振り返って
ちゃんと自分たちのやることができてたから良かったんじゃないかなと思います。

ー集大成である全カレにどのような気持ちで臨んだか
最後なので、みんなで楽しくできればいいかなと思ってます。

ー第2セットのツーアタックが印象的だったが、なぜそこでツーアタックをしようと思ったか
1本前で相手に決められていたので、やったら面白いかなと思って(笑)特に別に意味はないんですけど。

ーMB東颯汰(文4)と伊藤貴将(文4)の2人とのコンビがよく決まっていたが、試合前などで話していたことは
一応4年間ずっとやってるので。多分何しても合わせられます。

ー次の試合に向けて
今日よりは確実に相手が強くなるので、さらに気を引きしめてやっていきたいと思っています。

遠藤倖世(法4)選手

ー今日の試合を振り返って
今日は4年間で最後の大会の初戦ということでこれから次勝ち上がっていくために後輩に残せるものは何か考えて、楽しくバレーができるその姿勢を後輩に残したいなって一生懸命皆で楽しんでプレーしました。そういうのが来年も再来年も続いていってくれればなと思います。

ー集大成である全カレにどのような気持ちで臨んだか
この1年間2部から1部に上がったり、2部に落ちそうだったりといろいろなことがあって、チームの中での課題とかチームの良さとか、最後の大会でしっかり出して満足して終われることを望んでいました。あとは最後4年生なので楽しく終わりたいなっていう一心で頑張りましたね(笑)。

ー特に第3セットでスパイクがよく決まっていたが何を考えて打っていたか
ずっとセッターの(三谷)浩太郎と合わせてきて、もう最後は自分が決めなきゃとエースの自覚を持って打ち切りました。

ー試合に出る際にほかの4年生と何を話したのか
今レギュラーが2・3年生が多くて自分たちができることは何かって言ったら、やっぱり上級生として楽しく明るく真剣に面白いバレーができるっていうことが唯一後輩にできることであり、後輩ができないことだと思うのでそこを最後までしっかり見せようと話しました。あとは何回も言ってるけれど楽しくやろうってことが1番ですかね。

ー次戦に向けて
楽しく頑張ってほしいなって思います!

(記事、撮影:佐藤桃香)

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