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【硬式野球】投手陣から厚い信頼を得ている3年生捕手・中西祐樹は安定した守備が強み この夏今一度守備力に磨きをかけ正捕手奪還へ(春季リーグ戦振り返りインタビュー⑩)

中西 祐樹 捕手

ーー春リーグを振り返って
個人的には守備の途中から出場する機会が多かったんですけど、大事な場面であまり踏ん張りきれずに失点してしまったのが反省かなと思っています。

ーー4位という順位に関しては
1位2位の明治、早稲田に比べて去年もそうでしたけど、大事なところで勝ちきれない、あと1本でなかったりなど最後のあと一歩が届かないところが4位という結果につながったのかなと思います。

ーー課題に挙げていた打撃に関して昨秋より打率はよかったが手応えは
去年の秋終わってオフシーズンで、しっかり自分の中で振り込んだので、その成果がしっかり今シーズン多く長打が出たりしたのでそこは成果が出たのでよかったと思います。

ーー今季の安打5本のうち4本が二塁打と長打が多かったが意識は
特に長打出したいとか大きいの出したいというのはなかったんですけど、去年だったらファウルにしていたり、打ち損じていた甘い球をしっかり捉えきれていたというのは1番よかったかなと思います。

ーー東大1回戦のフェンス直撃の二塁打の打席を振り返って
あの時はランナーが三塁で最悪外野フライを打とうと思って、しっかり打ったらたまたまあのような長打だったので、状況状況で考えて打てたのでよかったかなと思います。

ーー慶大戦負けられないというところで、1回戦での先制の適時二塁打を振り返って
初球をしっかり変化球をファールにできて、2球目に真っ直ぐを張って、逆方向に打てたので、思い切って初球を振りにいけたことがあの二塁打につながったかなと思います。

ーー今季の配球で意識したことは
慶応戦で大体半速球を打たれていたんですけど、そのあとの明治戦あたりから、しっかりカーブを使って緩急を意識しようと自分の中で意識変えてやりました。それがしっかり結果につながったので、初めはあまり良くなかったんですけど途中から修正できたなという感覚はありました。

ーー今季は投手陣も苦しんでいたと思うが降板した選手にどのような声をかけているのか
試合の後に映像を見たりして、反省をしてしっかりコミュニケーションを取るというのは意識してやっていました。

ーー今季は1試合で多くの投手が投げることが多かったが、ブルペンではどのような雰囲気だったのか
途中からピッチャーが行くのは試合の後半で勝敗に直結してしまうので、ブルペンで調子が悪かったりしても、少しでも修正して良い状態でいけるように声掛けをしてやっていました。

ーーリーグ戦初登板の選手も多かったが
どうしても初登板で熱くなりすぎて冷静さがなくなってしまうと思うので、そういう時は自分が冷静に分かりやすくジェスチャーとか声掛けをするのを意識してやっていました。

ーー今季は四球を与えることも多かったがどのように改善していきたいか
投げ込んでいかないと改善されていかないと思うので、ブルペンでバッテリーで投げ込んでコントロールをつけていくしかないかなと思います。

ーー立大戦苦しんだがチームでどのように切り替えて早大戦に臨んだのか
リーグ戦なので優勝がなくなったわけじゃないですし負けても次に切り替えて、負け方は悪かったですけど、しっかり反省して1週間もう1回準備してやっていこうという話はしていました。

ーー早稲田戦の2戦目は1戦目0点に抑えられたところから勝利となったが、どのように見ていたか
先制してチームの中でいけるという風に勢いに乗れた感じがしました。取ったり取られたりで苦しい展開だったんですけど、なんとか最小失点でバッテリーも凌げていたので、それが最後逆転につながったのではないかなと思います。

ーー慶大戦が水曜日までとハードだったが明大戦にどのようにコンディションを整えたのか
疲労は溜まっていっていたんですけど、食事とか睡眠とかストレッチとかしっかり自分のできることをやるように心がけていました。

ーー今季は片山悠真(文3=八王子学園八王子)選手がリーグ戦初出場したが、活躍については
リーグ戦は3年生があまり多く出ていなくて、その中で途中からチームに貢献する姿を見て、自分もうれしかったですし、いつもストイックにやってる姿を見てきたので、刺激ももらってうれしかったです。

ーー秋リーグに向けてキーマンとなる選手は
片山です。この春結果を出していて、一緒の3年で頑張っていきたいというのがあるので、活躍してほしいなと思います。

ーー夏の間に個人的に1番強化したいことは
この春のリーグ戦は自分の中では守備面があまり安定しなくて、自分の持ち味は守備面だと思うので、もう一回夏の間にそこを鍛え直して、秋に向けてやっていきたいなと思います。

ーー秋リーグに優勝するためにチームで1番必要だと思うことは
春のリーグ戦はバッテリーがなかなか踏ん張りきれなくて、フォアボールとかで自滅して負けるケースが多かったので、この夏の間に改善して、秋に臨みたいなと思います。

ーー春リーグを応援してくれたファンの人に向けて
春のリーグ戦応援ありがとうございました。次の秋のリーグ戦こそ優勝、日本一目指して頑張るので引き続き応援よろしくお願いします。

(取材:宮下柚華)

中西祐樹(なかにし・ゆうき)
法学部3年・2004年4月14日生まれ
京都府出身・木更津総合
167cm70kg・右投右打
今季成績:8試合 19打数 5安打 打率.263 3打点

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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