【硬式野球】デビュー戦から打ちまくり計22安打でベストナインも受賞した境亮陽 体力づくりと1球に拘った夏の財産を手に2季連続のシーズン20安打へ (秋季リーグ戦直前インタビュー⑱)
境 亮陽 選手
ーー夏に期間どのようなことを個人として取り組んできたか
春のリーグ戦を通して、2ヶ月間戦い抜ける体が必要だと思いました。夏の暑さでもバテないように体力強化であったり、ウエイトトレーニングで体を大きくすることになるべく時間をあてるようにしました。(自主練習で体力強化に時間を割いたということか)チーム全体としてもランメニューをやったりして、それにプラスして個人でウエイトをやっていた感じです。
ーー夏の期間で打撃はどのようなことを取り組んできたか
なるべく1球で仕留めるというのを意識していました。春のリーグ戦は追い込まれることが多く、当てにいっての内野安打が多かったので。しっかり振ってヒットにできるように1球で仕留めるというのは意識していました。
ーー春から夏にかけてご自身が成長したと感じる部分は
大学野球のレベルについていけるようになりました。押されることなく自分から向かっていける気持ちが身についたと思います。技術的にはそこまで変わった部分はありませんが、気持ちの余裕ができたと感じます。(春のリーグ戦の経験が生きているのか)春は全試合出させてもらったので、その経験が生きていると思います。
ーーオープン戦での調子は
良い感じでチーム全体としてもオープン戦を重ねられていると思います。秋のリーグ戦まで時間が少ないので、さらに調子を上げていきたいです。
ーーオープン戦では打ち勝っている試合が多い印象だが
体力強化や筋力強化の成果が出てきて、打って勝てる試合が多いです。リーグ戦だと投手陣も同じ打者と対戦していて、打たれてしまうこともあると思うので、打ち勝つという気持ちで野手はやっています。
ーー夏のオープン戦で主に打っている打順は
ずっと1番を打ってます。(ポジションは)ライトです。
ーー秋リーグ戦の開幕カードである慶大戦に向けて、どのようなことを準備しているか
まだ特別な準備はしていませんが、春のリーグ戦では外丸投手(慶大4年=前橋育英)から打てなかったので、慶應のエースピッチャーから打てるようにという準備はしていきたいと思います。(春は外丸投手のどのような部分に苦戦したか)左打者に対しては外に逃げるシュート系のボールで打ち取るというのが特徴なので、その球に手を出さずに甘い球を1球で仕留めるようにしていきたいです。
ーー近年勝ち点が奪えていない早大、明大に対する対策は
なかなか点数が取れない投手陣というのが特徴だと思うので、守りでなんとか粘って攻撃で一気に点数を取って勝ちたいです。ここ一番で点を取り切れる勝負強さが身につけば勝てると思います。
ーーリーグ戦で対戦したい投手は
各大学にも同級生の良い投手がたくさんいるので、まだ早いかもしれませんが1年生同士の対決も楽しみにいています。
ーー秋のリーグ戦で期待しているチームメイトは
井上(和輝、法1=駿台甲府)ですかね。1年生の中でも1番長打力がある打者なので、秋のリーグ戦でも出場機会があると思います。(井上選手はどこのポジションでの出場が多いのか)固定はされていませんが、外野で出たりオープン戦だったらDHや代打で出ることもあります。打席には結構立ってると思います。
ーー秋にご自身のプレーで注目してほしい部分は
春より進化した力強いバッティングを注目してほしいです。足が速いだけではないというのを見せたいです。
ーー秋リーグ戦での個人の目標
個人としては安打数を稼いでいきたいです。20安打を目指したいと思います。
ーーチームが優勝するために必要だと思うことは
優勝を目指すより一戦一戦を大切にして、長い目で見るより目の前の試合をベンチメンバー、スタンド全員で勝ちに行くことが必要だと思います。
ーーファンの方々に一言
秋こそは法大がリーグ優勝できるようにチーム全員で戦っていくので、応援よろしくお願いします。
(取材:松野要)
境亮陽(さかい・りょうや)
経営学部1年・2006年4月21日生まれ
岐阜県出身・大阪桐蔭
181cm79kg・右投左打
昨季成績:14試合 62打数 22安打 打率.355 10打点 3盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
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