2025年11月3日(月)
神宮球場

4打数3安打1打点の活躍の小川大地

4打数3安打1打点の活躍の小川大地
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 慶大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 | 1 |
| 法大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 2 | 9 | 1 |
(慶大)●入江、本多大、勝倉、松井ー市橋
(法大)○槙野、櫻田ー只石
[本塁打]
慶大:なし
法大:山田 1号ソロ(3回 入江)
| 打順 | 位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | (9) | 豊田 | 3 | 0 | 0 | 0 | .000 | 空三振 | 中飛 | 犠打 | 右飛 | |||||
| 2 | (6) | 小川大 | 4 | 3 | 1 | 0 | .750 | 中安 | 内ゴロ | 右2① | 右安 | |||||
| 3 | (7) | 山田 | 4 | 1 | 1 | 0 | .250 | 空三振 | 左本① | 空三振 | 空三振 | |||||
| 4 | 吉野 | 0 | 0 | 0 | 0 | ― | ||||||||||
| 4 | (2) | 只石 | 4 | 0 | 0 | 0 | .000 | 見三振 | 右飛 | 一邪飛 | 中飛 | |||||
| 5 | (8) | 高田 | 3 | 2 | 0 | 0 | .667 | 右安 | 内安 | 空三振 | ||||||
| 6 | (D) | 野田 | 3 | 1 | 0 | 0 | .333 | 内ゴロ | 中飛 | 右安 | ||||||
| 7 | (3) | 佐藤哲 | 3 | 0 | 0 | 0 | .000 | 空三振 | 内ゴロ | 併殺 | ||||||
| 3 | 武田 | 0 | 0 | 0 | 0 | ― | ||||||||||
| 8 | (5) | 西村 | 3 | 1 | 0 | 0 | .333 | 右2 | 二直 | 空三振 | ||||||
| 9 | (4) | 大高 | 3 | 1 | 0 | 0 | .333 | 内ゴロ | 右安 | 一邪飛 | ||||||
| 7 | 石井 | 0 | 0 | 0 | 0 | ― |
| 回 | 球数 | 打者 | 安 | 振 | 球 | 責 | 防御率 | |
| 槙野 | 7 2/3 | 122 | 32 | 6 | 6 | 4 | 1 | 1.17 |
| 櫻田 | 1 1/3 | 23 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
| 13 | 近江駿弥(法2=札幌一) | 31 | 武田勇哉(営1=常総学院 ) | 1 | 豊田凌平 (法2=鳴門 ) |
| 15 | 名取由晃(経2=川越東) | 4 | 田中優利 (スポ2=法政二) | 6 | 石井翔大 (人2=札幌日大) |
| 16 | 菅井颯 (営2=日大山形) | 33 | 吉野雅人(経2=湘南学院 ) | 7 | 野田泰市 (文2=三重 ) |
| 19 | 山﨑隆之介(法2=横浜) | 25 | 佐藤哲平(スポ2=立命館慶祥) | 9 | 高田洸希 (法2=享栄 ) |
| 11 | 櫻田朔(法1=青森山田 ) | 37 | 西村大和 (法1=報徳学園 ) | 28 | 平尾幸志郎(文2=海星) |
| 24 | 槙野遥斗(営1=須磨翔風) | 38 | 岡田翔豪 (文1=東海大甲府 ) | 34 | 髙原千宙(現2= 健大高崎 ) |
| 23 | 只石貫太 (営1=広陵 ) | 8 | 小川大地 (営2=大阪桐蔭) | 29 | 山田頼旺(法1=中京大中京) |
| 32 | 小野太輔(営1=下妻一) | 39 | 岩井天史 (人1=滋賀学園) | ||
| 43 | 岩出純(キャ1=作新学院) | 44 | 大高拓磨 (法1=聖隷クリストファー) |
リーグ戦を終え、3位と言う結果を残した法大。今日から秋季フレッシュリーグが始まり新たな戦いが始まる中、先発を任されたのはリーグ戦先発の経験が豊富な槙野。対するフレッシュリーグ4連覇中の慶大の先発は入江祥太(1年=石橋)。
1回表、先発の槙野は先頭から三振とフライに打ち取り、立ち上がりを危なげなく投げ切る。
その裏、先頭の豊田凌平(法2=鳴門)は三振に倒れるも続く小川が中前安打で出塁し、歓声が上がる。しかし、その後チャンスを作れずこの回は無得点。
2回表、4番・延末藍太(2年=慶応)が内野安打で出塁するがゲッツー崩れで1死一塁に。その後、6番・一宮知樹(1年=八千代松蔭)を内野ゴロに打ち取り二塁を踏ませることなく抑える。
その裏、先頭の高田洸希(法2=享栄)が一、二塁間を破る安打で出塁するも続く6番・野田泰市(文2=三重)の内野ゴロで入れ替わり1死一塁に。7番・佐藤哲平(スポ2=立命館慶祥)はフルカウントからファールで粘りを見せるも三振。その後、2死から8番・西村大和(法1=報徳学園)の二塁打で二、三塁とチャンスを作るが9番・大高拓磨 (法1=聖隷クリストファー )は内野ゴロで得点にはならず。
両者無得点で迎える3回、テンポよく2死までいくも9番・服部翔(2年=星稜)が失策で出塁すると1番・林純司(2年=報徳学園)が右前安打を放ち、2死一、三塁のピンチを招く。だが、続く貞包健勝(2年=城北)を中フライに打ち取り、槙野が粘り勝つ。
その裏、いい流れを作りたい法大は1番からの打順を中フライ、内野ゴロと打ち取られる。しかし、2死から3番・山田の神宮初本塁打が飛び出し、1点を先制する。
4回表、先制した法大が流れを作り三者凡退に抑える。その裏、先頭の高田が巧妙な内野安打で出塁すると続く野田はいい当たりを見せるも中フライに。高田が盗塁で二塁まで進むと佐藤は内野ゴロでランナーを進め、2死三塁とチャンスを広げるが8番・西村はフルカウントからセカンドライナーで残塁に終わる。
5回表、先頭の一宮に四球を与えその後、1死一塁で捕手の只石が一宮の盗塁を刺し2死に。8番・林李峰(1年=中京大中京)は内野ゴロで、チャンスを与えることなく裏へ。
法大の攻撃は、9番・大高が三遊間への安打で出塁すると1番・豊田の送りバンドで1死二塁とチャンスを作る。続く2番・小川の右翼線への二塁適時打で1点を追加する。その後、1死二塁のチャンスでは追加点を得れず0-2で後半戦へ。
6回表、2死で2番・貞包に死球を与え2死一塁から3番・渡辺憩(2年=慶応)に一、二塁間を破る安打を放たれ2死一、二塁のチャンスを作られるも4番・延末を抑え得点を与えず。その裏、1死から6番・野田が右前安打で出塁するもダブルプレーでチャンスにはつながらず。
7回表、先頭の市橋慶祐(2年=小野)に左前安打を打たれ、続く一宮の内野ゴロの間に進塁し、1死二塁に。その後、2死から代打・清原勝児(1年=慶応)が四球で出塁し、2死一、二塁のピンチを招くが9番の代打・山本海(1年=慶応湘南藤沢)を三振に抑え、この回も槙野が粘り勝つ。その裏、法大は8番からの打順を三者凡退に抑えられる。
8回表、先頭の林純に一塁線を破る二塁打を放たれ無死二塁のピンチを招くと、2つの中フライで2死まで持っていくが4番・延末に四球を与え2死一、二塁とピンチを広げられると5番・市橋に左前適時打を浴び、1点を返される。ここで先発の槙野に変わり一際大きな歓声の中、2番手・櫻田朔(法1=青森山田)が登板し6番・一宮を三振で抑えると先輩たちが再び大きな歓声で盛り上げる。その裏、先頭の小川が右前安打で出塁するも後が続かず2死一塁に。盗塁を試みるも市橋に刺され、1点リードのまま最終回へ。
迎える最終回、マウンドには回またぎの櫻田が上がる。先頭を中フライで抑えると8番・清原にはファールで粘られるもショートゴロに抑え、代打の9番・安達英樹(2年=慶応)には鋭い当たりを放たれるも小川大地のファインプレーで出塁を許さず、勝利。
先発槙野は7回2/3を1失点と好投を見せ、打撃でも山田の神宮初本塁打や小川の4打数3安打1打点などが光り、秋季フレッシュリーグの開幕戦を勝利で収めた法大。明日の早大戦へと勢いをつけ、連勝を狙う。
(記事:浅岡 凜)
ーー本日の試合を振り返って
厳しい展開でしたが、勝てて良かったです。
ーーフレッシュに先発するということはいつ頃伝えられていたのか
かなり前から知っていました。
ーー春のフレッシュで優勝した慶大戦での先発だったが、何を意識してマウンドに上がったか
自分が連覇を止めるという気持ちでマウンドに上がりました
ーー7回2/3を投げ1失点の好投だったが調子は
調子は良かったです。
ーーピンチを招いた場面では、どのようなことを意識してたか
より集中して強気で投げるようにしました。
ーー次の登板への意気込みを
勝ちに貢献できるように頑張ります。
ーー本日の試合を振り返って
自分が入学してから、フレッシュで慶應に勝てていなかったので、ひとまず勝てて嬉しいです。
ーー4打席3安打の活躍だったが
練習からセンター返し、又は逆方向に強い打球を打つことを心がけているので、今日はそれが形に出たのかなと思います。
ーー5回にはチャンスでの二塁適時打が生まれたが
後半の慶應は勢いがあって、あの場面は、なんとしてでも1点とりたいところだったので、1本出せて良かったです。
ーー秋季フレッシュリーグでのチームの雰囲気は
リーグ戦であまり出番がなくて、悔しい思いをしてる選手ばかりなので、自然と良い雰囲気になってると思います。
ーー明日への意気込み
明日も勝って、優勝決定戦にいけるように頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いします!

ーー本日の試合を振り返って
リズムの良い理想の試合ができましたが、チャンスで1本出なかったのは反省点と感じました。槙野や櫻田が粘って投げてくれた事が勝てた要因だと思います。
ーー3回に本塁打を放ったが打った感触は
すごく良い感じに打てました。
ーー神宮初本塁打だがお気持ちは
1点差で勝てた試合なので、チームに貢献できたことがすごく嬉しいです。リーグ戦で打てるように頑張ります。
ーー春のフレッシュで優勝した慶大に勝ったがチームの雰囲気は
試合前の雰囲気がとても良くて、全員が勝ちたいと思って試合をできていました。
ーー次の試合への意気込みを
早稲田に勝って優勝決定戦に進めるように全力で頑張りたいと思います!

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。