【サッカーJリーグ内定記者会見】「静岡の地でエスパルスサポーターと一緒にサッカーしたい」清水内定・大畑凜生が決意語る
法政大学体育会サッカー部内定者記者会見
12月2日 法政大学多摩キャンパス
来季より清水エスパルスに加入内定した大畑凜生(現4=矢板中央)。複数ポジションをハイレベルでこなす。法大ではボランチと前線で活躍。今シーズン終盤には18節産能大戦で試合終了間際の同点ゴール、続く19節東農大戦では勝ち越し弾を決めた。法大の1部昇格にプレーと背中で後押しした。
清水では早速出番を得た。ルヴァンカップではジュビロ磐田との「静岡ダービー」でプレー。リーグ戦もデビューを果たした。清水・秋葉監督が退任。新たな指揮官のもとで自分の価値を示したいところだ。
インタビュー
ーー大学の4年間での成長
自分がすごい成長したなというのは監督も言ってくれたんですけど、心の部分と、技術的な面も非常に成長したなと思います。本当に1年生2年生の時は試合に全く1部の方には絡んでないですし。その中でも自分の中で大事にしてると言ってたやり続けるというところは自分の中で続けたつもりで、3年生でAチームに絡めるようになって3年の後期にはプロの練習参加にも行けるって言う話もいただいたりしてたんで。どんな状況でもやり続ける中で質というところも求めながらやってたところで評価されてたので。そこは自分の中ですごい成長したなというのと、4年生になって静岡行ったり、こっち行ったり来たりという生活の中で、より勝負にこだわらなきゃいけないというところは感じましたし、この後期のところの法政では2試合連続アディションタイムで点取れたり、そういう勝負ところも 1つ証明できたのかなというところです。
ーー最も印象に残っている試合
東農大の試合は自分の中で痺れたというか。あれはちょっと痺れました。サッカー人生振り返ってきてもないですね、今までラストワンプレーで点取ったことは。
ーー4年間でのターニンポイント
自分の中でターニングポイントだなというのは本当にエスパルスに3年の夏のタイミングで練習参加に呼んでもらえたところだなと思います。
ーー他の選択肢もある中、エスパルスを選んだ理由
1番最初に声をかけてきてくれたクラブというのもありますし、いろいろなJリーグの試合を見ていても、あれだけアウェーのピッチをオレンジ染めるクラブというのは本当にないと思います。サッカー王国・静岡で、中々あまり結果は最近出てないですけど、静岡の地でエスパルスサポーターと一緒にサッカーしたいという気持ちがすごく自分の中で強くて決めました。
ーー清水の街やアイスタ、エスパルスファンの印象
本当に静岡はエスパルス一色の場所ですし、アイスタも収容人数は多くないですけど、毎試合人がパンパンに入って本当に一体になって闘ってくれます。サッカー王国というだけあって、ファンの方々もそれなりに目が肥えているというか、より厳しい目を持って評価してくれますし。でも本当にああいった応援は自分たちを動かすものがあるので、そこは本当にファンの気持ちに応えたいなという気持ちです。
ーーエスパルスでのポジション
基本的にボランチで獲っていただいたのでボランチで勝負したいという気持ちもありますけど、いろんなポジションを今年経験させてもらうことができて、自分のポジションをいろんなボランチ以外から見ることによって、自分の幅が広がったと思います。ユーティリティ性があるという中でも、どのポジションをやってもあいつがいいよな、と思ってもらえるような、どのポジションでも一番輝ける選手になりたいなと思います。
ーーエスパルスで印象に残っている選手
退団決まってしまいましたけど、乾貴士選手であったり、同じポッションだったらマテウス・ブエノとか、本当に素晴らしい選手がいるし、ベテランの選手も本当に走ってくれるし、本当に背中で見せてくれる先輩たちが多かったです。
ーー7番を誰に引き継いでもらいたいか
誰とかはないですけど(笑)自分は今年、青木俊輔(令6年度卒・V・ファーレン長崎)から7番受け継いで、寮の部屋も受け継いだので、その後だったら保田成琉(社3=阪南大高)が自分の部屋に入ります。あいつは高校時代7番でしたし、保田も7番をつけたがっているので、保田につけてほしいです。部屋で3年続いてるので7番をつけてほしいです。
ーーエスパルスのファン・サポーターへ
まず本当に自覚と責任を持ったプレーをするのと同時に、ファンの皆様の心を熱狂させるようなプレーができればいいなと思っているので、本当に誰よりも泥臭く闘うので、熱い応援をよろしくお願いいたします。
(インタビュー:今本壮史)
PHOTOS

法大からエスパルスに加入する日髙華杜と大畑

パルちゃんを両手に


