【スピード】第86回日本学生氷上競技選手権大会2日目

【スピード】第86回日本学生氷上競技選手権大会2日目

第86回日本学生氷上競技選手権大会
2014年1月6日(月)~1月9日(木)
明治北海道十勝オーバル
 

大会2日目。男子1部では5000mと1000mが行われた。5000mは矢島友喜(営1)、佐藤裕斗(営2)、小林周平(文3)、1000mには藤野裕斗(文2)、大槻貴弘(法3)、武藤久和(文4)が出場した。

藤野は4位入賞を果たした

試合結果

種目 成績 選手名 記録
 1000m 4位  藤野裕人   1分12秒50
 19位 大槻貴弘   1分15秒54
 23位 武藤久和  1分20秒50 
 5000m  12位 矢島友喜  7分01秒33 
 13位 佐藤裕斗  7分03秒57
 20位 小林周平  7分31秒65 

戦評

 5000mではルーキー矢島の12位が法大勢では最高順位。佐藤は13位、欠場した三輪準也(営2)の代わりに出場した小林は20位に終わり、同種目でポイント争いに加わることは出来なかった。1000mは大槻が19位、武藤が23位に沈むなか藤野が4位に加わり奮闘した。0.13秒差で目標としていた表彰台は逃したが、5ポイントを稼いだ。
 大会日程の半分を消化した時点で、法大から入賞した選手は藤野だけと厳しい戦いが続いている。最下位とわずかに1ポイント差で、中長距離の種目でポイントを取れないと、初優勝を果たした翌年に2部降格という屈辱が味わうことになってしまいそうだ。(山崎美香)

選手コメント

矢島友喜

ー今日のレースを振り返って
自己ベストだったので、悪くはなく自分の今出せる力を全部出しました。なので、相手には負けてしまったのですが良かったと思います。

ー具体的な目標のタイムはありましたか
7分切れればいいかなと思っていたんですけど、残り5周から(ペースを)落としすぎてしまいました。少し残念です。

ー今日のリンクの感触はいかがですか
氷が柔らかいのと、このリンクが基本的に暖かいので苦手です。

ー初めてのインカレはどうでしたか
少し緊張しましたけど、のびのび滑れて良かったかなと思います。

ー個人戦と団体戦の気持ちの面での変化はありますか
学校のために点数を稼がないといけないので、気持ちが違います。

ーどちらの方が緊張しますか
団体戦の方がします。失敗できないので。

ー目標としているラップタイムはありますか
できれば33秒で止めたかったんですけど、34秒に今回落ちてしまったので残念でした。

ー伊香保で行われた全日本学生スピードスケート選手権大会のタイムよりも10秒以上伸びたことについて
屋外と屋内の違いがありますけど、気持ちの入れというか、今日は感触も良かったです。

ー伊香保の全日本学生スピードスケート選手権大会で総合7位という結果について
あと一歩で入賞だったので、踏ん張りが足らなかったのかなと思います。

ー今の調子はどうですか
悪くなく、とても良いとはいえませんが悪くないので良しとします。

ー明日の1500mに向けて
この間屋外でベストで55秒が出たので、屋内に入ったということで55秒は切って53か52秒目指して頑張りたいなと思います。

小林周平

ー今日のレースを振り返って
体力の無さが結構出てしまいました。

ーリンクの感触はいかがでしたか
重いというか、足にきました。

ー出場はいつ頃決まりましたか
10000mは前から決まっていたんですけど、5000mの方は、三輪が棄権したということで、補欠の自分が出ました。

ーそれに関して、調整の方はいかがでしたか
10000mの調整と変わらないので、特にそこは問題なくできました。

ー前回大会からの調整は上手くいきましたか
練習はしっかりやってたんですけど、基礎体力が無かったので、このような結果になってしまったんだと思います。

ー昨年のインカレからはタイムを落としてしまいましたが
そうですね。そこもやはり体力の無さが出てしまったし、疲れてしまった時にフォームが維持できなかったのも、原因だと思います。

ー課題を克服するためにも、どのように取り組んでいきたいとお考えですか
やっぱり夏からやってないと繋がってこないので、切り返しを大事にして体力がつくように(自分を)追いこめるようにしたいと思います。

ー明日の10000mの意気込みをお願いします
できれば今日のような結果にならないように、頑張っていきたいと思います。

藤野裕人

―残念ながら表彰台は逃してしまいました
乗れませんでしたね。同走と最後に競れなかったのがもったいないなと思います。優勝した近藤太郎(専修大学)は一人で(走って)タイムを出しているので。そこがオリンピック行く選手との差なのかなと。力が足りません。

―200m地点の通過タイムは近藤選手よりも約0.6秒速かったですが
太郎はスタート自体は速い選手ではないので、そこからの1周の伸びがあるので。今日の自分のラップは遅めだったので、そこが速くないとやっぱりやっていけないなと思います。

―今大会はリンクレコードの更新が多いですね
今までの記録は屋外での記録だったからだと思います。

―2日目が終わって昨年と比べたらポイントが少ないですね
まだ自分しかポイントが取れていないので…。2部には落ちたくないですね。明日の1500mと10000mの選手に頑張ってもらうしかないですね。明日は仲間がポイントを取れるように応援の方を頑張ります。

 
 

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