【スキー】第87回全日本学生スキー選手権大会 男子1部クロスカントリー個人部門 実力出せず悔しい結果続く…
秩父宮・秩父宮妃杯 第87回全日本学生スキー選手権大会
2014年 2月15日~20日
岩手県 雫石町・八幡平市
大会3日目、5日目にかけて男子1部クロスカントリー部門の個人競技が行われ法大からはそれぞれ6人がエントリー。ポイントゲットはならず、チーム全体として波に乗りきれない厳しい状況。
クロスカントリー部門
男子1部30kmクラシカル(2/17の結果)
順位 | 選手名 | タイム |
---|---|---|
19位 | 藤谷 勇仁 | 1時間33分08秒 |
45位 | 川野 創平 | 1時間41分30秒 |
52位 | 石文 大樹 | 1時間43分39秒 |
DS | 神口 廉 | ー |
DF | 竹腰 豪乃介 | ー |
DF | 佐々木 謙也 | ー |
男子1部10kmフリー
順位 | 選手名 | タイム |
---|---|---|
16位 | 佐々木 謙也 | 26分15秒5 |
37位 | 神口 廉 | 27分26秒4 |
49位 | 藤谷 勇仁 | 27分57秒4 |
54位 | 竹腰 豪之助 | 28分26秒1 |
61位 | 石文 大樹 | 29分24秒6 |
DS | 川野 創平 | ー |
30kmクラシカル戦評(2/17)
クロスカントリー男子1部30kmクラシカルが行われ法大から5名が出場。大粒の雪が舞うなか熱戦を繰り広げた。普段30kmという長い距離を走らないという法大にとって不利な種目だけに最高位が藤谷勇仁(社4)の19位という結果に終わった。ルーキー川野創平(経1)は45位、石文大樹(社1)も51位とそれぞれほろ苦いインカレデビューとなった。19日に行われる10kmフリーを見据えて神口廉(社4)は出走せず、竹腰豪之助(経3)と佐々木謙也(社1)は途中で競技を切り上げた。
10kmフリー戦評
19日に行われた男子1部10kmフリーには、この種目を得意としそれぞれ入賞を期待される神口廉(社4)と佐々木謙也(社1)が満を持して登場。特に今大会がラストとなる神口はこの種目にかける思いが強かった。しかし、1本目に比べ2本目で4分以上タイムを落とし失速。37位という悔しい結果に神口は「気負い過ぎて速く(1本目に)入ってしまった」と肩を落とした。一方ルーキー佐々木は起伏の激しいコースでも安定したラップタイムを刻む。「今シーズン一番の走りができた、あとは実力を伸ばすだけ」と力強く語り、今後の成長に期待がかかる。上級生がなかなか実力を出し切れないなか1年生らしい思い切りの良さを見せた。明日(20日)には”花形種目”リレーが行われる。昨年は入賞を果たしたこの種目。4年生ラストランとなる最終日、果たしてどんなドラマが待っているのだろうか。(千嶌健太)
選手コメント
藤谷 勇仁 主将 17日の競技を終えて
―順位は10位(入賞)を狙っていたのですか
そうですね。1年生の時に入賞したので自信もありました。10番の人とも結構タイムが開いてしまい、悔しいです。
―明日以降の意気込みをお願いします
石文 大樹 17日の競技を終えて
―今日を振り返って
やはり30キロ走ってみて、他の選手に抜かされたり置いていかれたりして自分の力不足や経験の無さが出た試合だったのかなと思います。
―30キロという距離はあまり練習しないのですか
するときもありますが、長い距離ですね。
―初めてのインカレということで緊張はしましたか
はい。朝は結構緊張していたのですが会場入ってからはほぐれてきましたね。
―起伏の大きいコースでしたがそれについては
新しいコースということもあってきつく作られていたので下りから登りに入るところで稼げればよかったのですが、コースを攻略できていないこともあってできませんでした。今後はそこが重要になってくるのだと思います。
―今シーズンの目標は
最終日(20日)のリレーに出ることを目標に頑張ってきました。ただ、補欠になってしまったので19日のレース(10kmフリー)でいい走りができたらなと思います。
―2、3年生が極めて少ないなか、やはり4年生の存在は大きいのでしょうか
走りにしても普段の生活からもしても手本になる部分が多いですね。4年生背中を見て頑張っています。
―次回の競技にむけて
とにかく最初から守りに入らずに攻めていこうと思います。
神口 廉
―今日を振り返って一言お願いします
体の調子は良かったのですが気負い過ぎて速く入ってしまい、2本目で動けなかったです。
―やはりコースはきつかったですか
コースはすごくきついですね。自分のなかでは得意なコースだと思っていたのですが、最初の飛ばしたことが響きました。
―今日の目標は
入賞を目指して走りました。
―1年生佐々木選手が力強い走りをしましたが
もともと速い選手なので二人で一緒に入賞できたらいいなとは思っていました。来年からも頑張って欲しいですね。
―明日のリレーについて一言
スキー人生最後なのでとにかく死ぬ気でチームに貢献できるように頑張りたいです。
佐々木 謙也
―今日を振り返って一言
自分の実力は出せたので入賞出来なかったということは実力不足ということですね。
―16位という結果については
1年目で順当な結果だと思います。実力以上出せたとは思うのですが入賞には力が足りなかったということですね。
―得意種目ということでやはり今日に標準を合わせてきたのでしょうか
30kmクラシカル(17日)も途中で競技をやめてここに合わせてきたのでやるしかないなと思っていたのですが、やはりトップとの差を感じましたね。
―緊張はしましたか
思い切っていこうと考え、リラックスして滑ることが出来ました。動きとしても今シーズンで一番良い動きが出来ていたと思います。
―監督さんの期待も高かったですがそれについては
入賞という形では応えられませんでしたが、自分なりの滑りはできたので来年こそは入賞したいと思います。
―明日(20日)のリレーについての意気込みを
一つでも順位を上げられるように頑張ります。
フォトギャラリー
- 悔しい結果に終わった
- 最後まで気迫をみせた石文
- 緩斜面を滑り降りる神口
- 期待度の高い佐々木
- ゴールし険しい表情の藤谷主将
- 険しい斜面を登る
- 勢いよくスタートした竹腰