【硬式野球】春季リーグ戦開幕直前特集 第8回 金井、水谷
2014年3月19日
法政大学野球部寮
昨年の雪辱を果たすべく、ひと冬越えて生まれ変わった法大ナイン。天皇杯“奪取”を目指す監督、選手たちの今季に懸ける思いを伺った。第8回は金井和衛選手、水谷友生也選手の2人。どちらもオープン戦で結果を残し、リーグ戦で投打の新戦力として期待される。彼らの活躍次第で、優勝へぐっと近づくだろう。
金井 和衛
―沖縄キャンプはいかがでしたか
鴨川と違い少人数でのキャンプで、自分をアピールできる場だったので身になりました。
―春季リーグの開幕まで1か月を切りましたが、どんなことに重点を置いて練習されましたか
まだ神宮で投げたことがないので、欠点を一つ一つ潰していくことです。
―その中で何か課題のようなものはありましたか
自分の長所を伸ばしていくことです。
―オープン戦ではリリーフとして登板されていますが、調子はいかがですか
調子は上がってきました。最近は悪い時も悪いなりにしっかり投げられていると思うので、良いのではないかと思います。
―リフレッシュするときはどんなことをしますか
長い時間浴槽につかって、しっかり寝ています。
―目標とする選手やライバルとする選手がいたら教えてください
目標は石田さんで、ライバルはみんなです。
―ご自身の持ち味や特徴は何だと思いますか
身長を生かした角度のある投球だと思います。
―今シーズンの目標を教えてください
チームの勝利に貢献することです。個人的な目標は、リーグ戦で投げて良い意味で目立ちたいです。投げる機会があれば1試合1試合頑張ります。
(取材:高橋由希)
水谷友生也
―数ある大学の中から法政大学を選んだ理由は
法政大学は六大学の中でも強豪だと自分の中で感じていて、レベルの高いところで自分がどこまで通用するのかを試したいという気持ちがあって選びました。
―実際入ってみてどのような印象を受けましたか
やっぱり一人一人の個人のレベルるの高さっていうのを痛感させられて、高校と違ってレベルが高いと思いました。
―オープン戦に出場して大学野球のレベルを肌で感じて思ったことは
ピッチャーがすごく良くて、バットが金属から木製に変わったのでそういう部分で不安でした。でもオープン戦に出させていただいて、少しずつではあるんですけど少しは慣れてきたと思います。
―バッティングはどういう部分が課題ですか
木製なので力強いスイングを心がけていますが、それが自分の中で課題です。
―オープン戦ではヒットを何本も打っていますが
でき過ぎです。ちょっとびっくりしています。
―沖縄キャンプで取り組んだこと
選ばれた中での沖縄キャンプだったので、自信を持って自分をアピールしようと沖縄に行きました。結果はどうであれ、入部して1ヶ月ちょっと経って、1年生らしい感じでどんどんアピールしていこうと思っていたので、そういう部分で出きたかと思います。
―沖縄キャンプやオープン戦を通して見つかった収穫、課題は
課題はバッティングです。もともと課題でした。収穫は色が濃くなったというか、日焼けしたことくらいです(笑)。
―リーグ戦出場も予想されますが、自分がやるべきことは何だと思いますか
自分をアピールしていったり、チームに勢いを与えられるような存在になりたいので自分の出きることをしっかりやっていきたいなと思います
―同じショートの先輩たちのプレーを見てどう思いますか
上手いので尊敬しています。具体的には吉澤さんの確実さはすごいです
―同じ六大学リーグの立教大学には同じ高校だった澤田投手や笠松選手がいますが、負けたくない気持ちや意識はありますか
あります。澤田さんは高校から知っているんですけど、すごいピッチャーだったので、対戦する機会があれば打ちたいと思っています。笠松は同じやってきた仲間ですが今はライバルとしてやっているので、良いところをみせたいと思います。
―活躍を聞いて刺激になる存在は
やっぱり大阪桐蔭のOBの人だったり、一緒にやってきた同期の仲間だったりとか後輩であったりとか、自分の関わった身近な存在の人の良い報告を聞けたら、自分も励みになるというか刺激になります。
―ご自分のプレーで注目して欲しい所は
守備です。
―今シーズンの目標は
メンバーに入って、神宮で経験させてもらえたら良いと思っています。
(取材:望月千草)
プロフィール
金井和衛(かない かずもり)
人間環境学部人間環境学科3年
1993年7月1日生まれ
群馬県出身・高崎商業
192cm、82kg・右投げ右打ち
水谷友生也(みずたに ゆきや)
経営学部市場経営学科1年
1995年5月12日生まれ
京都府出身・大阪桐蔭
176cm、75kg・右投げ右打ち
フォトギャラリー
- 甲子園春夏連覇を経験した遊撃手の水谷
- リリーフ陣の核となる長身右腕・金井和衛
- 高い守備力で1年目からレギュラーへ・水谷友生也