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【硬式野球】1球にこだわる粘りの野球で連勝街道を突き進め! 東京六大学野球2023春季リーグ戦 対立大戦展望

東京六大学野球2023春季リーグ戦 対立大
2023年4月15日(土)、4月16日(日)
神宮球場

ついにやってきた六大学の春。開幕戦で10-0と慶大を圧倒するも、2戦目では2-3と逆転負けを喫して3戦目に突入した開幕カードは、見事3回戦で粘り強さを発揮した法大が制して勝ち点1を獲得した。優勝に向けて最高のスタートを切った法大は第2週に立大と対戦。ここ数年勝ち点を奪えていない相手ではあるが、『一球にこだわる精神』、『粘り強い野球』で勝ち点を奪取する。

立大の主将を務める西川晋

今季リーグ戦日程、結果

明大 ―― 5/13
5/14
4/22
4/23
5/20
5/21
4/29
4/30
○3×-2
○6-3
早大 5/13
5/14
―― 5/27
5/28
4/22
4/23
5/6
5/7
4/15
4/16
慶大 4/22
4/23
5/27
5/28
―― 5/13
5/14
●0-10
○3-2
●1-4
4/29
4/30
立大 5/20
5/21
4/22
4/23
5/13
5/14
―― 4/15
4/16
5/6
5/7
法大 4/29
4/30
5/6
5/7
○10-0
●2-3
○4-1
4/15
4/16
―― 5/20
5/21
東大 ●2-3×
●3-6
4/15
4/16
4/29
4/30
5/6
5/7
5/20
5/21
――

立大戦展望

開幕カードの慶大戦では逆転負けで1つ落としながらも、勝ち点を獲得した法大。

その要因は『粘り強さ』。先発として起用された尾﨑完太(キャ4=滋賀学園)や篠木健太郎(営3=木更津総合)はピンチを迎えてもギアを変え、0点に抑え続けた。同点こそ許す場面もあれど、次の1点は許さない。粘り強い投球は反撃、さらなる援護を呼びこんだ。

来る立大戦でも粘り強く戦うことで、勝利が見えてくる。中でも、慶大戦では第1先発として起用された尾﨑はピンチを迎えても大崩れしないなどのオフの成長を感じさせる投球を披露した。立大戦でも粘り強い投球で試合を作り、チームを勝利に導く。

尾﨑が立大打線を封じ込める

昨年までチームを支えた山田健太(現日本生命)など多くの主力が卒業した立大。「フレッシュなメンバーとともにフレッシュな気持ちで新しい先述のようなものにもチャレンジしていくチームに」と立大を率いる溝口智成監督が語るよう、多くの選手がこの春初めてのリーグ戦となる“新生・立教”がチームカラーだ。その中心は主将も務める西川晋太郎。昨季からリーグ戦出場経験がある西川晋だが、法大との対戦では3試合で4安打を放たれるなど打ち込まれた。特に法立1回戦では反撃の一打となる2点適時打を打たれた。溝口監督も『智辯和歌山コンビ』と題して大きな期待を寄せる西川晋。その彼を封じ込め、立大打線そのものを封じ込められるかが鍵になる。

フレッシュなチームの先頭に立ってチャンスを作る西川晋

立大は2019年秋以来勝ち点を得ることのできていない相手ではあるが、昨季は山根滉太(文4=小松大谷)が満塁弾を放つなどの活躍で1勝をもぎとり、一矢報いることはできた。今季こそ待望の勝ち点をつかみ取る。
(皆川真輝)

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