【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 対慶大展望
東京六大学野球春季リーグ戦 対慶大戦
2015年4月11日(土)~
神宮球場
※取材日
2015年4月3日(金)
慶應義塾大学野球部寮
ついに2015年の東京六大学野球が開幕する。法大は開幕戦で慶大と激突。今後のリーグ戦の行方を占う大きな一戦となりそうだ。昨年は4戦全敗と年間を通して苦しめられた難敵だけに、苦手意識の払拭が求められる。開幕ダッシュを見せることはできるか。
展望
創部100周年を迎えた法大の開幕戦の相手は、昨春の王者・慶大。強力打線を相手にどれだけ投手陣が粘れるかが鍵となる。投手陣は川名健太郎(営4)、玉熊将一(法3)、熊谷拓也(キャ2)の三投手が横一線に並ぶ。初先発、初勝利が懸かる川名は昨年2試合にリリーフ登板。5日の社会人対抗戦では先発を託された4年生だ。玉熊はリーグ通算18試合に登板。昨年は石田健大(現横浜DeNA)と共に先発を務めた法大の看板投手だ。メリハリのあるピッチングが持ち味の技巧派は、自身の制球について「去年より精度は上がっている」と評している。注目のルーキー森田駿哉(営1)の大抜てきの可能性もあるか。絶対的エース不在の投手陣は総合力が勝負。継投のタイミングが試合の流れを左右するだろう。
野手のキーマンは若林晃弘(営4)、佐藤竜一郎(法4)の二遊間と、開幕初スタメンを狙う清水雄二(法2)。センターラインを担う彼らのプレーが勝敗に直結してくる。女房役候補の1人、中村浩人(営1)もオープン戦で強気のリードを披露し、社会人対抗戦でもスタメン出場。開幕デビューはなるか。打線の中心は主将・畔上翔(キャ4)。昨年は慶大相手に計15打数5安打と好感触を残している。社会人対抗戦で本塁打を放った若林、オープン戦で頭角を現しはじめた原田寛樹(法1)、中山翔太(人1)ら若手スラッガーにも注目だ。積極的に若手選手を起用する青木久典新監督の采配が気になるところ。けがによりオープン戦終盤を欠場した金子凌也(キャ3)の状態については青木監督も「戻ってくる」と語る部分は明るい材料となりそうだ。
社会人野球の名将・大久保秀昭氏を新監督に迎えた慶大の打撃の要は、主将・横尾俊建と谷田成吾の強力コンビ。横尾の通算打点47は現役トップ。谷田の通算本塁打9本も現役最多。昨春は4本塁打で優勝に貢献している。オープン戦からクリーンアップを担う2人は、リーグきっての“恐”打者だろう。一方の投手陣。第一先発は加藤拓也か。通算防御率1.96とリーグ指折りの剛腕を打ち崩すことができるか。第二先発は加嶋宏毅、三宮舜のいずれかが見込まれ、この両左腕に小原大樹を加えた布陣でつないでくるだろう。
昨年は4戦4敗と突き放されたが、社会人対抗戦で六大学唯一の白星を手に入れたチームは自信にみなぎっている。新監督による100年目の決戦の幕開けだ。(伊藤華子)
慶大寮取材
新監督を迎え、新生慶應としての船出を切ろうとしている慶大。今回は大久保秀昭監督、横尾俊健主将、山本泰寛副将、谷田成吾選手、加藤拓也投手にお話を伺った。
大久保秀昭 監督
―監督に就任されてからここまでを振り返って
(就任が)12月で1月は試験休みに入ってしまいましたから、ここにきてやっとチーム状況というか選手の性格などもなんとなく把握できたかなという感じです。
―試験休みに関してはどのように思われていますか
これは昔からですし僕らが現役のときもそうだったので、(試験に向けて)時間を取らないと大変ですから。そこをあえて変える必要はないと思っていましたし、ずっと引き継がれているもの、当たり前のものだという考えです。
―母校のユニフォームに袖を通されて
職務を全うするまでといいますか、母校愛じゃないですけど、高校、大学、社会人でも自分が関わってきたチームに対する思いというものは強く持っていますし、その中で大学という僕の人生の中でも非常に大事な期間を過ごした4年間であった慶應のユニフォームを来れることは嬉しいことではあります。
―社会人野球の監督を務められてきましたが、大学野球の監督との違い・難しさは
それはこれから感じることだと思うんですよね。それは(法大の)前監督である神長さんや金光監督が(同じ境遇なので)たくさん感じられたと思いますので、同じようなことを感じるのではないかと思いますね。
―指導の上で心掛けていることは何でしょうか
あくまでも選手が主体といいますか、選手をリスペクトするということが僕の指導者としての信念ですし、チームファースト、プレイヤーズファーストというところに主眼を置いて、その手助けをするという感じです。ただそれが社会人のときには通用しましたが、果たして学生にその指導法が合うかということを疑問に持たれている方はおそらくたくさんいると思うんですけど、そこの基本線は崩さずに、学生にどうやってアプローチしていこうかということだと思っています。
―今季の慶大はどのような特色を持ったチームでしょうか
リーグ戦経験者が中心に、投打の柱が優勝経験者でしっかりしているというところなので、それに期待をしています。ただあまりリーグ戦を経験していない選手も当然そこに入ってきますので、新しい選手がうまくかみ合えばかなり強力なチームになるのではないかと思っています。
―横尾選手の主将としての評価について
どうなんでしょうね。別にチームが変な方向に行っているわけではないですし、主将を中心にチームスタッフや4年生がしっかりしているんじゃないかなと思いますね。
―横尾選手は今季から二塁手に挑戦されていますがどのように見られていますか
それは畔上君に聞いたらいいんじゃないですか(笑)。キャプテンシーは畔上君の方があると思いますし、日大三高の選手は法政にもいますしね。その仲間の方が詳しく教えてくれるんじゃないですか(笑)。
―ここまでのオープン戦を振り返って
勝ったり負けたりですけど、勝敗に関しては投手の使い方などもありますしね。そりゃあずっと負けてたらちょっと心配にもなりますけど、大崩れしないでどんな試合になってもある程度の緊張感のある試合ができているので、良い感じで仕上がっているとは思います。まあ投手次第ですよ。それはどのチームでも一緒だと思います。
―慶大は開幕戦で法大と対戦しますが
法政さんも創部100周年であるといった負けられない理由はそれぞれにあると思います。青木新監督は富士大でも監督をやられて、学生野球を熟知しているでしょうし、どこのチームにも余裕もなければ心配もしていない、みたいな。ガチンコで良い試合ができればと思います。
―今季の目標を
監督をやる限り、優勝というものを求められているでしょうし、そうでなければ駄目だと思っています。
―春季リーグ戦への意気込みを
全員で笑えるような、勝って泣けるようなシーズンにしたいなと思っています。
(取材:遠藤礼也)
横尾俊建 主将
―昨年を振り返って
春は優勝したんですけど、秋優勝できなくて悔しかったですね。
―秋は4位となりましたが、その原因はどのようにお考えですか
秋も最後の最後まで優勝争いできてたので、原因ははっきりは分からないですけど、勝負強さがもっと必要だったなと思います。
―オフ期間中に取り組んだ調整、修正は
体づくりをメインにしていきました。修正したことはバッティングですね。右方向に強い当たりを打てるフォームだったりどんな投手にも対応できるようなようなフォームにできるようにしています。
―沖縄でのキャンプでは主にどのようなことに取り組みましたか
新しくセカンドもやっているので、ゲッツーだったりセカンドの動きを重点的にやりました。
―二塁手に取り組んでみていかがですか
難しいですね。
―今年の慶大はどのようなチームですか
打撃が売りなので、打って勝つチームだと思います。
―主将としてどのようなチームにしていきたいですか
やっぱり、慶應らしさを出して慶應らしく戦いたいなと思います。
―慶大打線の投打のキーマンは
1番の山本(泰寛)が出塁すれば点につながると思います。投手はやっぱり加藤(拓也)ですね。
―現在の調子はいかがですか
普通です(笑)。1番のメインはやっぱりバッティングなので、もっと調子を上げていきたいなと思います。
―今季も4番に座ることが予想されますが
ランナーがいたら返せるような4番バッターになりたいです。マークされているので、その中でどれだけ打てるかというのことを課題にしています。その課題をクリアできれば打点にもつながると思います。
―今年の法大の印象は
畔上(翔)がキャプテンをやっていて、畔上はすごくリーダーシップがあるのでまとまってくるなと印象があります。手強い相手だと思います。
―法大で注目、警戒してる選手は
どっちも畔上です(笑)。
―やはり同じ日大三高の選手は意識されますか
しますね。
―法大に付け入る隙があるとすれば
畔上を抑えれば大丈夫じゃないかと思います。
―今季の目標を教えてください
チームとしてはもちろん優勝です。個人的な目標はあまりなくて、優勝に貢献できるような活躍ができれば一番いいなと思います。
―ご自身はドラフト候補としても注目されますが
プロに入るという思いは一番強いです、プロを目指していますね。
―今季の意気込みを
優勝です。
―ファンの方々へ一言
新しい慶應の野球を観れると思うので、是非球場に足を運んでください。
(取材:望月千草)
山本泰寛 副将
―昨年を振り返って
昨年は春優勝、秋4位という結果になってしまって、春に優勝したことに少し満足してしまったのかなという思いがありました。それで秋に緩みがあって、チームに隙ができてしまったという感じがします。
―昨秋、連覇に結び付けられなかった原因は
粘り強さというか、春は本当に全員で優勝に向かって一丸となってやっていたんですけど、秋は良い緊張感が春に比べてなかったなと思います。他の大学の「慶應には負けない」という気持ちが勝ってしまったのかなというの思いがあります。
―その中で見つかった課題や収穫は
一人一人の役割が打順にしても守備にしてもあるんですが、そういったものが非常にチームとしては大事なことで、それが一つになればチームとして強くなると思います。その役割が秋は果たせていなかったと思います。収穫は春に優勝して、初めて優勝という感覚を味わうことができたので、また優勝したいなという思いになれたことです。
―今季の開幕まであとわずかとなりましたが、心境は
チームとしても個人としても非常に調子が良いので、調整というよりはまた一歩成長できるように、今までと変わらずやっていきたいなと思います。
―沖縄でのキャンプで取り組んだことは
振り込みだったり、守備だったら基礎練習を中心に、ボールを多く取ったり打ったりしました。
―先頭打者として心掛けていることは
いかに多く出塁できるかというのを常日頃から心掛けています。
―今年の慶大はどのようなチームですか
みんな言ったと思うんですけど、打撃中心で、投手が取られた点数を打撃陣で打って勝つというチームだと思います。
―新監督に大久保監督が就任されましたが
熱い方で、選手とのコミュニケーションとかもすごく取ってくれます。ここは喝を入れなくてはいけないという時に本当にしっかり喝を入れてくれて、オンとオフがはっきりしていてすごくやりやすいですね。
―チームに何か変化は
慶應らしく、チーム一丸になるというか、自分の個性を生かしつつ、チームで一つになろうという感じでやっています。
―横尾選手はどのような主将ですか
横尾は実力もあるのでプレーで引っ張るとともに、野球をよく知っているのでいろいろプレーに対して細かく言っているので、背中で引っ張るじゃないですけど、そういうところがあります。
―今季の開幕戦を戦う法大の印象は
法大も去年から出ている経験豊富な選手が多いので、気が抜けないしすごい手強い相手だと思います。
―警戒している選手は
畔上選手です。長打力もありますし、畔上選手の前にランナーをためないということが鍵だと思います。
―法大に付け入る隙があるとすればどのようなところでしょうか
まだはっきりとは分かりませんが、野手は結構完璧な感じだと思います。投手陣は穴と言うわけではないですが、僕らは打撃のチームなのでそこを突けたらいいなと思います。
―今年度のチームの目標は
もちろんリーグ戦で優勝、日本一を目標に掲げてやっています。個人としてはまだタイトルを獲れていないので、何かしらタイトルを取りたいなと思います。
―最後にラストイヤーに懸ける思いを教えてください
最後だから思い切りやるとかではなく、本当に普段やってきたことをしっかり発揮できれば良いと思うので、普通に頑張っていきたいなと思います。
(取材:望月千草)
谷田成吾 外野手
―昨年を振り返って
春は優勝できたのですごく良かったなと思うんですけど、秋はあと一歩というところで優勝を逃してしまって結局4位でBクラスになってしまったので、今年は春秋連覇を目指してやっていきたいなと思います。
―秋に優勝を逃した要因は何だと思われますか
他のチームに比べて実力が足りなかったということに尽きると思います。その中でも特に、春は勝負どころで打てて、チームとしても勝負どころで抑えられていたんですけど、秋は勝負どころで打てなかったり点を取られてしまったというところが1番の要因かなと思います。
―オフ期間はどのように調整されましたか
トレーニングして体を大きくしたりだとか、バットを振り込むといったことを中心にやってきました。
―キャンプではどのような練習に重点的に取り組まれましたか
キャンプでは冬場にやってきたことを実戦に移行していく段階なので、冬場にしてきたことを継続して実戦に向かっていくということです。
―今年の慶大はどのようなチームですか
監督もよくおっしゃっていますけど、打撃が魅力のチームだと思うので、もちろん失点は少なく投手陣が抑えてくれると思うんですけど、少しの点差だったら逆転できるなとオープン戦で感じる部分があるので、点差が離れても自信をもって最終回まで戦っていけるチームだと思っています。
―横尾選手はどのような主将ですか
勝負に関してすごく厳しくやっていますし、よくやってくれていると思います。
―期待されている下級生や新入生はおられますか
1年生に原田匠という慶應義塾高校から入ってきた投手がいるので、リーグ戦で投げることもあるかなと思って期待しています。
―現在のご自身の調子はいかがですか
順調にきています。今年は初戦が法政ということで初戦から難しい試合になると思うので、初戦にしっかり調子の1番良いところを合わせられるようにと思って(練習に)取り組んでいるので、すごく順調に(調子が)上がってきていると思います。
―今季も中軸に座ることが予想されますが
ずっとやることは変わらないのでより良い結果をだせるように、自分の仕事をしっかりしたいなと思います。
―ベストナインなどタイトルへのこだわりはありますか
ないと言ったら嘘になりますけど、自分がしっかり結果を残した時に後からついてくるものだと思うので、意識はしていますけど、集中すべきところはしっかり力を出すというところだと思います。
―プロ入りは意識されていますか
プロ入りはもちろん意識しています。
―プロ入りを意識して取り組まれていることはありますか
特にそれを意識して取り組んでいる練習はないです。プロ入りを目指していても目指していなくてもやることは変わらないので、自分の1番いい成績を残したいと思って常に練習してはいるので、その先にあるかなと思って今はリーグ戦に集中しています。
―今年の法政の印象
常勝法政ですし、今年も良い1年生も入ってきたりして下級生にも良い選手がたくさんいるチームなので、すごく警戒しています。
―法大で注目または警戒している選手は
畔上選手が打つか打たないかで法政の得点力が変わってくると思うので、やっぱり畔上選手をしっかり投手陣で抑えてほしいなと思っています。
―今季の目標
リーグ優勝、日本一というものはずっとチームとして目指している部分なんですけど、個人としては三冠王を目指しています。
―リーグ戦に向けて意気込み
ずっと大学野球をやってきてもう最後の年なので、有終の美で飾れるように、集大成をしっかりお見せできるように、まずは春のリーグ戦頑張っていきたいなと思います。
―ファンの方々に一言
今年も法政大学と初戦から良い試合を見せたいと思っているので、一生懸命やっている姿を見に来てくださればいいなと思います。
(取材:宮田祐子)
加藤拓也 投手
―昨年を振り返って
春は勝ち星を挙げれましたが、秋はなかなか勝てず悔しいシーズンでした。大事なところで打たれたりして、勝負所での一球のミスが響いたと思います。
―昨春は最優秀防御率賞を獲得されましたが
昨年は勝ちも負けも経験して、良いとも悪いとも言えないですね。でも安定した投球は出来たと思います。最後まで投げ切れるスタミナはありましたが、コントロールが課題として残りました。
―先発投手として心掛けていることは
点を与えないということです。投げたらどういう形であれ、勝たなくてはいけないと思います。
―主戦を担うご自身に求められているものはなんだとお考えですか
先ほどもお話しした通り、自分が投げた試合は勝つということですね。
―開幕戦まであとわずかですが、心境は
変に意識せずに、いつも通りにやろうと考えています。
―現在の調子は
普通です。
―沖縄でのキャンプで取り組んだことは
沖縄は暖かくてたくさん投げ込むことができましたし、フォーム作りなどもしました。
―今年の慶大はどのようなチームですか
横尾さん谷田さんをはじめとした「打」のチームです。投手は悪いなりにも少ない点数で抑えられていますね。
―開幕戦の相手である法大の印象は
力のあるチームだと思います。気を抜くと打たれるので、決して気を抜いてはいけない相手です。
―警戒している選手は
畔上選手と、金子(凌也)選手です。金子選手には秋にホームランを打たれたので意識してます。
―最後に、今季の意気込みをお願いします
優勝できるように、チームに貢献したいです。
(取材:望月千草)
慶大予想オーダー
打順 | 位置 | 選手(学年=出身高) | 率 | 本 | 点 |
1 | (6) | 山本泰(4=慶應) | .280 | 2 | 2 |
2 | (3) | 山口(3=桐光学園) | .143 | 0 | 0 |
3 | (9) | 谷田(4=慶應) | .319 | 3 | 8 |
4 | (4) | 横尾(4=日大三) | .298 | 3 | 14 |
5 | (7) | 齋藤(3=慶應) | .219 | 1 | 5 |
6 | (5) | 沓掛(3=慶應) | .333 | 0 | 0 |
7 | (2) | 須藤(3=創志学園) | .000 | 0 | 2 |
8 | (1) | 加藤拓(3=慶應) | .231 | 0 | 2 |
9 | (8) | 梅野(4=福岡大大濠) | — | 0 | 0 |
慶大 主な投手陣
選手(学年=出身校) | 試 | 勝 | 負 | 回 | 振 | 防 |
加藤拓(3=慶應) | 9 | 2 | 3 | 44 2/3 | 33 | 2.62 |
三宮(4=慶應) | 8 | 4 | 1 | 38 1/3 | 20 | 1.88 |
加嶋(4=慶應志木) | 1 | 0 | 1 | 2 | 1 | 4.50 |
小原大(3=花巻東) | – | – | – | – | – | – |
亀井(2=慶應) | 2 | 0 | 0 | 3 2/3 | 2 | 7.36 |
原田匠(1=慶應) | – | – | – | – | – | – |
(※記録はいずれも昨秋の成績です)
フォトギャラリー
- ”Be confident!!” 横尾俊建
- 今季も4番を担う横尾
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- 1番・遊撃での出場が見込まれる山本泰
- ”三冠王” 谷田成吾
- 現役最多本塁打を放っている谷田
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- 最速153キロを投げ込む加藤拓