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【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大 リーグ王者に大敗喫し、入れ替え戦行き確定

バスケットボール

【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大 リーグ王者に大敗喫し、入れ替え戦行き確定

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大
2015年10月31日(土)
青山学院大学相模原キャンパス

前の試合で白鴎大が国士大に勝利したことにより、勝たなければ入れ替え戦確定となるこの試合。対する東海大もこの試合に勝利した瞬間リーグ戦3連覇が決まるため、厳しい戦いになることが予想された。
スタートから相手の激しくタイトなディフェンスに苦しめられ、1Qで大幅なビハインドを背負ってしまう。3Qで一度持ち直すも、王者には遠く及ばず大敗。この結果、入れ替え戦行きが確定した。

1 R
 今日も柱となる活躍を見せた沼田

試合結果

トータル試合結果

47
法政大学
5 1Q 23 87
東海大学
17 2Q 20
20 3Q 21
5 4Q 23

 

法政大学スターティングメンバー

選手名 学年 学部 身長/体重 ポジション 出身校 得点
#14 植村哲也 2  175/74 PG 明成 4
#67 佐藤翔耶 3 181/78  G 宇都宮工 8
#24 加藤寿一 4 192/79  GF 法政二 11
#12 柳川知之 2 192/82  PF 明成 2
#16 沼田凌 4 190/87  C 湘南工科大附 12

法政大学交代選手

選手名 学年 学部 身長/体重 ポジション 出身校 得点
#7 藤井裕太 3 社会  175/65 SG 厚木東 7
#11 中野広大 3 182/77  SF 土浦日大 0
#23 戸堀勇吾 2  190/79 PF 國學院久我山 0
CAP #35 山岸玲太 4 経営 179/72 SG 福島商 3
#91 竹内悠貴 1 195/85 C 西武文理 0
 

戦評

第1Q、法大ボールから試合開始。すぐに東海大ガード陣のディフェンスプレッシャーに苦しめられる。植村がボール運びでチャージングを取られると、オフェンスを組み立てられないままターンオーバーを連発。開始3分で2-10とリードを許す。すかさずタイムアウトをとり反撃したい法大だったが、ボールがうまく回らず、綺麗な形でシュートまで持ち込むことが出来ない。相手には何度も速攻からイージーショットへ繋げられ、気づけばスコアは5-23。まさかの立ち上がりとなった。
 
第2Q。塚原HCの「1本1本」という声がコートに響く。交代の藤井が東海ディフェンスに徐々に対応し始め、ボールが回るようになり、加藤、沼田のシュートが増えていく。しかし対する東海大は素早いパス回しから、外中バランス良く得点を重ねる。東海大の勢いを止めることができず、突き放されるかと思われた。しかし、苦しいところで藤井の流れるようなシュートが決まりチームを救う。苦しみながら耐え抜き、スコアは22-43。試合を折り返す。
 
第3Q、東海大ボールからスタート。すぐにインサイドから得点されるも、法大は得点源である佐藤がこの試合初となる3Pをようやく沈め、勢いに乗る。その後も藤井の3P、沼田のバスケットボールカウントで得点を重ねた。ブザーと同時に加藤が3Pを沈め、スコアは42-64。第2ピリオド、第3ピリオドの得点はほぼ互角であり、第1ピリオドの点差が悔やまれる点差となった。
 
第4Q。22点差を詰めたい法大だったが、気持ちの糸が切れたかのように足が止まってしまう。ガード陣からボールがうまく降りず、得点できない。残り7分、これまで法大を支えきた柱である沼田がファールアウト。相手に確実に点を重ねられ、着々と点差は開いていく。このピリオド開始7分を法大は無得点に抑えられてしまう。その後、主将山岸が3Pを沈めるも、時既に遅し。最後まで東海大の流れを切れず、47-87の大敗を喫した。
 
最終戦を前に、入れ替え戦行きが確定したウィザーズ。東海大相手に最後まで「戦う」ことができなかった。チームとは何か。目指しているものは何か。今こそもう一度、全員がチームと向き合うべきでは無いだろうか。最終戦で勝利を収め、笑顔でリーグを終えてもらいたい。(阿部暁野)

コーチ・選手コメント

 塚本清彦 ヘッドコーチ

ー今日の試合を振り返って
まずガードのところを潰されてしまいました。これは経験ですね。今すぐチームを変えるっていうのは難しいから。そのシーズンで頑張っていくしかないです。今日の相手は王者の東海大だから、どれだけ戦えるかということが一番のポイントでしたね。その部分で寿(加藤)をスタートに戻したところでそう簡単には行かないよね。けがしてて間の試合が抜けちゃってたので。こういう風にチームを作っていって入れ替え戦をどう戦うかというのが重要なんだと思います。
 
ー相手のDFに苦しむスタートとなりましたが
ガードがまず苦しんでしまいましたね。あれをガードが簡単に抜けるとロックが外れるんだけど、ターンオーバー、ターンオーバーになっちゃってね。まあしょうがないんですけど。哲(植村)はまだ勉強中です。最初のところで弱気になっちゃいましたね。
 
ー入れ替え戦も見据えた中で、今日はどのような試合展開を考えていましたか
DFでノーマルマンツーマンをしっかりやれるかということと、OFでプレッシャーかけられるのは分かってるから、そこでスリーメンアウトをしっかり使えるかっていうことですね。そういう最初の形みたいなものができるかっていうことがポイントでした。ただ一番最初に崩されちゃったからそこまで行かなかったけどね(笑)。やっぱり東海大のプレッシャーは強かったです。これは今後フィジカルを強化することとか、練習をもっとハードにできるようになることとかそういうことが重要になってきますね。それはもう一日にしてならないから、数か月から年単位でやっていく感じですよね。僕の経験として、前の学校でもインカレの準決勝くらいで青学とやって48点差くらいつけられて負けて、次の年にそれをリベンジするってなって13点差くらいで勝ったんですよ。今この子たちにも悔しさというものを持ってもらって、次東海大とどこで当たるか分からないけど、その時に今の悔しさをぶつけられるかがポイントなんですよね。スポーツってそこからしか生まれないので。“sports”の意味というのは「愉しみ」だけど、スポーツの根源というのは戦いだからね。悔しさの無い者が戦いには勝てないんですよ。だから、今日ああいう展開になってしまったという悔しさが次のゲームに生かされるようになれば、それでいいんじゃないかなと思います。学生はよくやってると思うんです。色々言われてるし、システムも変わったし。ただ、その中で学生たちがどのようにトライしていくかが重要なんじゃないかなと思いますね。
 
ー最後のミーティングではどのようなことを選手に伝えましたか
戦わないことに対しての寂しさですね。(佐藤)翔耶っていうガードを何とかしてあげたいんですよ。一番最初のところから集中を持つということ。これです。あとは、法政はチームなのに悪くなったとき個でバラバラになるんですよね。バスケットボールってチームみんなで築き上げるものだから、誰かがミスしたときに周りが何もしないで独りぼっちにしたり、一人にされた方も自分で我慢しちゃうっていうのが見てて腹立たしいんですよ。「ドンマイ」とか「次DF頑張ろう」とか言葉をかけるだけでもいいじゃないですか。それだけでも気持ちが和らいでまた頑張ろうって思えるのに。どんどん落ちていってしまうことが問題なんですよね。徐々にやっていくしかないですけど。それから、今10チーム中9チームが我々のことを見下してるわけですよね。それは僕も悔しいんですよ。ただ、コーチは理論の中で戦うから、その理論を法政の子たちにもっと分かりやすく伝えてあげることと彼らと1年2年と共に汗をかいて相互理解を深めていくことが大切だと思います。それが始まったところだからけが人が出たりとか、理解を深める時間もないし、こういう結果もしょうがないですね。選手はよく頑張ってます。よくもがいてると思いますよ。
 
ー最終戦に向けて
勝つというか、戦う姿勢ですね。前回の明治戦は1Qで5-25だったかな。今日の東海大と一緒くらいですよね。しっかり戦って、なんとかその差を詰められるように頑張ります。
 

沼田凌

ー試合を終えて
今日はコーチ陣からも戦えてないと言われて、離されて、やっぱり当たり負けしてしまって、そこで戦えなかったことがダメかなと思います。
 
ー第1ピリオドで大きく離されましたが
言われているポジションでボールをもらうことができていなかったというのがあって、どんどん崩れていって、煽られてあんな風になってしまいました。それでも切り替えて頑張ろうってなったんですけど、その中で戦うことができなかったのでその部分はやはり戦っていかなければいけないなと。
 
ー東海のディフェンスが厳しく、沼田選手もいつもよりボールに触る時間が短かったように感じますが、改善点は
言われているポジションでボールをもらう、もしくはタイミングとか、そういう部分で頭を使っていかなければいけないと思います。
 
ー言われているポジションというのは
今日で言ったらハイポスト、もしくはツーガードポジションです
 
ーコミュニケーションがないとの塚本HCからのお言葉もありましたが
悪い時に集めて言え、とは言われているんですけど、今日は集まってというよりは個人個人だったので、そこは1回ちゃんと集まってというのもやっていきたいです。
 
ーチームのなかで1番改善すべきところは
ひとりひとりの練習からの意識ですかね。試合を想定して、どういうプレッシャーが来るというのを練習中もイメージしてないとダメだと思うので、やっぱりそこの部分で練習中から戦っていくということをしていかなければいけないと思います。
 
ー今日の相手は橋本選手(東海大#21)でしたが
横の動きに弱いと思うので、どんどんドリブルで切っていこうというのと、外のシュートがうまいので、張られた時は簡単に振り返ってシュートを打たれないようにというのを意識していました。
 
ーファールがかさみましたが、原因は
全部ボールに絡みに行ってのファールだったので、まあちょっと無理なところにも行ってしまったかなと思います。冷静にボールを見て、行ければいいかなと思います。
 
ーリバウンドに対するチームとしての意識があまり高くなっていないように感じますが
絡む人数が圧倒的に相手よりも少なくて、どんどんみんなも絡むという意識を持っていかないと、取れる取れない以前にその場にいないので、そこの気持ちの改善は必要かなと思います。
 
ー入れ替え戦が確定となってしまいましたが
今日みたいに戦えていないとなるとやっぱり相手に喰われると思うので、どんどん戦う意思を出していこうと思います。
 
ー明日の最終戦に向けて
何度も言いますけど、戦っていこうと思います。
 

藤井裕太

ー今日の試合を振り返っていかがでしたか
今日は東海ということで勝ち負け関係なく、次につながる試合をしようっていうことだったんですけど、スタートから戦えてなかったのでそれが反省点です。
 
ーボール運びの際の東海のディフェンスによるプレッシャーは強かったですか
強かったですね。そこでターンオーバーしてしまっても、もっと平常心を保ってプレイできればと思います。
 
ーミーティングで塚本ヘッドコーチに何を言われましたか
戦ってないっていうことですね。戦うことが前提だし、これからも試合していく中で大事になってくるし、戦えば次につながる試合になると思います。
 
ーよく重要な時に得点してますね
重要な時かそうではないかっていうのはあまり意識してません。でもペネトレイトとかスリーとかはどんどん仕掛けていこうとは思っています。
 
ー序盤で大差がついたことについて
自分は途中からの出場なので、少しでも良い方向に持っていければと思ってプレイしました。
 
ー明日の試合にむけて
今日で入れ替え戦が決定してしまったので入れ替え戦も意識して、良い状態で試合を迎えられるようにチームで戦っていきたいです。
 

クローズアップ

10個の質問で法大バスケットボール部員の素顔に迫る新企画。バスケや普段の生活について伺います。

※次回の人を指名する制度。※毎回更新できない可能性もあるのでご了承ください。

財前大輝(営3)

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①背番号#27の由来は何ですか
高校の時から27番を使ってました。兄が27番だったので受け継いだ感じです。
 
②お兄さんの他に兄弟はいますか
3人兄弟です。自分は1番下で末っ子です。
 
③バスケ部で仲の良い人は誰ですか
みんなですかね(笑)特に仲良いのは上山、翔耶、翔馬ですね。
 
④仲良しエピソードはありますか
今治の合宿の時に海に行ったことです。
 
⑤好きな女の子のタイプは
特にないです。好きになった人がタイプです。的広いというかこだわってないです(笑)
 
⑥最近あった面白い話をお願いします
目黒翔馬が15年寝てないらしいっていう話(笑)
 
⑦最近の悩みは
周りで彼女できた人が多いのに、僕は1人なので寂しいな、って感じです。クリスマスもひとりぼっちです。クリスマスは女の子とデート行きたいですね(笑)
 
⑧持ちネタを披露してください
ま・さ・かのショートコント♩
シャンプー押してるぅ♩
バスケ部でこれを見た人なら分かると思います(笑)
 
⑨好きな芸能人は
堀北真希と北川景子です。2人とも僕に何も言わずに結婚したので怒ってます(笑)
 
⑩次の人の指名をお願いします
特に仲が良い佐藤翔耶で。

フォトギャラリー

  • 1 R今日も柱となる活躍を見せた沼田
  • 2 R重要な場面でチームを救う藤井
  • 3 R復帰後初めて2桁得点となった加藤
  • 4 Rリーグ中成長を続ける植村
  • 5 R塚本HCの期待に応えることができるか(佐藤)
  • 6 R沼田の穴を埋められるセンターへ(柳川)
  • 7 Rディフェンスの要、山岸
  • 8 Rプレータイムが伸びてきている戸堀
 

 

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