【自転車】春合宿取材 監督・トラック班インタビュー

自転車

【自転車】春合宿取材 監督・トラック班インタビュー

2016年3月19日(土)
法政大学 自転車競技部 東村山合宿所

新しい年度が目前に迫る3月中旬。4月に全日本自転車競技選手権大会 トラック・レース(全日本トラック選手権)が控えるトラック班のシーズンインのため、都甲泰正監督、新4、3、2年にインタビューを行なった。冬の間、トレーニングで鍛えぬいてきた彼らの姿を見るまで、あと少し―。

※掲載が遅れましたこと深くお詫び致します。

DSC 3678 R
新主将としてチームをまとめる青野

監督・選手コメント

都甲泰正監督

ー現時点でのトラック班の仕上がり具合
全然だめだと思った方がいいですね。仕上がり具合は。冬場は体をつくってきました。当然(自転車には)乗っていたんですけども、乗り込み的にはウエイトトレーニングをやっていた時間があったので、他の大学さんは乗り込み中心でやっていましたから、今の段階でははるかにほかの大学さんの方が先にいっていますね。ただ、インカレというのが最終目標なので、そこに間に合わせるという合宿をこれからやっていくということですね。春先の仕上がり的には最悪ですね。例年になく最悪です。ただこれが夏になったときどう出てくるか。というのを楽しみにしてもらいたいというのはあるんですけど、私が監督になってからはコーチ陣をつけて、色々な取り組みをしてきているんですね。ウエイトトレーニングを寺崎、新村についてはずっとやってたので、それが功を成してあのタイムが出たのかなというのがありましたけど、毎年新しいことをどんどん取り入れてやっていくんですけど、これからシーズンに入ったとしても、グラウンド班については同じ筋トレをやりながら、自転車競技に生かせる筋肉に変えていく、というのがコーチ陣の指導の命なのかなという感じですね。

ーロード班はいかがでしょうか
指導陣の共通意識の中では、冬場ウエイトトレーニングをやってきたので、乗り込みを中心にという。一日200kmくらいやる乗り込みを中心にやっていこうということなんですけど、今までは千葉の立山とか鴨川のほうに行って200kmくらい十分に乗り込めたんですけど、ここ(東村山)に来て、ここから秩父方面とか埼玉方面のコースが初めて使うコースなので、みんな勝手が分からないので、恐る恐る乗ってるかなと。初めて乗ったコースって、注意しなきゃいけないところとか、危ない交差点だなとか、ここのコーナー危ないなという意識が自然と出てこない、常に意識して走らなきゃいけないので、トレーニング効果が上がってないんですね。そっちのほうに意識が傾いちゃうので。だから効果的にこの春合宿も最悪かなと。ロード班についても。乗り込みたいんだけれども、乗り込めないという感じですね。これはもうシーズンに入ってから逆に学校行ながら朝練習とか、学校帰ってきてからの練習とかが今度はここのほうができるので、シーズンに入ってからも小道あたりは十分に乗り込むことができるかなと。はっきり言って今年の新入生は最悪です。全国的にも優勝者は一人もいなくて、入賞程度の。でもさっき体を触ってみて、結構素質がある体で。全日本マディソンで優勝した新村が入ってきたときも全然高校の戦績がなくて、それでも法政で頑張りたいと言うのでとってきてやったんですけど、それがあの全日本に出て優勝すると。あそこまで行くんだなぁと。それは自分たちの指導もあるんですけど、本人の強くなりたい、全日本で優勝したい、オリンピックに出てメダルをとりたいという気持ちがないとどんな選手でも強くならない。そのメンタルの部分を私たちがおだてながらやっていければ、良い選手が育っていくのかなと。私のやり方は私が持っている技術を私だけが教えるんじゃなくて、7人のスタッフ陣みんなが持っているものを結集して選手を育てていければそこそこ戦えるのではないかと。

ー青野主将を含めた最上級生の方々について
強い選手が引っ張っていくという仲ではすごくいいバランスになっているかなと。そして、鈴木康平がグラウンド班のキャップ、堀川がロード班のキャップ、マネージャーがいて、副キャップが浅井というのが戻ってきますけど、すごくいいバランスで全体的に盛り上げながら、引っ張っていけるんじゃいかなと。この前の神宮で青野が優勝したということは、後輩から見れば頼もしい先輩だし、あとは後ろ姿というか背中を見て、後輩を自分たちが引っ張っていくと。雰囲気的には切磋琢磨、試合のときには一丸となって戦っていくのだなと、法政の伝統のようなものは青野に受け継がれるかなという感じですね。

ー全日本トラック選手権についてお聞きします。今年は出場される選手が多いですが
試合っておもしろいもので、全日本のクラスの選手と一緒に走ると、レベルが高いなと思いながらも自分がそこに一緒にいっちゃうっていうおもしろい現象があるんですよ。今回、荒井がオーストラリアに行って、去年の世界団体追い抜きの3分56秒くらいで走った、オーストラリアのチームの人たちと一緒にレースをやってるんですね。それでどうだったって言ったら「強いです。あそこまで強いのは見たことないです。」とは言ってるんだけど、もう荒井の中では、気持ちの面ではそこのレベルまでいっているので全然効果が違うんですよ。だから、全日本でボロボロに負けてもいいんですよ。その経験をさせる方法が重要で。練習するよりも、メンタルの面も全日本のメンタルに合わせる、そこから練習するとすぐそこに合わせられる。全日本の結果はどうでもいいんです、去年はマディソンでたまたま優勝しましたけど、今年も青野とか鈴木康平とかチームスプリントあたりはそこそこやってくれると思いますけど、みんなに経験をさせると。その崎、インカレを見据えてとりあえず出てみな、という感じです。

ー今年の目標
目標としてるのは、団体追い抜きの(インカレ)二連覇というのと、ロード班については上位にどれくらいけるか、というところですね。実はCSC(今年のインカレのロードのコース)は私がインターハイで優勝しているコースなので、あのコースの走り方っていうのは全部分かってますので、どういう風にすればいいかというのは私も総監督も分かってるので、それを7月、8月あたりの合宿で仕上げていきたいなというのが目標ですかね。7人ずつの新人を入れていきますので、どういう新人が入るか分からないですけど、それによってまたインカレの総合優勝が狙えるかなと。調整の仕方が大学生って下手なんですよ、なのでそこに一流のコーチ陣が必要なので。そこに私なりの監督業をしていきたいなと思っていますので、選手の体を触っていかないとその選手がどういう骨格をしていて、どういうトレーニングをしたらいいのか、強くなっていけるのか、というのを「いい体だよ、強くなっていけるよ」と言いながら選手との信頼関係の中で盛り上がっていけたらいいかなという感じですね。

青野将大(法3)

ー今日の練習はどういうものですか
雨が降っていたので、本当は今日は長距離に乗る予定だったんですけど、それができなくて、今まで冬もやってきたウエイトと室内でのワットバイク、パーマックスっていう二つ機械があるんですけど、それとローラーを使って練習してます。

ー青野選手の仕上がり具合
今は、正直全然練習ができていなくて(苦笑)。就活で週6回練習があるうちの半分も出てないかなっていう感じで。夜帰ってきていつも室内練習してる感じで。もうちょっとロードに行きたいなっていう気持ちはあるんですけど…。中々練習できてないですね。

ーベロドロームで練習されるのはいつからですか
2日後からですね。

ーそこではやはり団体追い抜きの練習をされる予定ですか
基本団体追い抜き(の練習)で、4日間あるうちの1日は部内で記録会みたいなことをして、今のタイム、今の自分の力をちゃんとみて、それを踏まえた上で、またどういう練習をしていったらいいのかっていうのをみてやっていこうとしていますね。

ー全日本トラック選手権についてお伺いします。この大会を意識したのはいつごろですか
去年のインカレに優勝して、それで大学での日本一は初めてだったんですけど、鈴木(康平)と一緒に高校の日本一もとって、大学日本一とって、引退までには区切りのない、本当の日本一をとりたいなって話してて。やっぱりインカレが優勝してぐらいから意識し始めました。

ー目標とするタイムとしては
全日本トラックは大学とかいう区切りもなくて、県の区切りで。例えば強いチームだと、岐阜県とか和歌山県とかそういうのも出てきたりするので、シーズンを考えると、4分10秒台を出さないと、インカレと同じくらいのタイムを出さないとやっぱり勝てはしないかなと思いますね。

ー団体追い抜きのメンバーの候補としては
今はずっと1こ上の先輩が引退してからやってきた、自分・鈴木(康平)・荒井・渡部っていうメンバーに、まだ1年生で団体追い抜きを走れるのが、高橋綜一郎と、鈴木良といるので、自分は絶対入れはしないんですけど、就活あって(苦笑)。ちゃんと練習してないと、自分も外されますし、ベストメンバーでいけるようにしたいですね。

ー団体追い抜きはプロの方が強いイメージですが、対策としては
団体追い抜きはタイムを出したもの勝ちというか、タイムが重要なので、他のチームを考えるというよりは自分たちがまとまって少しでもタイムを縮められるように。インカレのときもそうだったんですけど、あんまり相手チームは意識しないですね。

ー昨年度の全日本トラック選手権の団体追い抜きを経験しているのは荒井(佑太)選手だけとなりますが
競争種目とかだったらまた結構経験が必要だと思ってくるんですけど、団体追い抜きはどの大会でも同じように走るだけなので、特別に全日本トラックだから、と意識することはないですね。

ー期待の新入生
名前だけはちらほら知っていて。近藤(翔馬)っていうのが愛媛県出身で、僕も香川県出身なので、同じ四国として期待はしてます(笑)。少ない四国なので(笑)。僕と谷岡(尚輝)と、少ない四国(出身)なので、頑張ってほしいですね。

ー今年は団体追い抜きやチームスプリントなど団体種目での好成績が期待されますが、団体種目に特別に力を入れているのですか
特に意識はしてなかったんですけど、やっぱりチームで勝つって、インカレで勝って思ったんですけど、個人とは違った喜びがあるな、と感じて。中々自転車競技って人数も少なくて、高校とかだったら、強い人たちが集まらないとか、団体でうまく戦えないことがあるので…。僕のところも団体種目は結構意識していたんですけど、3人とインターハイのときの新入生が入ってきてすぐの新入生が入って、みたいなうまいチームがつくれないというのがあるので、大学に入って強いチームに入ると、強い人たちが集まって団体種目走るのは楽しいですね。

ー青野選手が主将になった理由
立候補はしていなくて、僕は会計という経理の担当も3年生のころかずっとしていて。監督と前主将の相本(祥政・人4)先輩からもやればっていうことを言われて引き受けましたね。

ー今の最上級生の方の連携はいかがですか
もっともっと高めていけるかなと思っていて。どんどんシーズンに入るにつれて、インカレで最後一番まとまれたらなと思ってますね。最上級生だけじゃなくて、1年生から4年生まで一丸となって戦いたいなと思います。

ー全日本トラック選手権に向けて
もう最後の年で、インカレに一番かけているっていうのはあるんですけど、全日本っていう区切りのない本当の一番がとりたいっていう気持ちがあるので、団体種目も、個人種目はスクラッチに出ようと思っているので、優勝できるように頑張ります。

鈴木康平(スポ3)

ー鈴木選手の今の仕上がり具合
例年のこの時期にしては悪くないですが、コンディションの仕上がり方が早すぎる気がするのでシーズン中は気を引き締めて集中できるようにしたいです。

ーチーム全体としての仕上がり具合
ONOFFがちゃんとできていて全体的なチームワークは出来ていると感じます。

―春合宿で強化したいこと
個人的にはオフシーズンにつけてきた筋力をバンクで活かせるようなスピード練習です。

ー団体追い抜きでは寺崎浩平(営4)・新村穣(法4)がいなくなりますが、その穴はどう埋めますか
先輩2人と走った事のある経験者3人(自分、青野、荒井)で1、2年生を強化して、2人以上の力と技術を本番で出せるように経験者も切磋琢磨してレベルを上げていきたいです。

ー後輩の方との連携はいかがでしょうか
昔より先輩と後輩の距離が近づいてきているので今後そこをうまくやっていきたいです。

ー最上級生として意識していること
リーダーシップのないバンク班長なので徐々に指揮をとれるように努力しています。

ー期待の新入生
埼玉の小泉(智也)と福岡の上野(恭哉)。小泉はスプリント力がなかなか強いので技と持久力をつけたらかなりのものになると思います。上野は逆にスタミナはあるのでスプリント力を強化するとタイム種目やレース種目でいい走りができるんじゃないかと。

ー全日本トラック選手権に向けて
勝ちます!!

菊山将志(人3)

ー春合宿で強化したいこと
全日本選手権があるので、チームスプリントの練習を兼ねたパワーの向上を目指してます。

ーチームとしては
短距離班はとりあえずタイムを縮めることが第一で、あとは全体的なレベルの底上げという感じですね。

ー全日本トラック選手権にはチームスプリントで出場される予定ですか
はい。

ーメンバーとしては
自分と(鈴木)陸来はほぼ確定で。あと一名、一応走順とかの話もあるのでまだメンバー決まってないんですけど、ほぼ出るのは自分と陸来じゃないかなと思います。

ー今のところ何走目を走りたいですか
一ですね。一走目です。自分よりスタンディングが速い選手がいれば、自分は三走に回ろうかなと思っています。

ー去年の全日本トラック選手権では表彰台を大学勢が占めていました。今年は意識しているチームなどありますか
意識していないって言ったら嘘なんですけど(笑)、一応去年優勝した鹿屋(体育大)がやっぱり、野上(竜太選手)と堀(航輝選手)がいるので。あの二人は強いので、鹿屋は目標かなと思いますね、短距離陣は。

ーベロドロームではどのような練習をされる予定ですか
久しぶりのドームなので、ドームは結構走り方にコツがいるので、とりあえず慣れることと、そこから実践的な練習、チームスプリントの合わせだったり、団抜きの合わせだったり、個人のスタンディングの練習だったりハロンかけたりとか、するんですけど、その途中で一回記録会を入れたりして、様子をみて。ほぼ全日本に合わせた練習になると思います。

ー新入生が入ってきてからのチームの雰囲気
まだまとまってはいないです。去年のインカレのときと比べると全然まとまっていない感じはしますね。

ーその中で最上級生として意識していることはありますか
常に、自分は主務なので、部を円滑に回さなきゃいけないので、全体を見て、誰と誰がぎくしゃくしていたりとか、あとは誰かが問題があったら相談に乗ってあげるとか、上級生としてはそれくらいしかやれることはないので、常に目は360度回転していますね!(笑)

ー期待の新入生
部門に分かれるんですけど、性格的に自分と似た、明るいような、ムードメーカー的なのは近藤(翔馬)って感じなんですけど、トラック班は山本(光洋)にしろ、小泉にしろ、上野にしろまだ高校生の感じが抜けていないので、トラックの体になっていないので、それになってほしいですね。それで松本(佑太)と堀込(統吾)はロードなので、分からないですけど、個人戦(全日本学生選手権個人ロードレース大会)とか学生シリーズ(全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ)とか、レースの機会が多いじゃないですか。なのでどんどん出て、経験積んで強くなってほしいですね。

-全日本トラック選手権に向けて
あたまとります!

荒井佑太(営2)

ーオーストラリア遠征はどうでしたか
行こうと思ったのは、やっぱり世界のレベルを体感したいなと思って今回の遠征に申し込んだんですけど、実際に行って日本とは違った自転車のシステムを見て、オーストラリアでは選手がちゃんと集中して競技に取り組める環境ができるてなと感じました。

ー具体的にシステムはどう違いますか
日本では交通量も多くて自転車のトレーニングがしにくいんですけど、オーストラリアでは自転車専用のレーンがあって。自転車のトレーニングに集中できる環境があってそういう面がすごいなと思いました。実際にレースを走ってみても自分今アンダー23のカテゴリーにいるんですけど、その1つ下のジュニアの世代でも、日本のアンダー23の選手と渡り合える実力を持っているので、やっぱりそこは若い世代の育成が進んでいるなと感じました。

ー得るものが多かったですか
オーストラリアっていう国は自転車が盛んだって聞いていたんですけど、自分で実際に行ってみてそれを体感したことによってレベルの高さを実感しました。

ー今、来月の全日本トラック選手権大会に向けて練習されてないると思いますが、出場する競技はチームパーシュートですか
はい。

ー今具体的にどんな練習を
今は昨年から課題としている持久力をつけるために、ロード練習に重きを置いています。

ーチームパーシュートで意識しているチームはありますか
ほかのチームを意識するって言うことは特に考えていなくて、自分たち法政のチームが目標とするタイムを出せるように、全日本のタイトルを取れるように集中しています。

ー新入生が入りましたが、印象は
毎年春合宿が1年生の力量を見るような形になるんですけど、今年の1年生はすごく良い意味で物怖じをしないというか練習も先輩に食らいついてきますし、期待ができると自分は思ってます。

渡部将太(人1)

ー仕上がり具合
冬場、ウエイトで筋肉をつけてきたので、今それを上手く自転車のほうで変換できるように、トレーニングしているところで。結構いい感じに仕上がってると思います。

ー春合宿で強化したいこと
パワーが足りてないので、そこですね。

ー全日本トラック選手権の団体追い抜きのメンバーとはどうコミュニケーションをとっていますか
できるだけ先輩とコミュニケーションをとるようにしているので、先輩も気楽な感じで話かけやすいので連携はとれていると思います。

ー春合宿の間、渡部選手が個人的に取り入れているメニューなどはありますか
ウエイト頑張ろうと思ったので、ウエイトですね。

ー去年の全日本トラック選手権にも出場されていましたが
全日本は国内の中でもトップクラスのレースなので、その中で自分も走れたってことは結構いい経験で。今年も去年と同じ、原田(裕成選手)さんと走るので、去年の経験を生かして頑張ります。

ーマディソンの練習はいつされるんですか
ぶっつけ本番みたいな感じになるんですけど、ペアが普通に会えるような人ではないので、練習ではほかの先輩とかを誘って、ペアの人とやるのはぶっつけ本番になると思いますね。

ー法政のメンバーの方は意識していますか
法政というか、敵としてみていますね。

ー全日本トラック選手権に向けて
団抜きもメンバーで選ばれると思うので、最下級生でも恥じないように、先輩の足を引っ張らないように、がんがん引いて、優勝狙いたいと思います。

鈴木陸来(文1)

ー来月の全日本トラック選手権大会で出場する競技はチームスプリントですか
はい、怪我とかなければ決定ですね。

ー今、どんな練習をされていますか
今は下半身を主にパワーと筋持久力の練習と、インターバル。マックスパワーを出した後、どれだけ早く回復できるか練習していました。

ーチームスプリントに向けて、更に何か練習メニューを増やす予定は
スタンディングを速くしたいので、パワー系と後ろについて休むこととかを。次からバンクに入れるので。

ーチームスプリントでは何走目の予定ですか
まだ決まってないですけど1走カ2走だと思います。

ー一走か二走かは、どのように決めるんですか
ある程度メンバーを絞って、そのメンバーで合わせて走って1番良いタイムのメンバーと順番で決めようと思ってます。

ー新入生が入りましたがどんな印象ですか
仲が良いなという印象です。

ー鈴木選手が新入生として練習に参加された時と比べてどうですか
ロードとかは結構ついていけてたので、自分達の代は結構大学が決まって練習してなかった選手が多かったんですけど、乗りこんで来てくれたのかなっていうのは練習を見てありました。

ー後輩ができて心境に変化は
前はきつかったら泣いちゃったりとかしてたんですけど、後輩ができてもう自分を追いこむ気持ちで後輩にかっこ悪い姿をみせ無いように頑張りたいと思います。

高橋綜一郎(営1)

ー今、来月の全日本トラック選手権大会に向けて練習されていると思いますが、出場する競技はチームスプリントですか
まだ分かんないんですけど、もし出させてもらえたら頑張りたいと思います。

ー今は具体的にどんな練習を
合宿中でちょうど長距離を乗りこむ練習を。スピード練習はあんまりしてなくて。

ー今後自身強化したいこと
自分はスピードが無いので、スピードをつけていけたら戦えるんじゃないかと思います。

ー新入生が入りましたが、印象は
部屋でも皆わいわいしてるんで、仲が良いなという印象ですね。

ー後輩ができたことで心境に変化は
負けられないなと思います。今までは一番下だったので負けても先輩だから仕方がないと思ってしまっていたんですけど、後輩に負けるのはちょっと違うのでこれから頑張っていきたいと思います。

鈴木玄人(人1)

ー春合宿で強化したいこと
短距離選手も長距離選手も距離をかせぐ練習をしていて。乗り込みがメインになると思うので、瞬発的な意識っていうのはつめて、とりあえず距離乗ってシーズン用に自転車にむけて体をつくる時期なのかなと意識してます。

ー具体的にはどのような練習をされていますか
ただただ距離乗るだけです。

ーロードのような公道を走ったりするのですか
そうですね、無酸素運動というよりかは有酸素運動をって感じですね。

ー全日本トラック選手権を見据えたものですか
全日本のメンバーも分からないので、なんとも言えないんですけど、シーズンにむけてですね。

ー全日本選手権はもし出場されるとしたらチームスプリントですか
じゃないですかね。本当になにも分からないので、なにも言えないんですけど…。

ー同期の方とどう差をつけていこうとお考えですか
最近長距離の練習をしていて、僕高校のころから長距離の練習をしていなくて。すごく苦手だったんですけど、最近やっとちょっと踏めるようになってきて。短距離選手の中では自分、ちょっといい感じで距離を踏めているんじゃないかなと。距離踏めるようになった自分、変わった体で短距離選手でやっていったらもしかしたら差がつくんじゃないかと思って。短距離なんですけど、距離を乗って。意識を変えて差をつけるというのを最近やっていて。成功するかどうかは分からないんですけど。短距離選手だけど距離を乗るっていう。ちょっと矛盾にはなるんですけど。

ーそれはご自分で考えられたんですか
自分で考えてやっています。短距離選手って距離乗らない、乗りたがらないんですけど、ちょっと頑張って踏んでみてます。

ーその一環としてRCS(全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ)行田クリテリウムも出られたんですか
そんな感じですね。

ークリテリウムは得意ですか
先入観として、ロードってメインでやってきていないので苦手意識がすごく強くて。不安要素がいっぱいのレースだったんですけど、やってみたらクラス2なので、そうでもないなって感じでした。

ートラック班の雰囲気はいかがですか

新入生が入ってきてからバンクに入っていないので、トラック的な意思疎通は何もできていないので分からないですけど春合宿を見た感じでは、やっぱりみんなロード嫌いだなっていうのは感じてます(笑)。

ーベロドロームではどのような練習をされますか
そこでやっと初めて距離乗ってた練習から無酸素運動てきな要素、もがきとか短距離の練習ができると思うので、そこでトラックの意識が高まるんじゃないかなと思います。

ー今年の目標
200フライングタイムトライアル、いわゆるハロンで10秒台が当然のように出せる選手になってやっとスタートラインに立つことができると思うので。2年生でやっとスタートラインに立てたらなと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 3678 R昨年のインカレ王者のメンバーでもある
  • IMG 5260 R常に新しいことを取り入れる都甲監督(写真は去年のインカレ時のもの)

関連記事一覧