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【卓球】平成28年度秋季関東学生リーグ戦 1部 対日大 接戦を繰り広げるも白星ならず、リーグ戦前半を1勝3敗で折り返す

卓球

【卓球】平成28年度秋季関東学生リーグ戦 1部 対日大 接戦を繰り広げるも白星ならず、リーグ戦前半を1勝3敗で折り返す

平成28年度秋季関東学生リーグ戦 対日大
2016年9月3日(土)
港区スポーツセンター

昨日の筑波大戦では敗れたものの、日体大戦はストレート勝ちを収めた法大。勢いそのままに日大戦も勝利したいところだったが前半で3連敗を喫し、ダブルスとシングルスで2勝するも逆転できず。接戦をものにできず敗戦し、リーグ戦前半を1勝3敗で終えた。

DSC 004
ダブルスで3連敗の流れを断ち切った

試合結果

トータル試合結果

 2

法政大学

1

シングルス

4

4

日本大学

1

ダブルス

0

 

試合結果

  勝敗 選手名 スコア 対戦相手
1 ●  村井桂(国4)  0-3(2-11,7-11,8-11)   福田修也

2

●  青山昇太(営1)  2-3(11-7,11-7,8-11,8-11,6-11)  後藤卓也 
3 ●  南波裕輝(営3)  1-3(11-8,13-15,6-11,5-11)  周 
D ○  青山・高取侑史(法1)  3-0(11-8,12-10,11-8)  後藤・南谷将成 
4 ○  高取  3-1(11-9,10-12,11-7,11-8)  渡邊大地 
5 ●  大槻周瑛(法2)  2-3(10-12,11-6,13-11,10-12,5-11)  南谷 
6 -  矢野雅大(法2)  -  大塚大寛 
 

戦評

 昨日の筑波戦に敗れ、今季2部に昇格した日体大戦にストレート勝ちし、今季団体戦初勝利を収めた。いい流れで今日を迎えた中の日大戦。1部残留にはなんとしても欲しい勝利だ。

 1番手のエース村井桂(国4)は1セット目を2-11で落とす。「自分の持ち味である3球目が発揮できなかった」と反省した。2セット目は3-3から5連続ポイントを取られ勢いに乗ることが出来ず、ストレート負けを喫した。

 2番目はルーキーの青山昇太(営1)。テンポの速いドライブが試合を占めるなか、緩急をつけたドライブブロックで1、2セット目を先取するが3セット目は8-7から5連続失点を許し、3、4、5セット目からの逆転負けとなった。

 流れを変えたい3番手の南波裕輝(営3)。1セット目は先取するも、2セット目ではデュースまで持ち込む。4セット目では相手のサーブの回転の判断などのミスが目立ち、7連続失点で相手のペースにやられ、セットカウント1-3で敗戦した。

 ダブルスでは今大会フル出場の青山・高取侑史(法1)ペア。1セット目は速いボールでの攻撃でお互い攻め合うなか、高取がゆっくりとしたドライブで1点を取ると、そこから流れに乗る。2、3セットでは相手にリードされていた中で連続ポイントで勝利を収めた。

 4番手は高取。今日の高取は気迫があった。1セット目から4-7と相手がリードしていたが、そこから7連続でポイントを取る。2セット目ではデュースで落とすものの、3セット目にはカウンターがラインギリギリに決まるなど相手を圧倒した。セットカウント3-1で、本日2つ目の白星を挙げた。

 チームにいい雰囲気が漂う中、応援にも活気が溢れた。6番手の大槻周瑛(法2)。いい流れのまま1セットを取るが2セット目は奪われてしまい、そこから崩れてしまった。結果フルセットをものにできず、惜しくも敗れた。

 今日の敗北により2部降格の入れ替え戦の影が濃くなってきた。チームの大黒柱として長年チームを引っ張ってきた主将村井の最後の団体戦である。その村井に1部残留という華を咲かすことができるのか。前半戦を1勝3敗で折り返す。春季の覇者明大をはじめとする「前半戦の相手とはレベルがケタ違い」の相手にどう泥をつけられるのか。(京岡沙寿乃)

選手コメント

村井桂 主将

ー今日の団体のシングルを振り返って
自分の持ち味であるサーブからの3球目が全然発揮出来ないまま終わってしまって、相手もとても積極的でパワフルな選手なので、その勢いに飲み込まれて一方的にやられてしまいました。

ー今日の試合のチームとしての振り返り
このチームはやっぱり最初青山と僕が点数を取らないと話にならないです。今回は青山と僕が1番と2番で団体に出させてもらって負けてしまって、チームのいい流れで渡せないまま終わってしまったので、みんないいプレーが出来ないで終わってしまいました。

ーダブルスと高取選手のシングルを取った後の応援の盛り上がりについて
自分と青山の調子が上がらない中で試合としては負けてしまったんですが、後半で結構競ることができたことはプラスだと思います。「もしかしたら逆転できるんじゃないか」っていう気持ちでみんなも応援頑張っていたのではないかと思うので、ああいった形になったんじゃないかと思います。

ー団体戦のシングルで負けが続いていることで相手からマークされているといった意識は
自分で言うのもあれなんですが、他の人は僕の時は「向かっていこう」といった気持ちを感じます。今回は自分がいいプレーが出来なかっただけですが、やっぱり向かってくる相手に対してそのまま勢いで押されてしまう部分があるなってイメージがあります。

ー春季3位でしたが今負けが続いていること状況について
春リーグはちょっと出来すぎていた部分があるので、今回みたいに負け続いているのは予想はしていたんですけど、耐えるしかないっていう気持ちで今やっています。

ー前半戦折り返して後半戦への意気込み
後半戦の3校とも僕たちより上か同じくらいの前半戦と比べたら全然ケタ違いのレベルで強いので今度こそは後半戦は前半戦より向かっていく気持ちを前面に出していきたいです。

大槻周瑛

ー今日の試合を振り返って
今日は、団体的には負けていたので思い切りやるだけだと思って最初からとばしていきました。

ー試合にはどんな気持ちで臨みましたか
シングルス3つ負けて、チームとして(勢いが)下がっていたので。思い切りよくやろうというだけでした。

ー厳しい展開となりましたが原因は
最初から波乗れなかったこともあるのですが、チームとして準備を怠っていたのかなと思います。

ー対戦相手の印象は
去年負けている相手で戰型も似ている選手でした。なので粘り負けないようにしました。

ーベンチの雰囲気が変わったきっかけは
ダブルスが勝ってくれて、良い流れを持ってきてくれたのでそこから変わっていったと思います。

ー前半戦を振り返って
負け越してしまっているのですが、後半戦にチャンスはあると思うので、全部勝つつもりで頑張りたいです。

ーチームとしては
チームとしても、最初からとばしていって良い成績を残せれば良いかなと思います。

ー主将最後のリーグ戦ですが
村井さん最後なので、最低でも降格はしないように自分も力になりたいです。

ー次戦への意気込み
今2敗しているので、ここからが一つも負けないように終わりたいと思います。

高取侑史

―今日の試合を振り返って
前半0-3で団体として負けていて、自分はダブルスとシングルスが控えていたので、自分で(団体での)2点を取るんだという気持ちで臨みました。

―秋リーグでのシングルスでは初勝利でした
勝ったことにとりあえずホッとしています。

―チームとして3連敗していた中でダブルスに臨んだ気持ちは
対戦相手は前回の春で勝っている相手だったので、その時みたいに相手の苦手なところばかり攻めて、自分たちの卓球をするように話し合って臨みました。

―リーグ戦前半を振り返って
五分五分でとりあえず折り返したかったんですけど、1勝3敗で折り返して危うい状況なので、残りの3試合全て勝つつもりでこれからの1週間しっかり練習していきたいです。

―その間に修正したい点などはありますか
勝負所でのダブルスで負けることが前回もあったし今回もあったので、もっとしっかりダブルスの練習を取り組んでいくことと、自分のことではシングルスでもう少し自分らしいプレーをできるように練習に取り組んで行こうと思います。

―次の試合に向けて
あと3試合残っていますが、3試合とも勝って1部残留目指して頑張りたいです。

 

フォトギャラリー

  • DSC 004ダブルスで3連敗の流れを断ち切った
  • DSC 001今季初のストレート負けを喫してしまった村井
  • DSC 002ルーキーの青山は逆転負け
  • DSC 003相手のペースに流されてしまった南波
  • DSC 005ダブルスではフル出場の青山(写真㊧)と高取
  • DSC 006高取は秋リーグのシングルス初勝利を挙げた
  • DSC 008大槻もフルセットをものにできず
  • DSC 007ベンチからは大きな声援がとぶ
 

 

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